黙っていては差別が前進する

アメリカで黒人のジョージ・フロイドさんが警察官に暴行され死亡する動画が流れたことで、アメリカのみならずヨーロッパやアジア、日本国内など世界中で抗議行動が広がっています。

「根深い人種差別」

警察官による暴力は許されません。アメリカの警察官は完全武装で、白人が多いのです。黒人は白人と比べ、警察官に射殺される率が2.5倍も高く、日常の運転中や歩行中でも警察官に止められて質問・検査を受ける率が2倍以上だそうです。
黒人は人口比で13%の少数集団です。警察だけでなくアメリカ社会全体でも差別意識が根強く、黒人を標的にした白人による銃乱射事件も起きています。
新型コロナウィルスでの死亡率も黒人は白人の倍なのです。病院へ行くお金がないとか、持病がある人が多いことなどから、社会経済的に不利な状況が露骨にあらわれています。
アメリカの人種差別は、先住民差別と奴隷差別があります。同じ人種が奴隷にされた国と違い、アメリカの奴隷制は完全に人種の違いに基づいていました。1863年に奴隷解放宣言が出ましたが、差別撤廃を求める公民権運動が起きたのは、その100年後です。アメリカの人種差別は、それほど根深く、現在も続いているのです。

「トランプ政権への抵抗は希望の印」

アメリカの評論家ジョン・フェファー氏は、「警察の蛮行」「新型コロナ感染が有色人種に集中していること」「経済危機のなか、失業率は1930年代の大恐慌以来最高で、有色人種が不均衡に大きな被害を受けていること」「トランプ大統領は、就任から人種差別的言動を繰り返し、今も挑発発言で事態を悪化させている」など、今のアメリカの危機の要素をあげ、「これらの要素により、怒りが沸点に達したのだと思う。特に非武装のフロイド氏が殺された事件で人々は『もうたくさんだ』と感じている」と指摘しています。
抗議運動は警察改革を要求していますが、大局的にはトランプ政権への抵抗です。黒人の生命尊重を訴える「黒人の命は大切だ」運動は2013年から続き、今は市長や連邦議会議員らエリートも支持しています。マティス前国防長官もデモ擁護の声明を出しています。ジョン・ジェファー氏は「抵抗運動は希望の印」と述べています。

「差別を許さない」

日本でも被差別部落、在日朝鮮民族、琉球、アイヌ民族などが差別されてきた歴史があります。女性や性的少数者への差別もあります。現代的なネットでの中傷やいじめという差別もひろがっています。
人は自分と同じタイプの人と群れ、何かしら違う人を排斥します。「黙っていては差別が前進する」ことを認識した行動が私たちに求められています。あらゆる差別を許さない運動を強化しましょう。

6/21 シンポジウム ~今、見逃せない労働組合弾圧~ (IWJ)

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公判が日程変更や中止になっています。確認お願いします。

労働組合やめろって警察にいわれたんだけどそれってどうなの(憲法28条があるのに…) 単行本 – 2020/3/6
連帯ユニオン、葛西 映子、北 建一、小谷野 毅、宮里 邦雄、熊沢 誠、海渡 雄一、鎌田 慧、竹信 三恵子(著)

内容紹介
戦後最大の「労組壊滅作戦」が進行。
警察・検察・裁判所による弾圧。
権力と一体となった業界あげての不当労働行為。
関西生コン事件の本質を明らかにする!
ストライキやコンプライアンス活動を「威力業務妨害」「恐喝未遂」として89人逮捕、71人を起訴。
委員長と副委員長の拘留期間は1年5か月超。
取り調べで「組合をやめろ」と迫る警察。
家族に「組合をやめるよう説得しろ」と電話をかける検察。
組合活動の禁止を「保釈許可条件」とする裁判所。
いったい誰が、なんのために仕掛けているのか「?関西生コン事件」の真相。お問い合わせは、連帯ユニオンまで TEL:06(6583)5546 FAX:06(6582)6547
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