関生弾圧を考える神奈川の会総会
関生弾圧を考える神奈川の会総会が9月29日、神奈川県地域労働文化会館で開催され、36人が参加しました。
「関生弾圧を粉砕する行動に立とう」
関生弾圧を考える神奈川の会・共同代表の船木さんが開会挨拶。船木さんは「石破が自民党総裁に決まったことに見られように、中国侵略戦争はすでに始まっている。労組破壊の政策による関生弾圧を許さないと、労働者や市民が立ち上がっている。時代認識を共有して関生弾圧を粉砕する行動に立とう!」と行動提起しました。
「不当労働行為の自由があるかのような中労委の命令」
「戦後最大の労組弾圧事件・関西生コン事件」と題する海渡雄一弁護士の記念講演。海渡弁護士は、ドラマ「虎に翼」に触れたあと、関生支部が産業別労働組合であることを紹介したあと「❶生コン産業の構造的特徴と産業別労働運動❷関西生コン事件の3つの要素❸関西生コン事件は何を意味しているか❹反撃の開始と現状」などをパワーポイントを使って解説しました。そして、国賠訴訟の現状報告に続いて、都道府県労働委員会の命令を覆し、まるで不当労働行為の自由があるかのような中労委の命令取消訴訟の提訴を報告。最後に、海渡弁護士は、京都3事件について「重要な事件だ」と、団体署名の要請と関西生コン事件の異常さを広く訴えようと行動を提起して講演を終えました。
「全ての事件の無罪を勝ち取る」
続いて、関生支部・武谷副委員長から闘争報告。武谷副委員長は、関生弾圧への支援のお礼を述べたあと、和歌山広域協事件や滋賀ビラ捲き事件の無罪判決を勝ち取り、反転攻勢に挑んでいることを報告。京都3事件の湯川委員長への求刑10年を粉砕し、滋賀の実刑4年の控訴審、加茂生コン差し戻し審など全ての事件の無罪を勝ち取るために全力をつくす。と決意表明しました。最後に、8.6ヒロシマ反戦・反核運動潰しをはね返し、長期勾留されている5名の仲間を取り戻し、11.3労働者総決起集会に6000人の結集を勝ち取とり、戦争を止め改憲を阻止し労働組合潰しを粉砕しようと行動を提起しました。
「議案は満場一致で確認された」
総会の議案審議は、事務局長の品川さんが、情勢(戦争、改憲、労働法制の解体、関生支部への弾圧への闘い)と新たな方針、役員体制を提案しました。質疑を経て、全ての議案が満場一致で確認されました。
「神奈川から関生弾圧を粉砕しよう」
共同代表の高梨さんが閉会挨拶。高梨さんは、「展望は闘うことで開けてくる。戦争を止めるために、改憲を阻止するために闘うことが重要だ。闘うことで困難な状況を打ち破ろう!神奈川から関生弾圧を粉砕しよう!」と行動を提起して総会は幕を閉じました。
日にち:2024年10月19日 土曜日
時 間:13:30受付 14:00~
場 所:国鉄労働会館
(東京都港区新橋5丁目15-5)
主 催:連帯ユニオン関西地区生コン支部
共 催:連帯ユニオン関東支部
労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会・大阪
労働組合つぶしの大弾圧を許さない京滋実行委員会
労働組合つぶしを許さない兵庫の会
お問合せ:連帯ユニオン関西地区生コン支部 06-6583-5546
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労働組合活動を犯罪扱いさせてはなりません
「京都事件」は、ベスト・ライナー、近畿生コン、加茂生コンの3つの事件(労働争議)を併合審理する刑事裁判です。労働争議の解決金を受領したことが「恐喝」とされています。
争議解決にあたって、会社側に解雇期間中の未払い賃金、雇用保障、組合の闘争費用などを解決金として支払わせることは、裁判所や労働委員会でも当然の実務として定着しています。ところが、警察・検察は、関生支部は労働組合を名乗る反社会勢力で、金銭目当てで活動してきたそんなストーリーで前代未聞の事件を仕組んだのです。
企業の団結権侵害に対する抗議行動や団体行動を犯罪扱いする警察・検察の暴挙を許せば、憲法28条が保障した労働基本権がなかった時代への逆戻りです。裁判所は毅然たる姿勢で無罪判決を出すべきです。すべての労働組合のみなさまに署名活動へのご協力をよびかけます。
署名活動の実施要領
提 出 先:京都地方裁判所第2刑事部
署名の種類:団体署名を実施します(個人署名ではありません)
署名用紙は、 ココをクリック
集約と提出:第1次集約 9月末日(10月中旬提出)
第2次集役 10月末日(11月中旬提出)
最終週役 11月末日(12月中旬提出)
送 り 先:〒101ー0062
東京都千代田区神田駿河台3ー2ー11 連合会館
フォーラム平和・人権・環境気付
関西生コンを支援する会 ホームページ ココをクリック
TEL:03ー5289ー8222
デモクラシータイムスで、「関西生コン事件」の解説。刑事裁判で無罪になった二人の組合員と、組合員を雇った、組合員に仕事を出したことを背景にセメントの販売を拒絶され兵糧攻めにあっているセメント製造業者をインタビュー。また、「産業別労働組合」の歴史の経過を詳しく解説。
動画閲覧できます ココをクリック
ドキュメンタリー番組の前に放送されたMBSラジオ「関西生コン事件とは何か」がネットで聞けるようになりました。
以下のところから聞くことができます。
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関生弾圧について家族の目から描いた『ここから~「関西生コン事件」と私たち』が5月10日、2023年日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞に選出されました。詳しくはコチラ ココをクリック
第26回ソウル人権映画祭で上映されました。 ココをクリック
6月13日から開催される、第26回ソウル人権映画祭(ソウルマロニエ公園一帯)。
14日(金)に『ここから「関西生コン事件」とわたしたち』が上映されます。英語・韓国語・字幕、韓国手話付き。全22作品を上映。
映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合潰しに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(左写真は松尾聖子さん)いまも各地で上映会がひらかれている。
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東京新聞「こちら情報部」
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