地域医療交流会　吉村大阪府知事への申し入れ

地域医療交流会・吉村大阪府知事への申し入れ

地域医療交流会、八尾北医療センター労働組合、高槻医療福祉労働組合は10月27日、大阪府・吉村知事に対して「遺伝子ワクチンではなく公的医療の拡充を！新型コロナウィルス感染症に係わる申入書（２）」を提出しました。
申入書の提出にあたり、医療関係労働者を中心とした60人超の闘う労働者が、大阪府庁正面玄関前に結集しました。連帯ユニオンからは、関西地区生コン支部が参加しました。

「現状課題と改善する必要性の具体策の提起」

八尾北医療センター労働組合の東さんの司会で集会は開会。末松ドクターのあいさつのあと、八尾北医療センター労働組合・藤木委員長と灰垣書記長から、本日の大阪府・吉村知事への申入書の内容が提起されました。
申入書は「①ワクチンパスポートの運用の中止。②早期発見のためにPCR検査の無料化と検査体制の拡充を早急に。③公的な医療、介護、保健体制の拡充を直ちに行うこと。④誰もが早期に治療できるよう、感染者への補償体制の整備」などの項目を重点に、詳細にわたり現状の課題と改善する必要性の具体策が提起されました。
続いて、高槻医療福祉労働組合・村山委員長と冨山さんから、本日、第2弾の申し入れの趣旨と意義が説明され、医療関係労働者が先頭に立って闘う決意表明がされました。

「大阪維新の会による政策が、医療崩壊を招き、市民に被害を与えた」

八尾北医療センター労働組合・副委員長のかけ声で、結集した参加者全員のコールで送り出された代表団が府庁内に申入書の提出と交渉に向かいました。
代表団の報告を待つ間に、本日、結集している仲間から発言がありました。八尾北医療センター労働組合や高槻医療福祉労働組合の代表者からは、医療現場の実態が報告されたほか、この間の大阪維新の会による政策が、医療現場の崩壊を招き、医療従事者に困難を強いてきたこと、それらのことで新型コロナ感染対策が不十分となり、市民に被害を与えたことなど、大阪維新の会が進めた医療政策の失敗の問題点と本質が明らかにされました。
続いて、支援に駆けつけた、関西地区生コン支部の武谷書記次長、大阪市職員労組の赤田さんから発言があり、「域医療交流会、八尾北医療センター労働組合、高槻医療福祉労働組合の『市民の命を守る』闘いを支持し、共に闘う」との決意が表明されました。

「実現するためには、継続した行動が重要」

約1時間後に、代表団が府庁玄関前に戻り、報告集会が開催。代表団からは「前回は玄関前という外での対応だったが、今回は別室を用意していた。当局の担当者に申入書の内容を伝え、回答日と回答に基づく交渉日の設定を求めた。時間がかかったのは、担当者のあいまいな対応によるものでしたが、後日、回答書と交渉の期日について連絡することを約束させた。これを実現するためには、継続した行動が重要だ」と報告がありました。
代表団の報告と行動提起を参加者全員が確認したあと、八尾北医療センター労働組合・副委員長のかけ声のもと、全員のシュプレヒコールで本日の行動はお開きとなりました。
医療現場の崩壊を招き、医療従事者に困難を強いてきたことで、市民の健康と命を脅かした松井・吉村の大阪維新の会を打倒し、公的医療の拡充実現を目指して、現場で闘う労働組合が先頭に立ち行動しましょう。
「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ　PDF