ナニワ生コン闘争 JR天満駅・大阪市北区役所での宣伝行動
不当労働行為企業と労働委員会から認定された「ナニワ生コン社・浪速建資産業社」を周知するため、連帯ユニオン関生支部・大阪Bブロックは8月8日、JR天満駅・大阪市北区役所前で「ナニワ生コン社・浪速建資産業社の不当労働行為を労働委員会が認定」を掲げた情宣活動を展開しました。
「またまた、不当労働行為が認定されたナニワ生コングループ」
JR天満駅・大阪市北区役所前の歩行者道路では、武谷副委員長が右手にマイクを握り、左手に組合旗を掲げて、ナニワ生コン社・浪速建資産業社が労働組合法に違反している不当労働行為の事実や、大阪府労働委員会から労働組合法に違反している「不当労働行為企業」に認定され、救済命令が出されたのに、その命令を履行しない態度に終始していること、大阪広域生コン協組の関生支部潰しが背景にあること、「関生弾圧では、3件の無罪が出され」ことなどを整然と訴えました。
昌一金属支部と労組交流センターの仲間が横断幕を掲、通行中の会社員や市民らにビラを配布しました。
「女性や男性の市民から激励があった」
関生支部・機関紙部が作成した「ナニワ生コン闘争ニュース」ビラは、JR天満駅・大阪市北区役所前を行き交う会社員や市民らは快く受け取ってくれました。
ビラを受け取った女性や男性市民から「お疲れさま!」「頑張って下さい!」「応援しているよ!」などと激励があったのが印象的でした。
午前10時ころから約1時間の行動でしたが、武谷副委員長の訴えに、JR天満駅・大阪市北区役所前を行き交う会社員や市民らに多いにアピールすることができました。ビラは、48枚の配布でした。引き続き、街頭での宣伝活動を展開します。
※ナニワ生コン闘争
ナニワ生コン社・浪速建資産業社(ナニワ生コングループ)が、大阪府労働委員会から「不当労働行為」と認定され、団体交渉応諾と謝罪文の手交が命じられました。
「府労委がナニワ生コングループの不当労働行為を認定し、命令を出した」
大阪府労働委員会は、令和6(2024)年7月19日付けで、ナニワ生コン社・浪速建資産業社に対し、下記の命令書を出しました。
1.被申立人ナニワ生コン株式会社及び同浪速建資産業株式会社は、申立人が令和5年8月9日付けで申し入れた団体交渉に応じなければならない。
2.被申立人ナニワ生コン株式会社は、申立人に対し、下記の文書を速やかに交付しなければならない。
全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部
執行委員長
湯川裕司様
ナニワ生コン株式会社
代表取締役
藤中昌則
当社が、貴組合から令和5年8月9日付けで申し入れのあった団体交渉に応じなかったことは、大阪府労働委員会において労働組合法第7条第2号に該当する不当労働行為であると認められました。今後、このような行為を繰り返さないようにいたします。
3.被申立人浪速建資産業株式会社は、申立人に対し、下記の文書を速やかに交付しなければならない。
全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部
執行委員長
湯川裕司様
浪速建資産業株式会社
代表取締役
藤中昌則
当社が、貴組合から令和5年8月9日付けで申し入れのあった団体交渉に応じなかったことは、大阪府労働委員会において労働組合法第7条第2号に該当する不当労働行為であると認められました。今後、このような行為を繰り返さないようにいたします。
「3度目の不当労働行為が認定されたナニワ生コングループ」
ナニワ生コン社・浪速建資産業社(ナニワ生コングループ)は、2020年9月25日と2023年8月18日にも、大阪府労働委員会から「不当労働行為」が認定されており、今回で3度目の不当労働行為が認定されました。
「懲りない藤中昌則社長」
労働委員会から3度も不当労働行為が認定されるという懲りないナニワ生コングループの代表取締役・藤中昌則氏。
関生支部は、ナニワ生コン・浪速建資産業闘争に勝利するまで闘います。労働者・市民の皆さんには、ご支援くださるようお願いします。
デモクラシータイムスで、「関西生コン事件」の解説。刑事裁判で無罪になった二人の組合員と、組合員を雇った、組合員に仕事を出したことを背景にセメントの販売を拒絶され兵糧攻めにあっているセメント製造業者をインタビュー。また、「産業別労働組合」の歴史の経過を詳しく解説。
動画閲覧できます ココをクリック
国連ビジネスと人権作業部会による訪日調査報告書が示した課題(その3)-労働の権利
国連「ビジネスと人権」に関する作業部会(以下、作業部会)が5月28日に国連のウェブサイトに公表した訪日調査報告書の内容を紹介するシリーズ「その3」では、「テーマ別懸念事項」でとりあげられた「労働の権利」として3つの課題に関して焦点をあてます。詳しくはココをクリック
ドキュメンタリー番組の前に放送されたMBSラジオ「関西生コン事件とは何か」がネットで聞けるようになりました。
以下のところから聞くことができます。
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関生弾圧について家族の目から描いた『ここから~「関西生コン事件」と私たち』が5月10日、2023年日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞に選出されました。詳しくはコチラ ココをクリック
第26回ソウル人権映画祭で上映されました。 ココをクリック
6月13日から開催される、第26回ソウル人権映画祭(ソウルマロニエ公園一帯)。
14日(金)に『ここから「関西生コン事件」とわたしたち』が上映されます。英語・韓国語・字幕、韓国手話付き。全22作品を上映。
映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合潰しに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(左写真は松尾聖子さん)いまも各地で上映会がひらかれている。
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