藤原生コン運送闘争、社前抗議行動

藤原生コン運送社の労働組合つぶし、組合員の雇い止めなどの不当労働行為を糾弾する社前抗議行動を4月30日、連帯ユニオン関西地区生コン支部・大阪Bブロックと関西労働組合交流センターの共同行動を展開しました。藤原生コン運送社の門前には、23人の闘う仲間が結集しました。

「労働組合法違反の藤原生コン運送社を糾弾!」

茨木市にある藤原生コン運送社の門前では、関生支部・武谷書記次長の行動開始宣言で社前抗議行動がスタート。関生支部・藤原生コン分会長がリードするシュプレヒコールを行動参加者全員が、藤原生コン運送社に対して怒りの声をあげました。
続いて、藤原生コン分会長から闘争報告。藤原生コン分会長は「結集してくれた仲間に感謝する。藤原生コン運送社は、関生支部の組合員という理由で、我々の仲間を不当に雇い止めした。この会社の行為が大阪府労働委員会から不当労働行為と認定され、不当労働行為がなかった状態に戻せなどの命令が出された。しかし、藤原生コン運送社は労働委員会の命令を移行しない態度をとり続けている。本日は、藤原生コン運送社が、我々労働組合に謝罪し、不当に雇い止めされた仲間を職場に復帰させ、労働委員会の命令を履行させるための行動だ。藤原生コン運送社の組合つぶし、労働組合法違反の不当労働行為を糾弾しよう!」と闘争報告と行動を提起しました。

「藤原生コン運送闘争に勝利するまで闘う」

関生支部・七牟禮副委員長は、支援に駆けつけてくれた関西労働組合交流センターの仲間に、日頃の関生支部弾圧への支援に感謝を述べたあと「藤原生コン運送社の不当労働行為は、大阪広域生コン協組の関生支部つぶし、それに便乗した警察・検察の権力弾圧が背景にある。しかし、大阪府労働委員会から不当労働行為企業と認定され、命令が出されている藤原生コン運送社は、行政命令を履行する義務がある。藤原生コン運送闘争に勝利するまで闘う。引き続きの支援をお願いする」と決意表明と引き続きの支援を要請しました。

「2度目の不当労働行為企業と認定された藤原生コン運送社」

関生支部・福嶋執行委員は「藤原生コン運送社は、前回の不当労働行為認定・命令に続いて、今年の3月25日にも大阪府労働委員会から不当労働行為企業と認定され、命令が出された。大阪広域生コン協組のお抱え弁護団を打ち破った勝利命令を獲得した。藤原生コン運送社は、短期間に2度目の不当労働行為企業と認定されるという悪質企業だ。この労働委員会の命令を武器に、現場闘争で勝利する」と闘争報告と今後の闘争方針を示しました。

「藤原生コン運送闘争に勝利するまで共に闘う!」

本日の行動に駆けつけてくれた関西労働組合交流センターの仲間から連帯アピール。
高槻医療福祉労働組合、関西合同労働組合、大阪北部ユニオン、改憲・戦争阻止!京滋、八尾北医療センター労働組合、北摂労働者集会、港合同・昌一金属支部の代表者から「藤原生コン運送闘争に勝利するまで共に闘う」「職場でストライキをどんどん打ち抜き、関生弾圧を粉砕する」「労働組合つぶしは、戦争への道。戦争を阻止するために労働組合の団結と行動で闘う」などの決意表明と行動が提起がされました。

「労組交流センターの仲間に感謝します」

関生支部・大原執行委員のリードで2回目のシュプレヒコール。行動参加者全員が藤原生コン運送社に対して怒りの声をあげました。
藤原生コン分会長が本日の行動を総括したあと、藤原生コン分会長のかけ声で「団結がんばろう!」を行動参加者全員で唱和して抗議行動を終えました。
組合旗や幟がはためく、藤原生コン運送社前を通行する市民やドライバーらに、注目を浴びた行動となりました。
藤原生コン運送社前に駆けつけてくれた、関西労働組合交流センターの多くの仲間のみなさんに感謝します。
特に、高槻医療福祉労働組合の村山委員長の発言に、関生支部は勇気と元気をいただきました。藤原生コン運送闘争に勝利するまで、現場行動を展開します。引き続きの支援をお願いします。

※藤原生コン運送闘争とは
「藤原生コン運送社は不当労働行為企業と認定された」
茨木市に所在する、藤原生コン運送社が、連帯・関生支部の組合員を不当に雇い止めした事件について、大阪府労働委員会は昨年、「雇い止めなどがなかった状態に戻せ」などと命令し、労働組合法に違反する「不当労働行為企業」と認定しました。

「大阪広域生コン協組の労働組合つぶしが背景にある」

ところが、藤原生コン運送社の経営陣は、現在においても、大阪府労働委員会の命令を履行しない態度をとり続けています。
大阪府に所在する生コン企業の100%近くが加盟する「大阪広域生コンクリート協同組合(大阪広域生コン協組)」が、2018年から始めた「労働組合つぶし」が背景にあります。
藤原生コン運送社と連帯・関生支部は、長年、円満な労使関係を築いており、労使が協力して展開する「生コン産業政策運動」を推進し、生コン価格や輸送運賃の適正化が実現したときには、労働組合が要求している「非正規の正規化など労働条件の改善」を約束していた企業でした。
ところが、大阪広域生コン協組の執行部から「労働組合つぶし」の協力を強くもとめられ、圧力をかけられた藤原生コン運送社の経営陣は、連帯・関生支部の組合員を解雇・雇い止めしたのです。
しかし、大阪広域生コン協組の労働組合つぶしが背景にあるとしても、大阪府労働委員会から不当労働行為が認定され、命令が出されたことについて、真摯に受けとめ、速やかに命令を履行することが、藤原生コン運送社の経営陣が「法律を遵守」し、「社会的な責任を果たす」ということなのです。

