湖東協組事件の第7回公判が、1月28日に大津地裁で開かれました。同日の法廷には、多くの支援者が傍聴に駆けつけてくれました。

検察が描く事件づくり

出廷した不当な長期勾留を強いられている仲間は、支援者の激励にしっかりと応えていました。
この日の公判は、証拠調べです。検察側の証人が出廷して、検察側と弁護側、さらに裁判官が尋問します。
この日の主尋問では、検察官からの質問に誘導されて、証人が証言しているような様子でした。
弁護団の反対尋問では、証拠として提出しているノートの中身が、あとで記載したことはなぜ?との尋問に対して、証人は「警察に言われて、思い出して書いた」と答え、ねつ造したような印象を与える様子や、建設現場における違法行為を一つひとつ認めるような証言など、検察の尋問で証言した証人の矛盾を追及し、検察が描く事件づくりのストーリーを、丁寧に指摘して覆していく内容でした。
不当逮捕された仲間が、完全黙秘を貫き、警察署の取調室のような密室の場所ではなく、公開される裁判所の公判の中で、でっち上げ事件の事実を暴露して、無罪を勝ち取ることを実践するという闘いを示した公判でした。

関生支部の運動の正当性を証明していく

引き続き今後の公判でも、警察・検察の事件づくりの実態を追及し、不当弾圧されている仲間と関生支部の運動の正当性を認めさせる闘いが求められています。
この日の公判の支援傍聴に駆けつけてくれた関生支部の組合員や労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会をはじめとする労組・市民団体など支援共闘の仲間のみなさん、ありがとうございます。本当に感謝しています。今後も継続した支援と協力をお願いします。

滋賀 恐喝未遂事件
第8回 公判
日時:2019年2月7日 10:00~12:00
第9日 公判
日時:2019年2月22日 10:00~17:00
場所:大津地方裁判所
大阪 威力業務妨害事件
第1回 公判
日時:明日 2019年2月1日 13:30~
場所:大阪地方裁判所 大法廷 201
滋賀 大津生コン協組 威力業務妨害事件
第1回 公判

日時:2019年2月28日 11:00~12:00
場所:大津地方裁判所

「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ
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