8.6ヒロシマ暴処法弾圧粉砕!広島拘置所前・激励行動

反戦・反核運動潰しの「8.6ヒロシマ暴処法弾圧」で長期勾留されている5名の仲間を激励と広島拘置所の人権侵害を糾弾し収容者の処遇改善を求めるために、関生支部と関西労組交流センターの仲間が9月21日、広島拘置所前で抗議集会を展開しました。

「反戦・反核運動潰しを許さないぞ」

広島拘置所正門前では、関生支部と関西労組交流センターの仲間19人が結集し、今年の2月28日に不当逮捕され、7ヶ月間にもおよぶ長期勾留されている5名の仲間を激励し、拘置所内の人権侵害ともいえる処遇を改善する抗議集会を開きました。
広島拘置所正門前では、関西労組交流センターの深町代表が開会宣言。深町代表は「反戦反核運動潰しの弾圧を粉砕し、不当に長期勾留されている5名の仲間を取り戻すまで闘い続ける!直近に発売された『週刊金曜日』の広島拘置所の現状を記した投稿は、世界中を驚かせている!広島拘置所は、人権を無視した収容者の処遇を直ちに改善しろ!」と行動を提起しました。

「5名の仲間を直ちに返せ」

関西労組交流センターの谷口さんがリードするシュプレヒコールを参加者全員が発したあと、関西から駆けつけた仲間の発言。高槻医療福祉労組の冨山玲子委員長、八尾北医療センター労組の出口さん、豊中の南谷さん、関生支部の武谷副委員長と大阪Aブロック、大阪Bブロックの組合員らが、不当に長期勾留されている5名の仲間に激励とそれぞれの現場闘争を報告。そして広島拘置所の人権侵害を厳しく糾弾し、収容者の処遇改善を強く訴えました。

「韓国民主労総・公共運輸労組の仲間が駆けつけた」

続いて、本日の抗議集会に駆けつけた韓国民主労総・公共運輸労組ヤン・ギュソ政策局長が発言に立ちました。ヤンさんは「息子と一緒に日本の同志たちの闘争現場を直接、目で見て連帯し、日本の同志たちの闘争を学ぶために訪問した。同志たち、私たちには労働組合という自分の権利と隣人の権利、民衆の権利までの探してくれる大きな家がある。広島原爆被害が二度と再発しないことを願う5名に何の罪があるのか?国家が民衆を動員して戦争を起こし、家族を戦場で失い、村で失い、アメリカ帝国主義によって数十万人の我々の民衆を失った。二度と民衆の被害が再発してはならないと主張する個人を拘束することを許すことができない。5名の同志たちの闘争は、正当で高い連帯意識を持った偉大な運動家だ。5名の同志たちに謝罪し、釈放を要求する。戦争反対!」(抜粋)と訴えました。

「5名を奪還して、11.3集会に挑む」

正門前では谷口さんがリードするシュプレヒコールで一旦締めて、北側に移動して、抗議集会を再開。
関西の仲間が発言に立ちました。豊中からは山田さんと女性の仲間、全学連の学生、日教組奈良市の有田委員長、関生支部の大阪Bブロック組合員、全国水平同盟の平沼さん、高槻の仲間、京都の田村さんらが、反戦・反核弾圧を糾弾し、勾留されている仲間を激励しました。
関西から駆けつけた仲間全員がマイクを握って発言したあと、深町さんのまとめ。「不当に勾留されている5名の仲間を取り戻し、11.3労働者総決起集会に挑もう!」と行動提起。最後に、谷口さんがリードするシュプレヒコールを参加者全員で行い激励行動を終えました。1時間超の行動でしたが、拘置所の舎房にいる5名の仲間に声が届いたでしょうか?5名に仲間を取り戻すまで、激励行動を継続します。

「10月末までに仲間を取り戻そう」

5名の仲間を遅くとも10月末までに取り戻し、11.3労働者総決起集会のステージで発言に立ってもらいましょう!そのためにも目標を設定し、計画を立てて具体的な行動を実践しましょう。
反戦反核運動潰しの弾圧糾弾!8.6ヒロシマ暴処法弾圧粉砕!5名の仲間を直ちに釈放しろ!

