すべての差別を許さないための行動を

私には夢がある」と語ったアメリカ公民権運動の指導者キング牧師が、人種差別撤廃を訴えたワシントン大行進から57年となる8月28日、アメリカの首都ワシントンで大規模な集会が開催されました。
数千人にもおよぶ民衆が結集したリンカーン記念堂前では集会の参加者が、相次ぐ警察官の暴力で亡くなった黒人の名前を連呼して人種差別の根絶を訴えました。

「首からひざをどけて」

ミネソタ州で黒人のジョージ・フロイドさんが後ろ手に手錠をかけられ、身動きできない状態で白人警官にひざで首を圧迫されて窒息死させられた今年5月の事件をきっかけに、公民権団体などが開催を呼びかけた集会で「首からひざをどけて」と題したものです。

「構造的な差別を永久に終わらせる」

集会では、数日前にウィスコンシン州で警官に背後から7発撃たれた黒人のジェイコブ・ブレークさんの父親は、「黒人やヒスパニックの若者が苦しむ映像を見るのはうんざりだ」と怒りの声をあげ、「アメリカには白人と黒人で別々の司法制度がある」と批判しました。
キング牧師の孫で12歳のヨランダ・リネー・キングさんは、「私たちの世代が構造的な差別を永久に終わらせる」と強く訴えました。

「すべての差別を許さない闘いを」

世界のスポーツ界では著名な選手らが、「BLACK LIVES MATTER(黒人の命も大切だ)」と人種差別撤廃を訴えて行動しています。
私たち労働組合には、アメリカの人種差別撤廃運動に連帯して、あらゆる差別をなくすために行動することが求められています。日本にはびこるすべての差別を許さない闘いを展開しましょう。

ー 速報 ー
本日、奈良地裁で開かれた裁判のなかで、吉田生コン分会の1名の仲間の解雇撤回を確認しました。
明日、9月17日より職場に復帰することになります。
解雇撤回を勝ち取れたのも、日頃からの多くの方のご支援のおかげです。

1名の職場復帰は勝ち取れましたが、吉田生コン社からの攻撃が終わった訳ではありません。
また、もう一人の仲間の解雇撤回を果たす日まで闘いは続きます。
これからもご支援よろしくお願いします。

吉田生コン分会

「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ 
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内容紹介
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警察・検察・裁判所による弾圧。
権力と一体となった業界あげての不当労働行為。
関西生コン事件の本質を明らかにする!
ストライキやコンプライアンス活動を「威力業務妨害」「恐喝未遂」として89人逮捕、71人を起訴。
委員長と副委員長の拘留期間は1年5か月超。
取り調べで「組合をやめろ」と迫る警察。
家族に「組合をやめるよう説得しろ」と電話をかける検察。
組合活動の禁止を「保釈許可条件」とする裁判所。
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