サンケン闘争、サンケン電気大阪支店前抗議行動

おおさかユニオンネットワーク主催の「サンケン闘争、サンケン電気大阪支店前抗議行動」が4月11日、北区梅田のサンケン電気大阪支店が入居している明治安田生命大阪ビル前で展開され、40人を超える闘う仲間が結集しました。連帯ユニオンからは、関西地区生コン支部が参加しました。

「サンケン電気は、団体交渉に応じろ!」

全港湾大阪支部・代表者が、抗議行動の開始を宣言。続いて、大阪全労協・代表者から直近の闘争が報告されました。
関西地区生コン支部・細野書記長のリードで、シュプレヒコール。「サンケンは団交に応じろ!」「韓国サンケンの偽装廃業を許さないぞ!」「全員解雇を許さないぞ!」「組合つぶしをゆるさないぞ!」などのコールを参加者全員がサンケン電気大阪支店に向かって怒りの声をあげました。

「サンケン闘争に勝利するまで共に闘う」

韓国労働歌のBGMが流され、本日の抗議行動に参加している闘う仲間からのアピール。関西合同労組、教育合同労組、京都ユニオン、なかまユニオンの代表者らが、「戦争反対に立ち上がる」「サンケン闘争を支持し、共に闘う」などの決意表明。
関西地区生コン支部・大原執行委員のリードで2回目のシュプレヒコールに続いて、釜ヶ崎労働者の会、なにわユニオン、全国一般全国協自立労連、AWCの代表者らが、「今こそ労働組合が求められている」「サンケン闘争に勝利するまで共に闘う」などの決意が表明されました。

「今後も継続した行動を展開する」

関西地区生コン支部・平田執行委員リードで3回目のシュプレヒコール。行動参加者の怒りのコールがオフィス街に響き渡りました。
本日の行動の締めくくりとして、おおさかユニオンネットワーク・西山代表から「本日の抗議行動に参加した闘う仲間に感謝する。解決しようとしない態度のサンケンを許してはいけない。6月末の株主総会で和田会長が辞任する、このやり逃げに強い怒りを感じる。東京、埼玉、大阪の仲間と韓国の仲間は共に闘おう。今後も継続した行動を展開する。連帯して闘おう」と本日の抗議行動のまとめと行動を提起してお開きとなりました。
40人を超える闘う労働者の結集と行動は、北区梅田のオフィス街を行き交う会社員や市民、道路を通行するドライバーらに多いにアピールすることができました。国際連帯と労働組合の共闘でサンケン闘争に勝利しよう!

「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ PDF

デモクラシータイムス 〈 2022.01.11 〉
池田香代子の世界を変える100人の働き人60人目
労働運動を〈犯罪〉にする国「連帯ユニオン関西地区生コン支部」事件
ゲスト:竹信三恵子さん(ジャーナリスト・和光大学名誉教授)
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関西生コン事件ニュース No.71 ココをクリック
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2021年12月9日「大阪市・契約管材局と労働組合の協議」
回答が大阪市のホームページに掲載 
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賃金破壊――労働運動を「犯罪」にする国 竹信三恵子(著)– 2021/11/1 旬報社 1,650円(税込み)

1997年以降、賃金が下がり続けている先進国は日本だけ。
そんななか、連帯ユニオン関西地区生コン支部は、賃上げも、残業規制も、シングルマザーの経済的自立という「女性活躍」も実現した。
業界の組合つぶし、そこへヘイト集団も加わり、そして警察が弾圧に乗り出した。
なぜいま、憲法や労働組合法を無視した組合つぶしが行なわれているのか。
迫真のルポでその真実を明らかにする。

目次 : プロローグ
第1章 「賃金が上がらない国」の底で
第2章 労働運動が「犯罪」になった日
第3章 ヘイトの次に警察が来た
第4章 労働分野の解釈改憲
第5章 経営側は何を恐れたのか
第6章 影の主役としてのメディア
第7章 労働者が国を訴えた日
エピローグ

【著者紹介】
竹信三恵子 : ジャーナリスト・和光大学名誉教授。東京生まれ。1976年東京大学文学部社会学科卒、朝日新聞社入社、経済部、シンガポール特派員、学芸部次長、編集委員兼論説委員(労働担当)、2011-2019年和光大学現代人間学部教授。著書に『ルポ雇用劣化不況』(岩波新書、日本労働ペンクラブ賞)など。貧困や雇用劣化、非正規労働者問題についての先駆的な報道活動に対し、2009年貧困ジャーナリズム大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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