昌一金属闘争勝利!港合同総決起集会

民事再生を使った組合潰しは許さんぞ!那須電機鉄工による選別解雇攻撃粉砕!を掲げた「昌一金属闘争勝利!港合同総決起集会」(主催、全国金属機械労働組合港合同・全国金属機械労働組合港合同昌一金属支部)が7月24日、田中機械ホールで開催され、多くの労働者・市民・学生が結集しました。

「港合同の闘いを引き継ぎ、なんとしても勝利する!」

港合同執行委員の澤田さんが開会宣言。港合同・中村委員長が主催者挨拶。中村委員長は、結集した仲間に昌一金属闘争への支援に感謝を述べました。そして、昨年の12月に昌一金属社が民事再生を申請してから那須電機鉄工社による労働組合潰し・組合役員の選別解雇など、昌一金属争議の経過を報告したあと「昌一金属支部への攻撃をこのまま見過ごせば、全国で同じようなことが起きる。港合同の闘いを引き継ぎ、なんとしても勝利する!」と提起しました。

「昌一金属闘争に勝利するまで共に闘う!」

集会に駆けつけた仲間からの連帯挨拶。関生支部・武谷副委員長は「この間の現場闘争で那須電機鉄工社を追い込んでいる。昌一金属支部の副委員長と書記長の現場で訴える姿に感動し、学ばせてもらっている」。
全港湾大阪支部・吉馴書記長は「昌一金属支部にかけられている攻撃や関生支部への攻撃は、自らにかけられている攻撃と同じだ。闘争に勝利するまで共に闘う」。
関東から駆けつけた国鉄千葉動力車労働組合・中村副委員長は「那須電機鉄工社の千葉・八千代工場に抗議行動を展開している。4人の選別解雇を撤回させ、福崎工場に残っている労働者を組合に取り戻すまで闘おう!」。
朝鮮総連西大阪支部・金委員長は「私たちの差別と人権を守る闘いは、港合同の仲間の支援で闘ってきた。裁判所が資本に寄り添い、法律を悪用することを許してはいけない。」
港地区平和人権連帯会議・小谷事務局長は「市職港区役所は港合同と官民連帯で闘ってきた。維新は労働者の分断を展開てきた。労働組合法を無視する攻撃に対して、共に闘う!」

「労働組合をよみがえらすために、現場の闘いと社会的な運動が必要だ」

続いて、弁護団からの闘争報告。北本弁護士は「現代の社会において、労働組合は基本的な権利であり、必要なものだ。国鉄分割民営化以降、政府や資本は労働組合を抑圧し、ストライキの無い社会は良い社会かのように言ってきた。しかし、30年間も賃金が上がらない社会は良い社会なのか。労働組合をよみがえらすことが大事だ。昌一金属闘争に勝利するために、現場の闘いと社会的な運動が必要だ!」。
久堀弁護士は、「こんなにわかりやすい資本の嫌がらせはない。この闘いは絶対に勝たなければならない闘争だ。昌一金属も那須電機鉄工も組合を差別していることは明らかだ。組合事務所明渡の仮処分審尋も怒りを覚えた。木下委員長が裁判官の言及に怒りを抑えていた姿に共感した。皆さんと共に勝利するまで頑張ろう!」と行動を提起しました。

「闘争に勝利するまで闘う!」

昌一金属支部の執行部4人が登壇しました。木下委員長は「ここまで闘ってこれたのは、皆さんの支援のおかげだ。なによりも執行部4人が団結して闘ってこれたことがうれしい。昌一金属支部65年の歴史を引き継いだ組合事務所を砦として守ってきた。昌一金属や那須電機鉄工の組合潰しを絶対に許すことはできない。闘争に勝利するまで闘い続けるので、引き続きの支援を願う!」と決意を表明しました。
最後に、昌一金属支部・書記長がリードする「団結ガンバロー!」を参加者全員が唱和して集会は幕を閉じ、デモ行進に挑みました。

「デモ行進、昌一金属本社前の怒りのコール」

デモ行進は、田中機械を出発し、昌一金属市岡本社前を通り港警察署から港区役所、市岡西公園までのルートです。旗や幟がはためき、昌一金属支部・書記長の元気いいコールのデモ隊は、沿道を行き交う港区民らから注目を浴びました。昌一金属本社前でのシュプレヒコールは圧巻でした。解散地点の市岡西公園で、港合同・玉置事務局長のリードで「団結ガンバロー!」を参加者全員が唱和してデモを終えました。
昌一金属社・那須電機鉄工社の組合潰し粉砕!組合役員の選別解雇撤回!昌一金属闘争に勝利するまで闘うぞ!

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