威力業務妨害事件(大阪第1次弾圧事件)公判、大阪地裁

連帯ユニオン関西地区生コン支部への権力弾圧をめぐる公判(大阪第1次弾圧事件)が10月21日、大阪地裁で開かれました。この日の公判では被告人質問が行われました。

まとめ、佐伯弁護士

今日の被告人質問だが、私としては痛快だなと思った部分がたくさんあった。特に、H組合員が言った「(車検ステッカーのない)車両を動かしてはいけない」という主張が非常に分かりやすかった。
どうしても検事の方は、「威力業務妨害」にしたいから、「威力」がすごかったんだということを言いたい。こちらとしては、「威力」ではないだろうということも主張していて、その代表的な話をしていただいた。今後も似たような展開があるかも知れない。
大阪第1次弾圧事件の次回公判(11月16日10時)では、別の2名に対する被告人質問が行われる予定だ。どういう風に進めるのかは基本的に担当の弁護士に任せられているので、弁護士の手腕が問われるところでもある。どのような展開になるのか、ぜひ傍聴に来ていただきたい。
その次の公判が12月18日に予定されている。ここでは残る3名に対する被告人質問を予定している。この日で被告人質問を終え、その後、論告・弁論の準備に入る。
そして、来年2月頃に論告・弁論の公判があり、判決が3~5月頃という見通しだ。
今後とも傍聴支援をお願いしたい。

「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ 

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連帯ユニオン、葛西 映子、北 建一、小谷野 毅、宮里 邦雄、熊沢 誠、海渡 雄一、鎌田 慧、竹信 三恵子(著)

内容紹介
戦後最大の「労組壊滅作戦」が進行。
警察・検察・裁判所による弾圧。
権力と一体となった業界あげての不当労働行為。
関西生コン事件の本質を明らかにする!
ストライキやコンプライアンス活動を「威力業務妨害」「恐喝未遂」として89人逮捕、71人を起訴。
委員長と副委員長の拘留期間は1年5か月超。
取り調べで「組合をやめろ」と迫る警察。
家族に「組合をやめるよう説得しろ」と電話をかける検察。
組合活動の禁止を「保釈許可条件」とする裁判所。
いったい誰が、なんのために仕掛けているのか「関西生コン事件」の真相。お問い合わせは、連帯ユニオンまで TEL:06(6583)5546 FAX:06(6582)6547
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