これは実際に起こったことなのか!?
「殺すぞ」と叫びながら労組事務所へ押し入る大阪広域生コンクリート協同組合の職員。暴行をはたらく人種差別主義者集団と一体となり労組の業務を妨害する。反社会勢力そのもののようなおぞましい形相。
そして、大阪広域生コンクリート協同組合の理事長をはじめ多数の関係者は、訴えられ被告訴人となった。
「威力業務妨害」- 組織対策本部の本部長に就任する木村貴洋理事長のほか多数の協同組合幹部や関係者が人種差別主義者とともに刑法234条(威力業務妨害罪)で告訴され「被告訴人」になる愚。
差別主義者を支援する被告訴人が協同組合の理念を踏みにじり支配する。こんな事業協同組合の存在が許されるのでしょうか。
大阪広域生コンクリート協同組合の職員 藤田被告訴人の「殺すぞ!!」との脅迫の肉声。
いま、大阪兵庫の生コン業界で日本の社会を揺るがすおぞましい事件が起きています。
日本最大規模の生コン協同組合となった大阪広域生コンクリート協同組合の職員が「殺すぞ」と大声で脅迫しながら労働組合いの事務所に押し入り、暴行をはたらく人種差別主義者と共同し労組の業務を妨害。その際、労組員が人種差別主義者の暴力で負傷し、私物を壊されるという損害を受けました。
木村貴洋理事長は、その事件を実行したことについて、大阪広域生コンクリート協同組合のウェブサイトで「連帯関西地区生コン支部に対し抗議を実施致しました」と自慢げに述べています。また、大阪広域生コンクリート協同組合は、「瀬戸氏の活動を全面的に応援していく所存です」と人種差別主義者の活動を全面支援するこを公言。瀬戸弘幸が講演を行う街頭演説会や講演会へも組合員企業などを動員するなど、信じられない愚行を繰り返しています。
この威力業務妨害事件で、大阪広域生コンクリート協同組合の木村貴洋理事長、地神秀治副理事長、大山正芳副理事長、矢倉完治副理事長(木村貴洋については大阪兵庫生コンクリート工業組合の理事長、地神秀治は、同工業組合の副理事長、大山正芳及び矢倉完治については同工業組合の理事にも就任)、同協同組合加入の有限会社さくら生コン(大阪市住之江区)代表取締役の松山淳、同協同組合の職員複数名、和歌山県生コンクリート工業組合の理事長や日高地区生コンクリート協同組合(和歌山県御坊市)の理事長、和歌山県広域生コンクリート協同組合の代表理事などを兼任する丸山克也などが、人種差別主義を唱道し扇動してきた中心人物・瀬戸弘幸、参議院議員への脅迫容疑で書類送検されたこともある渡邊臥龍こと渡邊昇などともに告訴されました。
前代未聞の醜聞です。大阪広域生コンクリート協同組合は、この間、労働組合などの協力によって事業エリアを拡大。大阪府全域と豊岡、丹波・篠山、南但を除いた兵庫主要地域を事業エリアに組み入れ超巨大組織となりました。その出荷高は日本最大で、2位の東京地区生コンクリート協同組合の2・4倍に達するといわれています。建設や土木などを通じて社会性や公共性が非常に強い組織なのです。
コンプライアンスを考えれば、あなたに無関係ではないずです。
西日本の主要地域のインフラ整備に携わる事業協同組合が、人種差別主義者と交わりその活動を支援しても良いのでしょうか。人種差別を是とする醜悪な者たちと一緒になって労働組合つぶしに奔走しても良いのでしょうか。威力業務妨害罪で告訴されるような人物が理事長や副理事長など、協同組合や工業組合の要職についても良いのでしょうか。大阪広域生コンクリート協同組合の木村貴洋理事長など多数の役員、関係者が人種差別主義者とともに威力業務妨害罪で告訴され被告訴人となった今、大阪広域生コンクリート協同組合の存在自体が社会から問われています。
これは、木村貴洋理事長、地神秀治副理事長、大山正芳副理事長、矢倉完治副理事長など威力業務妨害罪で告訴された被告訴人だけの問題ではありません。その者たちを役員に選出し、支えている大阪広域生コンクリート協同組合に加入するすべての会社とその経営者の問題でもあり、たとえ間接的であっても大阪広域生コンクリート協同組合にかかわる業界の関係者・団体やセメントメーカー、ゼネコン、商社・販売店、自治体や関係行政など同協同組合をとりまくステークホルダーの皆さん全員の問題なのです。
社会的影響が大きく、公益を大きく損ねる可能性のあるこの問題を、私たちは関西の生コン業界という枠にとどめず、広く社会に訴えていきます。
「私は直接手を下していない。だから関係はない」、そうしてドイツ国民はナチスの共犯者になっていきました。
なぜナチスを阻止できなかったのか―マルチン・ニーメラー牧師は、こう告白しています。
ナチスが共産主義者を攻撃したとき、自分はすこし不安であったが、とにかく自分は共産主義者でなかった。だからなにも行動にでなかった。次にナチスは社会主義者を攻撃した。自分はさらに不安を感じたが、社会主義者でなかったから何も行動にでなかった。
それからナチスは学校、新聞、ユダヤ人等をどんどん攻撃し、自分はそのたびにいつも不安を感じましたが、それでもなお行動にでることはなかった。それからナチスは教会を攻撃した。自分は牧師であった。だからたって行動にでたが、そのときはすでに
いま、もしあなたが大阪広域生コンクリート協同組合を牛耳る幹部4人組の無法を見て見ぬふりをしているのであれば、マルチン・ニーメラー牧師のように後悔するときがやってくるかもしれません。