2.21反原発舞鶴行動
大飯・高浜、老朽原発再稼働反対!全原発廃炉へ!戦争・改憲反対!を掲げて、「反原発舞鶴行動」が2月21日、東舞鶴駅駅南公園で開催され、70人を超える闘う労働者が結集しました。
「命より金儲けの原発を労働組合の行動で打ち破ろう」
集会は、京都府職員労働組合・中西さんの司会で始まり、中西さんは「コロナ禍で非正規が生きられない時代となっている。福島では、溶け落ちたデブリの取り出しもできず、汚染水の放流を続けているにもかかわらず、アンダーコントロールとうそぶく政府を許してはいけない。反原発、戦争、改憲反対に起ち上がろう。命より金儲けの原発を推進する政策に、労働組合の反対の行動で打ち破ろう」とあいさつしました。
「老朽原発の稼働を阻止しよう」
愛媛県職員労組から、「すべての原発撤去しよう」とのメッセージが読み上げられたあと、京都府舞鶴市職員労組の長岡さんからは、「今日の集会を成功させて原発を廃止にしよう。原発を許さない闘いで、関電が目論む高浜・大飯の再稼働、老朽原発の稼働を阻止しよう」と訴えました。
「労働者の団結で社会を変える闘いを」
元原発労働者の斎藤征二さんは「廃炉問題を取りあげることが重要だ。労働者の団結で社会を変える闘いを」と提起しました。
府職員労組福知山支部の代表者からは「原発がある限り不安が払拭されない。変える力は住民、労働者だ」と呼びかけがありました。
「10年目を迎える政権との闘いを強化しよう」
関生支部の武谷さんは、この間の関生支部弾圧支援にお礼を述べた後、「先日の地震で、原子炉格納容器で水位が低下したが影響はないと報道されていたが、放射能汚染水が海に流れているのだろう。大手メディアが報道しない真実や実態を発信することが重要だ」。
学生の代表者からは、「国策に加担した大学では、反対した教授が差別されて孤立させられているなど、学術会議と同じ攻撃だ。労働者との団結で処分を撤回させ、学生自治を確立する運動を連帯して闘う」。
NAZEN関西・代表の村山さんは「2月13日の地震で格納プールから汚染水が漏れた。福島では10年間、事故が続いているのであり、被害者は分断・差別されている。政権との闘いが10年目を迎えるなか、2月23日の討論集会に結集し、3.11反原発福島行動につなげよう」とそれぞれの代表者は、福島と連帯して政権と闘う決意を表明しました。
「労組弾圧を許さず、改憲戦争阻反対で闘おう」
大行進・関西の木下さんは「昨年は、舞鶴での2度の闘いで、軍服を着た労働者へ決起の呼びかけた。戦場に送られる自衛隊員を助けるために菅政権を打倒する。都構想を粉砕した改憲戦争阻止・大行進運動は3月で3年を迎える。労組弾圧を許さず、改憲戦争阻反対で闘おう」と呼びかけました。
「サウンド・デモで広域行政一元化条例を阻止しよう」
大阪市職労の赤田さんは「二和病院では、原発事故時に多くの被害者が診療できない状態となった。今、コロナ禍で同じことが起きている。病院を削り、保健所を減らす維新の会の政策を経営側や政府はこの問題を政治利用する。2月22日の大阪市役所サウンドでもで大阪広域行政一元化条例を阻止しよう」と行動を提起しました。
「労働組合が、反原発・改憲戦争阻止の闘いをつくる」
集会を終え、デモ行進に。東舞鶴駅駅南公園から出発し、幹線道路から、商店街を通り抜けるデモ行進に、道行く人や商店主、買い物客などにアピールができました。解散地点の東舞鶴駅で、「労働組合が先頭に立ち、反原発・改憲戦争阻止の闘いをつくる」と本集会を総括したあと、参加者全員の「団結がんばろう!」でお開きとなりました。
「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ PDF
「関生事件」が揺るがす労働基本権
<労働裁判が働き手を素通りするとき> ココをクリック
日刊深夜快速Vol.3551/水曜版・週刊大石ちゃん自由自在(仮)~関西生コンスペシャル・前編~ ココをクリック
日刊深夜快速Vol.3558/水曜版・週刊大石ちゃん自由自在(仮)~関西生コンスペシャル・後編~ ココをクリック
641日勾留された武委員長が語る
「関西生コン事件」で逮捕された武建一委員長は今年5月29日、641日ぶりに保釈された。その1ヵ月後に収録されたロングインタビューをまとめた本が昨年12月10日発刊された。
・一連の事件は、なぜ起きたのか?
・関生支部とはどのような労働組合なのか?
・武建一という人物はいったい何者なのか?
そんな疑問に事実をもって答える1冊。ぜひ、お読みください。『武建一が語る 大資本はなぜ私たちを恐れるのか』
発行・旬報社、四六判218ページ、定価1500円+税
*全日建(全日本建設運輸連帯労働組合)にお申し込みいただければ頒価1500円(送料込み)でお届けします。多部数の場合はお問い合わせください。
お問い合わせ03-5820-0868
【目 次】
第1章 刑事弾圧
641日にもおよんだ勾留生活/なぜ私は逮捕されたのか/協同組合の変質/労組破壊に参加したレイシスト
第2章 「タコ部屋」の過酷労働
私の生い立ち/「練り屋」と呼ばれて/労働運動に目覚める/関生支部の誕生/初めての解雇
第3章 闘いの軌跡
万博不況とオイルショック/ヤクザと生コン/経済界が恐れる産業別労働運動
第4章 大同団結
安値乱売で「がけっぷち」/大阪広域協組の誕生/シャブコン/2005年の弾圧事件/ゼネスト決行/目指すべき場所
解題・安田浩一(ジャーナリスト)
皆様には御元気で御活躍のことと存じます。
この間、全国の多くの皆様より私たち関生支部に対する国家権力と大阪広域生コンクリート協同組合、差別排外主義者集団が一体となった攻撃をはね返す闘いに、多大な御支援をいただきまして誠にありがとうございます。
このたび、著書『大資本はなぜ私たちを恐れるのか』を昨年12月10日に発行する運びとなりました。
今日まで、私は、会社の雇ったヤクザに5回以上殺されかけたり、刑事事件をでっち上げられ前科5犯にさせられています。
1980年代には日経連の大槻文平会長(当時)から「関生型運動は資本主義の根幹に触れる」と言われ、国家権力とマスコミからは「生コンのドン」「金を企業からむしり取る」などとして「反社会的勢力」とレッテルを貼られています。
それはなぜか。歴史と今日を振り返り、事実を元に書かせていただいています。
是非、一読下さい。
心より愛をこめて
武 建一
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