「団交拒否が認定された」

大阪府労働委員会は2022年3月25日、「藤原生コン運送社」を労働組合法違反の「不当労働行為企業」と認定し、関生支部が申し入れた団体交渉に応じなかったことを断罪しました。
さらに、大阪府労働委員会は「藤原生コン運送社」に対して、「当社が、貴組合が令和2年10月29日付け及び同年11月6日付けで申し入れた、同年2月25日付けの大阪府労働委員会の命令に基づく団体交渉に応じなかったことは、大阪府労働委員会において、労働組合法第7条第2号に該当する不当労働行為であると認められました。今後このような行為を繰り返さないようにいたします。と記した文書を速やかに労働組合に提出しなければならい」との命令を出したのです。

「懲りない藤原生コン運送社」

藤原生コン運送社が、大阪府労働委員会から2020年10月に、労働組合法違反の不当労働行為企業と認定され、救済命令が出されているにもかかわらず、再度、不当労働行為企業と認定されるという悪質な企業であることが露呈しました。
関西地区生コン支部は、大阪広域生コン協組に所属している「不当労働行為企業」に対して、大阪府労働委員会の命令を履行させ、解雇・雇い止めを撤回させ勝利するまで闘います。

ー お知らせ ー
関西地区生コン支部が展開する産業別労働運動への仲間の皆さんのご協力とご支援に感謝します。また、日頃の関西地区生コン支部弾圧への物心両面にわたるご支援に、心からお礼を申し上げます。さて、「今こそ関生魂を!!激動と根底的変革の時代を共に生きよう!6.4映画「棘2.独白」上映(主催、6.4映画「棘2.独白」上映実行委員会)が、6月4日(土)18:00から文京区民センター2Aで開催するというチラシが配布されています。
このチラシには、連帯・関西地区生コン支部と記された組合旗が、写真で掲載されていますが、この主催者団体らと、全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部は、何ら一切関係のないことをお知らせします。
関西地区生コン支部が携わり、関与する集会などのイベントについては、当労働組合発刊の機関紙「くさり」や、当労働組合が作成するホームページの「連帯広報委員会」でお知らせしています。支援共闘の仲間の皆さんには、お間違えのないようにくれぐれもよろしくお願いします。

5月23日、9時30分から大阪高等裁判所前公園で座り込み集会を開催します。大阪ストライキ1次事件は2017年12月に行ったストライキを威力業務妨害として事件とされた裁判で一審では不当な判決を受けています。5月23日11時、判決が言い渡されることになっています。座り込み集会に結集し、無罪判決を勝ち取りましょう。支援者の皆様、集会への結集をよろしくお願いします。

 


「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ PDF

デモクラシータイムス 〈 2022.01.11 〉
池田香代子の世界を変える100人の働き人60人目
労働運動を〈犯罪〉にする国「連帯ユニオン関西地区生コン支部」事件
ゲスト:竹信三恵子さん(ジャーナリスト・和光大学名誉教授)
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関西生コン事件ニュース No.72 ココをクリック
関西生コン事件ニュース No.73 ココをクリック
2021年12月9日「大阪市・契約管材局と労働組合の協議」
回答が大阪市のホームページに掲載 
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賃金破壊――労働運動を「犯罪」にする国 竹信三恵子(著)– 2021/11/1 旬報社 1,650円(税込み)

1997年以降、賃金が下がり続けている先進国は日本だけ。
そんななか、連帯ユニオン関西地区生コン支部は、賃上げも、残業規制も、シングルマザーの経済的自立という「女性活躍」も実現した。
業界の組合つぶし、そこへヘイト集団も加わり、そして警察が弾圧に乗り出した。
なぜいま、憲法や労働組合法を無視した組合つぶしが行なわれているのか。
迫真のルポでその真実を明らかにする。

目次 : プロローグ
第1章 「賃金が上がらない国」の底で
第2章 労働運動が「犯罪」になった日
第3章 ヘイトの次に警察が来た
第4章 労働分野の解釈改憲
第5章 経営側は何を恐れたのか
第6章 影の主役としてのメディア
第7章 労働者が国を訴えた日
エピローグ

【著者紹介】
竹信三恵子 : ジャーナリスト・和光大学名誉教授。東京生まれ。1976年東京大学文学部社会学科卒、朝日新聞社入社、経済部、シンガポール特派員、学芸部次長、編集委員兼論説委員(労働担当)、2011-2019年和光大学現代人間学部教授。著書に『ルポ雇用劣化不況』(岩波新書、日本労働ペンクラブ賞)など。貧困や雇用劣化、非正規労働者問題についての先駆的な報道活動に対し、2009年貧困ジャーナリズム大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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