三井住友銀行本店前での宣伝活動 / 昌一金属闘争
港合同昌一金属支部と連帯ユニオン関生支部、関西ゼネラル支部は10月17日から31日までの8日間、「那須電機鉄工社の雇用差別を許さない、那須電機鉄工社は組合役員の解雇を撤回せよ」を掲げて、三井住友銀行本店前で宣伝・ビラ配布活動を展開しました。
「那須電機鉄工社の組合役員の解雇を許さない」
大阪市中央区北浜に所在する、三井住友銀行本店前では、関生支部役員がマイクを握り、那須電機鉄工社の労働組合潰し、組合役員を解雇した雇用差別を糾弾し、那須電機鉄工社の大株主である三井住友銀行に対して「ビジネスと人権に関する指導原則」や「人権尊重に責任あるサプライチェーンのガイドライン」に基づいた指導・改善を求めることを訴えました。
関西ゼネラル支部役員と関生支部役員が、横断幕を掲げて、三井住友銀行本店前を行き交う市民や会社員にビラを配布しました。
「会社員からの激励が多数あった」
港合同昌一金属支部が作成した「昌一金属闘争ニュース」は、市民や会社員らが快く受け取ってくれました。
会社員らから「頑張ってください」「応援してるよ」などの激励があったのが印象的でした。
午前10時30分ころから約1時間の行動でしたが、三井住友銀行本店前を行き交う市民や職員らの注目を集めた行動になりました。ビラは8日間で、298枚の配布でした。引き続き、三井住友銀行本店前での宣伝活動を展開します。
真相はこれだ!関生事件 無罪判決!【竹信三恵子の信じられないホントの話】20250411【デモクラシータイムス】
ご存じですか、「関西生コン」事件。3月には、組合の委員長に対して懲役10年の求刑がされていた事件で京都地裁で完全無罪判決が出ました。無罪判決を獲得した湯川委員長と弁護人をお呼びして、竹信三恵子が事件の真相と2018年からの一連の組合弾圧事件の背景を深堀します。 今でも、「関西生コン事件」は、先鋭な、あるいは乱暴な労働組合が強面の不法な交渉をして逮捕された事件、と思っておられる方も多いようです。しかしそうではありません。企業横断的な「産別組合」が憲法上の労働基本権を行使しただけで、正当な交渉や職場環境の改善運動だったから、強要や恐喝など刑事事件には当たらないものでした。裁判所の判断もこの点を明確にしています。では、なぜ暴力的組合の非行であるかのように喧伝され、関西全域の警察と検察が組織的に刑事事件化することになったのか、その大きな背景にも興味は尽きません。 tansaのサイトに組合員お一人お一人のインタビューも連載されています。ぜひ、どんな顔をもった、どんな人生を歩んできた人たちが、濡れ衣を着せられ逮捕勾留されて裁判の法廷に引き出されたのかも知っていただきたいと思います。
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増補版 賃金破壊――労働運動を「犯罪」にする国
勝利判決が続く一方で新たな弾圧も――
朝⽇新聞、東京新聞に書評が載り話題となった書籍の増補版!関生事件のその後について「補章」を加筆。
1997年以降、賃金が下がり続けている先進国は日本だけだ。そんな中、関西生コン労組は、労組の活動を通じて、賃上げも、残業規制も、シングルマザーの経済的自立という「女性活躍」も、実現した。そこへヘイト集団が妨害を加え、そして警察が弾圧に乗り出した。
なぜいま、憲法や労働組合法を無視した組合潰しが行なわれているのか。迫真のルポでその真実を明らかにする。初版は2021年。本書はその後を加筆した増補版である。
◆主な目次
はじめに――増補にあたって
プロローグ
第1章 「賃金が上がらない国」の底で
第2章 労働運動が「犯罪」になった日
第3章 ヘイトの次に警察が来た
第4章 労働分野の解釈改憲
第5章 経営側は何を恐れたのか
第6章 影の主役としてのメディア
第7章 労働者が国を訴えた日
エピローグ
補章 反攻の始まり
増補版おわりに
映画 ここから 「関西生コン事件」と私たちこの映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合潰しに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(左写真は松尾聖子さん)いまも各地で上映会がひらかれているお問い合わせはコチラ ココをクリック
ー 公判予定 ー
| 11月18日 大津第2次事件 大阪高裁(判決) |
14:30~ |
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