泉佐野反戦デモ! 第2弾

泉州住民の会・関西合同労働組合泉州支部が主催する「世界戦争・核戦争阻止日本の参戦許すな沖縄と関空を出撃基地にするな」を掲げた「泉佐野反戦デモ」が4月29日、泉佐野市・篭池公園で開催されました。豪雨にもかかわらず、70人超の闘う仲間が結集しました。連帯ユニオンからは、関西地区生コン支部が参加しました。

「関西空港を軍事利用させないためにも市議選に勝利する」

集会は、婦人民主クラブ・山本さんの司会で開会。山本さんは「4月10日の泉佐野労働者集会に続く第2弾の泉佐野反戦デモを貫徹し、労働者の団結と行動で戦争を止めよう!」と開会宣言。
泉佐野市議選に立ち上がった中川いく子さんの基調報告。中川さんは「4月28日は沖縄デー。沖縄、南西諸島を二度と戦場にさせないために、沖縄現地と全国の仲間が連帯して行動する日だ。沖縄を戦場にさせないために、奮闘する仲間と連帯し、泉佐野から戦争を止めよう!の声をさらに大きくあげよう!ウクライナ戦争を利用して、核兵器共有や改憲を目論む、岸田政権、維新の打倒をめざして泉佐野市議選に立ち上がった。関西空港を軍事利用させないためにも市議選に勝利する。共に闘おう」と行動提起と決意が表明されました。

「戦争阻止と市議選勝利の闘いに全力をつくす」

連帯のあいさつでは、関西地区生コン支部・武谷書記次長が、日頃の関生弾圧への支援行動のお礼と直近の闘争を報告し「関生支部は戦争を止めるための行動に先頭に立ち、仲間のみさんと共に闘う。中川さんの泉佐野市議選の勝利をめざして全力で闘う」。
改憲・戦争阻止!大行進・関西の冨山さんは、「一部の資本家がウクライナ戦争によって利益をむさぼっている。世界戦争と日本の参戦を阻止する闘いに労働組合の団結と国際連帯で挑もう!」。
関西合同労働組合の女性執行委員は「メディアの報道だけを信じるのではなく、ウクライナ戦争の背景や本質をしっかり学ぶことが重要だ。戦争を止める行動に立ち上がろう!」。
全学連の代表者は「学生にかけらている処分攻撃は、戦争への道につなげる弾圧だ。労働者、労働組合と学生が連帯して戦争阻止の闘いに挑もう!」。
関西労働組合交流センターの西納さんは「昨日の京都反戦デモは、多くの青年層が結集した。若者のサウンド・デモで京都の町に多いにアピールすることができた。青年の団結と行動で戦争・改憲を粉砕する闘いに打って出る」とそれぞれの発言者は、戦争阻止の闘いと、泉佐野市議選の勝利に全力で闘う決意が表明されました。

「関空を軍事利用させない!泉佐野市議選の勝利をめざそう!」

関西合同労働組合・黒瀬委員長が集会のまとめ。黒瀬委員長は「激しい雨の中、多くの闘う仲間の結集に感謝する。岸田政権や維新の戦争情勢への便乗を許してはいけない。改憲・戦争を阻止する闘いが重要だ。関西空港を軍事利用させないためにも中川さんの泉佐野市議選に勝利しなけばならない。これからデモ行進に打って出る。勝利をめざして共に闘おう!」と行動を提起しました。

「デモ出発時には、激しい雨がやんだ」

デモ行進は、篭池公園をスタートして、幹線幹線道路を通り、泉佐野警察署を経て、南海泉佐野市駅までのコースです。旗や幟がはためき、太鼓と鉦の軽快なリズムのデモ隊に沿道を市民らからは、手を振る激励や若者が太鼓のリズムにあわせて踊るなど多いにアピールすることができました。
解散地点の南海泉佐野市駅の広場で、「団結がんばろう!」を参加者全員で唱和してお開きとなりました。
労働者・労働組合の団結と行動で、戦争と改憲を阻止しましょう!中川いく子さんの泉佐野市議選勝利をめざして共に闘いましょう!

ー お知らせ ー
関西地区生コン支部が展開する産業別労働運動への仲間の皆さんのご協力とご支援に感謝します。また、日頃の関西地区生コン支部弾圧への物心両面にわたるご支援に、心からお礼を申し上げます。さて、「今こそ関生魂を!!激動と根底的変革の時代を共に生きよう!6.4映画「棘2.独白」上映(主催、6.4映画「棘2.独白」上映実行委員会)が、6月4日(土)18:00から文京区民センター2Aで開催するというチラシが配布されています。
このチラシには、連帯・関西地区生コン支部と記された組合旗が、写真で掲載されていますが、この主催者団体らと、全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部は、何ら一切関係のないことをお知らせします。
関西地区生コン支部が携わり、関与する集会などのイベントについては、当労働組合発刊の機関紙「くさり」や、当労働組合が作成するホームページの「連帯広報委員会」でお知らせしています。支援共闘の仲間の皆さんには、お間違えのないようにくれぐれもよろしくお願いします。

5月23日、9時30分から大阪高等裁判所前公園で座り込み集会を開催します。大阪ストライキ1次事件は2017年12月に行ったストライキを威力業務妨害として事件とされた裁判で一審では不当な判決を受けています。5月23日11時、判決が言い渡されることになっています。座り込み集会に結集し、無罪判決を勝ち取りましょう。支援者の皆様、集会への結集をよろしくお願いします。

 

「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ PDF

デモクラシータイムス 〈 2022.01.11 〉
池田香代子の世界を変える100人の働き人60人目
労働運動を〈犯罪〉にする国「連帯ユニオン関西地区生コン支部」事件
ゲスト:竹信三恵子さん(ジャーナリスト・和光大学名誉教授)
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関西生コン事件ニュース No.72 ココをクリック
関西生コン事件ニュース No.73 ココをクリック
2021年12月9日「大阪市・契約管材局と労働組合の協議」
回答が大阪市のホームページに掲載 
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賃金破壊――労働運動を「犯罪」にする国 竹信三恵子(著)– 2021/11/1 旬報社 1,650円(税込み)

1997年以降、賃金が下がり続けている先進国は日本だけ。
そんななか、連帯ユニオン関西地区生コン支部は、賃上げも、残業規制も、シングルマザーの経済的自立という「女性活躍」も実現した。
業界の組合つぶし、そこへヘイト集団も加わり、そして警察が弾圧に乗り出した。
なぜいま、憲法や労働組合法を無視した組合つぶしが行なわれているのか。
迫真のルポでその真実を明らかにする。

目次 : プロローグ
第1章 「賃金が上がらない国」の底で
第2章 労働運動が「犯罪」になった日
第3章 ヘイトの次に警察が来た
第4章 労働分野の解釈改憲
第5章 経営側は何を恐れたのか
第6章 影の主役としてのメディア
第7章 労働者が国を訴えた日
エピローグ

【著者紹介】
竹信三恵子 : ジャーナリスト・和光大学名誉教授。東京生まれ。1976年東京大学文学部社会学科卒、朝日新聞社入社、経済部、シンガポール特派員、学芸部次長、編集委員兼論説委員(労働担当)、2011-2019年和光大学現代人間学部教授。著書に『ルポ雇用劣化不況』(岩波新書、日本労働ペンクラブ賞)など。貧困や雇用劣化、非正規労働者問題についての先駆的な報道活動に対し、2009年貧困ジャーナリズム大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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