「新自由主義」「市場原理主義」が横行する「大阪都構想」を粉砕しよう
大阪都構想をめぐる大阪府と大阪市の法定協議会は6月19日、都構想の最終案を賛成多数で可決しました。都構想を主導する大阪維新の会は、11月1日に住民投票を実施する考えを示しました。
最終案は、2025年1月に大阪市を廃止して4つの特別区に再編するなどとする昨年末に決めた具体案と同じで、今後は総務省との協議を経て、府と市の両議会で可決されれば、可決から60日以内に住民投票ができるようになります。
「吉村人気に煽られてはいけない」
「大阪都構想は、大阪市が行ってきた住民サービスが低下する」などの意見に真摯に答えない大阪維新の会・代表の松井市長は、「都構想よりもコロナ対応を優先すべきだ」との批判を必死になってかわそうと躍起になっています。
コロナ対応をめぐる大阪維新の会・代表代行の吉村知事の知名度アップを住民投票の追い風にしたい意図がハッキリ見えており、反対派は「住民投票が吉村知事の人気投票になってしまう」と警戒しています。メディアなどによる「吉村よいしょ」に煽られず、都構想実現によって発生する利害関係などの背景と本質を見極めることが重要です。
「税金は府民や市民のために使うのが首長の使命」
大阪維新の会の松井市長や吉村知事は、11月に住民投票を実施して、大阪都構想を実現することに執着しています。2015年の前回の住民投票で、否決されたのに。
住民投票や都構想にかかる費用は莫大な金額になります。コロナ禍によって被害を受けている労働者や中小零細事業者らのために税金を使うのが首長の使命であり任務なのです。このような無駄な税金を使わせないためにも都構想を阻止する運動を強化しましょう。
「都構想を粉砕するための闘いを展開しよう」
経済効率を最優先し、公的医療の縮小、保健所の統廃合など医療や福祉の切り捨てにより、公衆衛生を後退させ、感染症に弱い社会をつくったのが、大阪維新の会による府政・市政なのです。
「新自由主義」「市場原理主義」が横行することになる「大阪都構想」を粉砕するための闘いが、私たちに求められています。
駅頭や街頭に出て、都構想の本質を暴露し、都構想を阻止するための広報宣伝活動を展開しましょう。
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連帯ユニオン、葛西 映子、北 建一、小谷野 毅、宮里 邦雄、熊沢 誠、海渡 雄一、鎌田 慧、竹信 三恵子(著)
内容紹介
戦後最大の「労組壊滅作戦」が進行。
警察・検察・裁判所による弾圧。
権力と一体となった業界あげての不当労働行為。
関西生コン事件の本質を明らかにする!
ストライキやコンプライアンス活動を「威力業務妨害」「恐喝未遂」として89人逮捕、71人を起訴。
委員長と副委員長の拘留期間は1年5か月超。
取り調べで「組合をやめろ」と迫る警察。
家族に「組合をやめるよう説得しろ」と電話をかける検察。
組合活動の禁止を「保釈許可条件」とする裁判所。
いったい誰が、なんのために仕掛けているのか「?関西生コン事件」の真相。お問い合わせは、連帯ユニオンまで TEL:06(6583)5546 FAX:06(6582)6547
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