10.19反弾圧シンポジウムin東京開催決定!
日にち:2024年10月19日 土曜日
時 間:13:30受付 14:00~
場 所:国鉄労働会館
     (東京都港区新橋5丁目15-5)

 
 
 
 
 
 
主 催:連帯ユニオン関西地区生コン支部
共 催:連帯ユニオン関東支部
    労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会・大阪
    労働組合つぶしの大弾圧を許さない京滋実行委員会
    労働組合つぶしを許さない兵庫の会
お問合せ:連帯ユニオン関西地区生コン支部 06-6583-5546
PDFデータココをクリック
京都3事件無罪判決を求める署名のよびかけ
労働組合活動を犯罪扱いさせてはなりません
「京都事件」は、ベスト・ライナー、近畿生コン、加茂生コンの3つの事件(労働争議)を併合審理する刑事裁判です。労働争議の解決金を受領したことが「恐喝」とされています。
争議解決にあたって、会社側に解雇期間中の未払い賃金、雇用保障、組合の闘争費用などを解決金として支払わせることは、裁判所や労働委員会でも当然の実務として定着しています。ところが、警察・検察は、関生支部は労働組合を名乗る反社会勢力で、金銭目当てで活動してきたそんなストーリーで前代未聞の事件を仕組んだのです。
企業の団結権侵害に対する抗議行動や団体行動を犯罪扱いする警察・検察の暴挙を許せば、憲法28条が保障した労働基本権がなかった時代への逆戻りです。裁判所は毅然たる姿勢で無罪判決を出すべきです。すべての労働組合のみなさまに署名活動へのご協力をよびかけます。
署名活動の実施要領
提 出 先:京都地方裁判所第2刑事部
署名の種類:団体署名を実施します(個人署名ではありません)
      署名用紙は、  ココをクリック
集約と提出:第1次集約  9月末日(10月中旬提出)
      第2次集役  10月末日(11月中旬提出)
      最終週役    11月末日(12月中旬提出)
送 り 先:〒101ー0062
      東京都千代田区神田駿河台3ー2ー11 連合会館
      フォーラム平和・人権・環境気付
      関西生コンを支援する会 ホームページ  ココをクリック
      TEL:03ー5289ー8222
      関西生コン事件 仰天の現場証言~無罪の被告人と兵糧攻めされる業者【竹信三恵子のホントの話】
デモクラシータイムスで、「関西生コン事件」の解説。刑事裁判で無罪になった二人の組合員と、組合員を雇った、組合員に仕事を出したことを背景にセメントの販売を拒絶され兵糧攻めにあっているセメント製造業者をインタビュー。また、「産業別労働組合」の歴史の経過を詳しく解説。
動画閲覧できます ココをクリック
MBS(毎日放送)映像’24「労組と弾圧」がギャラクシー賞奨励賞を受賞しました。
5月31日、受賞式のようす ココをクリック
【MBSラジオがネットで聞けるようになりました】
ドキュメンタリー番組の前に放送されたMBSラジオ「関西生コン事件とは何か」がネットで聞けるようになりました。
以下のところから聞くことができます。
▼Spotify ココをクリック
▼Apple ココをクリック
▼Amazon ココをクリック

関生弾圧について家族の目から描いた『ここから~「関西生コン事件」と私たち』が5月10日、2023年日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞に選出されました。詳しくはコチラ ココをクリック

第26回ソウル人権映画祭で上映されました。 ココをクリック
6月13日から開催される、第26回ソウル人権映画祭(ソウルマロニエ公園一帯)。
14日(金)に『ここから「関西生コン事件」とわたしたち』が上映されます。英語・韓国語・字幕、韓国手話付き。全22作品を上映。

映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合潰しに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(左写真は松尾聖子さん)いまも各地で上映会がひらかれている。
お問い合わせはコチラ ココをクリック

 

ー 公判予定 ー

9月はありません
関西生コン事件ニュース 101(東京新聞「こちら情報部」) ココをクリック
東京新聞「こちら情報部」

保育園に入れるための就労証明が犯罪? 労組は反社? 逆転無罪が相次ぐ「関西生コン事件」が示す民主主義の危機 ココをクリック

関連動画 「関西生コン事件」報告集会 ココをクリック
関西生コン弾圧ニュース 102 中労委の現状に強い危機感 ココをクリック
関連記事 東京新聞こちら特報部 ココをクリック 東京新聞記事