和歌山県警による組合員の不当逮捕に強く抗議する

和歌山県警は本日(11月14日)、連帯ユニオン関西地区生コン支部のY副委員長を不当に逮捕した。和歌山県警による「労働組合つぶしの権力弾圧」に対して、関生支部は満腔の怒りをもって抗議する。
今回、Y副委員長は2017年8月に行った和歌山県海南市にある協同組合における抗議活動に関し、主導的な役割を果たしたとして逮捕されたものである。Y副委員長は、当日、「事件」とされる現場にはいなかったにもかかわらず、組合員との共謀を理由に不当にも逮捕された。まさに「共謀罪」の適用に他ならない。しかも、この「事件」についてはすでに3名の組合役員が不当逮捕・起訴され、公判が始まっている。このタイミングでの逮捕はY副委員長の勾留をさらに引きのばすことが狙いであるのは明らかだ。
労働組合つぶしを画策する警察、そして、その警察の暴走をチェックする機能を果たさない裁判所を、関生支部は強い怒りを持って弾劾・糾弾する。

関西生コン事件ニュース No.15 PDF
関西生コン事件ニュース No.16 PDF

「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ 
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ストライキしたら逮捕されまくったけどそれってどうなの?(労働組合なのに…) 単行本 – 2019/1/30
連帯ユニオン、小谷野 毅、葛西 映子、安田 浩一、里見 和夫、永嶋 靖久(著)
内容紹介
レイシスト(差別主義者)を使って組合破壊をしかける協同組合、ストライキを「威力業務妨害」、職場のコンプライアンス違反の告発を「恐喝」、抗議を「強要」、組合活動を「組織犯罪」、労働組合を「組織犯罪集団」と言い換えて不当逮捕する警察。
いま、まっとうな労働運動に加えられている資本による攻撃と「共謀罪のリハーサル」ともいえる国家権力による弾圧の本質を明らかにする!
お問い合わせは、連帯ユニオンまで TEL:06(6583)5546 FAX:06(6582)6547
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