外登法・入管法、民族差別を撃つ9.20関西集会&デモ

外登法・入管法、民族差別を撃つ9.20関西集会が9月20日、東成区民センターで開催され、120人を超える仲間が結集しました。

「民族差別を許さず、反戦平和をめざして闘う」

集会の前段に「BLM(ブラック・ライブス・マター)と連帯し続こう」のDVDを会場で上映。日本のマスメディアが放送していない、生々しい事件現場や民衆による抗議行動やデモ行進の映像が紹介されました。
集会は、深町さんの司会で始まり、朝鮮戦争に反対する在日朝鮮人の会代表・許さんは主催者あいさつで「在日朝鮮人の会は、民族差別を許さない闘いと反戦平和に取り組んできた。これからも、みなさんと共に現場で闘う」と話されました。

「闘えば勝てる時代」

木下浩平さんから基調報告として「コロナ危機が社会の大崩壊の実態を明らかにした。大阪都構想は改憲・戦争への道。敵の狙いは労働運動と地域住民運動の解体・一掃にあること。『強制送還拒否罪』導入を狙う入管法改悪を阻止する」などを詳しく述べた提起をおこなったあと、最後に「闘えば勝てる時代に突入している。民族・国籍・国境を越えた団結で改憲・戦争を止め、この社会を根本から変革するために団結して頑張ろう。職場、地域で闘おう」と締めくくりました。

「分断攻撃の闘いに突入する」

特別報告では、東大阪市教組の村田孝子さんから「東大阪・民族教育つぶしとの闘い」の現場闘争の成果が報告されました。村田さんは「東大阪市教委の民族教育つぶしを許さず、団結拡大のチャンスにしよう」とさらなる成果を勝ち取るために「分断攻撃との闘いに入る」と決意を表明されました。

「大衆行動で解雇撤回・現職復帰を勝ち取った」

カンパアピール、メッセージの紹介に続いて、連帯のあいさつで関西地区生コン支部の武谷新吾さんは「日頃の関生弾圧支援に感謝します。関生支援の輪が広がるなか9月16日、奈良地域の生コン企業で不当解雇されていた組合員の解雇撤回・現職復帰を勝ち取りました。この成果は仲間のみなさんの支援によって得た成果です。特に、本集会にも参加されている奈良地域の仲間による闘争現場での抗議行動や広報宣伝活動など大衆行動によって勝利したものであり、本当にありがとうございました。さらなる成果を得るために引き続きの支援をお願いします」と闘争報告と支援のお礼を述べました。

「大阪都構想を粉砕しよう」

決意表明では、改憲・戦争阻止!大行進・大阪市の赤田さんから、「大阪都構想の本質は、民営化と労働組合破壊だ。橋下元大阪市長時代から『二重行政の無駄を省く』と言って、学校や病院、下水道・地下鉄・バスなどあらゆる社会的インフラが切り捨てられた。労働組合や住民運動を弾圧・解体して、『金もうけ』をめざし、改憲と戦争を位置づけているのが都構想。労働組合と住民運動が最大の攻防点だ。自公政権と連携する維新の会の攻撃を阻止する運動を展開しよう」と行動提起がありました。

「現場の闘いの成果と今後の闘争方針が示された」

続いて、婦人民主クラブ全国協議会、八尾北医療センター労働組合・全水同盟西郡支部・八尾北日本語学校、関西合同労働組合の各代表者から、それぞれの現場の闘いの成果と今後の闘争方針が述べられました。

「地域や職場で闘おう」

集会のまとめでは深町さんが、「地域を破壊し、労働組合をつぶす攻撃を粉砕するためにも、労働組合と地域が連帯して闘おう」と行動提起され、参加者全員が「団結がんばろう!」を唱和して閉会となしました。

「デモ行進、沿道の人たちから声援が」

デモ行進は、東成区民センターから鶴橋駅を通るコースです。横断幕や幟・旗を掲げ、太鼓などの鳴り物とシュプレヒコールのデモ行進は、沿道の人たちから注目を浴びました。特に、鶴橋駅近辺では、通行する人たちがデモ隊に手を振ったり、「がんばって」などの声援をもらいました。また、「スマホ」をかざして撮影している若者も多く見られました。
デモ終点の公園では、集約集会で総括をおこない、「本集会の成果をつなげてさらなる成果を勝ち取ろう」と参加者全員で確認してお開きとなりました。

「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ 

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内容紹介
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警察・検察・裁判所による弾圧。
権力と一体となった業界あげての不当労働行為。
関西生コン事件の本質を明らかにする!
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委員長と副委員長の拘留期間は1年5か月超。
取り調べで「組合をやめろ」と迫る警察。
家族に「組合をやめるよう説得しろ」と電話をかける検察。
組合活動の禁止を「保釈許可条件」とする裁判所。
いったい誰が、なんのために仕掛けているのか「関西生コン事件」の真相。お問い合わせは、連帯ユニオンまで TEL:06(6583)5546 FAX:06(6582)6547
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