京都事件シンポジウム / キャンパスプラザ京都
「京都事件シンポジウム 労働組合活動を犯罪扱いさせてはなりません!」(主催、関西生コンを支援する会)が11月12日、キャンパスプラザ京都で開催されました。
「労働組合活動を犯罪扱いさせてはなりません!」
橋本麻由さん(平和フーラム事務局次長)の司会でシンポジウムはスタート。染裕之さん(関西生コンを支援する会事務局長/平和フーラム共同代表)が主催者挨拶に立ち「労働組合活動を犯罪扱いさせてはならない」と提起しました。
「京都事件とはなにか」
片田真志弁護士(関生弁護団)が「京都事件とはなにか」と題した報告。
片田弁護士は、❶ベストライナー事件❷近畿生コン事件❸加茂生コン事件第1・第2の3事件を詳細にわたり分析・解説しました。
「画期的な名古屋高裁判決の意義」
続いて、中谷雄二弁護士(大垣警察市民監視違憲訴訟弁護団)が「画期的な名古屋高裁判決の意義」と題した報告。中谷弁護士は、警察の市民監視や情報収集の違法性を大垣警察警備課の事例と違法と認定した判決とその意義を詳しく報告しました。
「パネルディスカッション、活発な議論が展開された」
パネルディスカッションでは、金平茂紀さん(ジャーナリスト)、山田省三さん(中央大学名誉教授)、海渡雄一さん(弁護士/関西生コンを支援する会共同代表)をパネリストに迎え、竹信三惠子さん(ジャーナリスト)のコーディネーターで関生支部弾圧事件の労働組合活動を刑事事件としたことや、警察・検察・裁判所など司法のあり方などの議論が展開されました。
「弾圧を粉砕するまで闘う!」
最後に、関生支部・湯川委員長から、日頃の関生支部弾圧への支援のお礼が述べられ、弾圧を粉砕するまで闘う決意が表明され、シンポジウムは幕を閉じました。
※ シンポジウムの詳細は「くさり」12月号に掲載します。
第4回 人権問題シンポジウム 開催!
日 時:2024年12月7日 15:00~17:00
場 所:エルおおさか南館7階 南734
講 師:秋田 真志弁護士 テーマ:プレサンス元社長冤罪事件における
権力犯罪と人質司法
~取り調べ可視化が浮かび上がらせた
日本の刑事司法の闇~
資料代:500円
お問合せ:連帯ユニオン人権部 担当:武谷 新吾
TEL:06-6583-5546
労働組合活動を犯罪扱いさせてはなりません
「京都事件」は、ベスト・ライナー、近畿生コン、加茂生コンの3つの事件(労働争議)を併合審理する刑事裁判です。労働争議の解決金を受領したことが「恐喝」とされています。
争議解決にあたって、会社側に解雇期間中の未払い賃金、雇用保障、組合の闘争費用などを解決金として支払わせることは、裁判所や労働委員会でも当然の実務として定着しています。ところが、警察・検察は、関生支部は労働組合を名乗る反社会勢力で、金銭目当てで活動してきたそんなストーリーで前代未聞の事件を仕組んだのです。
企業の団結権侵害に対する抗議行動や団体行動を犯罪扱いする警察・検察の暴挙を許せば、憲法28条が保障した労働基本権がなかった時代への逆戻りです。裁判所は毅然たる姿勢で無罪判決を出すべきです。すべての労働組合のみなさまに署名活動へのご協力をよびかけます。
署名活動の実施要領
提 出 先:京都地方裁判所第2刑事部
署名の種類:団体署名を実施します(個人署名ではありません)
署名用紙は、 ココをクリック
集約と提出:第1次集約 9月末日(10月中旬提出)
第2次集役 10月末日(11月中旬提出)
最終週役 11月末日(12月中旬提出)
送 り 先:〒101ー0062
東京都千代田区神田駿河台3ー2ー11 連合会館
フォーラム平和・人権・環境気付
関西生コンを支援する会 ホームページ ココをクリック
TEL:03ー5289ー8222
デモクラシータイムスで、「関西生コン事件」の解説。刑事裁判で無罪になった二人の組合員と、組合員を雇った、組合員に仕事を出したことを背景にセメントの販売を拒絶され兵糧攻めにあっているセメント製造業者をインタビュー。また、「産業別労働組合」の歴史の経過を詳しく解説。
動画閲覧できます ココをクリック
ドキュメンタリー番組の前に放送されたMBSラジオ「関西生コン事件とは何か」がネットで聞けるようになりました。
以下のところから聞くことができます。
▼Spotify ココをクリック
▼Apple ココをクリック
▼Amazon ココをクリック
関生弾圧について家族の目から描いた『ここから~「関西生コン事件」と私たち』が5月10日、2023年日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞に選出されました。詳しくはコチラ ココをクリック
第26回ソウル人権映画祭で上映されました。 ココをクリック
6月13日から開催される、第26回ソウル人権映画祭(ソウルマロニエ公園一帯)。
14日(金)に『ここから「関西生コン事件」とわたしたち』が上映されます。英語・韓国語・字幕、韓国手話付き。全22作品を上映。
映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合潰しに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(左写真は松尾聖子さん)いまも各地で上映会がひらかれている。
お問い合わせはコチラ ココをクリック
ー 公判予定 ー
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