「韓国の仲間と共に吉田生コン社の労働組合つぶし攻撃を糾弾！」
連帯ユニオン関西地区生コン支部は、韓国・建設労組の訪日団と関生支部の役員・組合員を含めて総勢25名で7月6日の土曜日、吉田生コン社前で第3弾の抗議行動を展開。吉田生コン社の不当解雇・不当労働行為に対して、関生支部と韓国の仲間のシュプレヒコールで気勢をあげる抗議行動と、吉田生コン社の経営者がおこなう不当・不法行為を近隣の労働者や住民にアピールしました。
「会社の解雇は正当な理由がない不当労働行為」
2019年4月末、吉田生コン社が組合員4名の解雇を強行するという労働組合つぶしの攻撃を仕掛けてきたのです。
会社側の解雇理由に正当性はなく、「連帯ユニオン関西地区生コン支部の組合員だから解雇する」と経営者が発言するなど、不当解雇は明らかです。そもそも労働組合の組合員であることを理由とした解雇は、労働組合法で会社が禁止されている「不当労働行為」なのです。
この露骨な労働組合つぶしの攻撃に対して連帯ユニオン関西地区生コン支部の仲間が、韓国の仲間と共に吉田生コン社の工場前に結集し、抗議行動を展開したのです。
「吉田生コン社は１１０番したが」
15分くらいして抗議行動の現場にパトカーが赤色灯を焚いて到着。警察官は関生支部の役員に「110番があったから来なければならない」と言い、少し離れたところから静観していました。私たちの正当な組合活動に対して警察官は為すすべがないのは当然のことです。
「大阪広域生コン協組のメンバーを動員する吉田生コン社」
当日の現場で吉田生コン社は、関生支部と韓国・建設労組の抗議行動に脅威を抱き、大阪広域生コン協組の職員を動員、私たちの抗議活動をビデオ撮影するなど挑発行為をくり返しました。
奈良県の労使紛争に大阪広域生コン協組が介入していることに、近隣の労働者や住民のみなさんは異常に感じています。
「韓国・建設労組の仲間の力強い支援」
抗議行動の現場で韓国の仲間はマイクを握り、吉田生コン社の労働組合つぶし攻撃を厳しく糾弾。さらに韓国の言葉での力強いシュプレヒコールをあげて、私たちに元気と勇気を与えてくれました。
吉田生コン社の抗議行動終了後、不当解雇された仲間が闘争支援のお礼と解雇を撤回するまで闘う決意を述べたあと、韓国の仲間から「闘争ベスト」が贈られました。ベストを贈られた仲間は、感激し「完全勝利するまで闘う」と改めて決意表明しました。
韓国・建設労組の仲間には、力強い関生支部への支援と権利侵害を受けている仲間への思いやりのある激励をいただき感謝します。本当にありがとうございました。
「解雇撤回・現職復帰するまで闘う」
不当解雇された吉田生コン分会の組合員は、団結を強化し、解雇撤回・現職復帰するまで闘う決意です。
吉田生コン社の「権力弾圧に便乗した労働組合つぶしの不当解雇」を絶対に許すことはできません。
連帯ユニオンの全国の仲間のみなさんや支援共闘の仲間のみなさんには、吉田生コン闘争へのご支援ご協力をお願いします。
「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ
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ストライキしたら逮捕されまくったけどそれってどうなの？（労働組合なのに…） 単行本 – 2019/1/30連帯ユニオン、小谷野 毅、葛西 映子、安田 浩一、里見 和夫、永嶋 靖久(著)
内容紹介
レイシスト（差別主義者）を使って組合破壊をしかける協同組合、ストライキを「威力業務妨害」、職場のコンプライアンス違反の告発を「恐喝」、抗議を「強要」、組合活動を「組織犯罪」、労働組合を「組織犯罪集団」と言い換えて不当逮捕する警察。
いま、まっとうな労働運動に加えられている資本による攻撃と「共謀罪のリハーサル」ともいえる国家権力による弾圧の本質を明らかにする！
お問い合わせは、連帯ユニオンまで TEL:06(6583)5546 FAX:06(6582)6547
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