堺市役所前での宣伝行動 / 山政生コン闘争

不当労働行為企業と労働委員会から認定された「コーシンコーポレーション・山政生コン社」の周知と、「関生支部弾圧の不当性・異常な労組弾圧」の事実を周知するために、連帯ユニオン関生支部・大阪Cブロックは1月10日、堺市役所前で「山政生コン社の不当労働行為を労働委員会が認定、関生支部弾圧事件を知って欲しい」などを掲げた情宣活動を展開しました。

「山政生コン社の不当労働行為糾弾」

堺市役所前の歩行者道路では、武谷副委員長が右手にマイクを握り、左手に組合旗を掲げて、山政生コン社が労働組合法に違反している不当労働行為の事実や、大阪府労働委員会から労働組合法に違反している「不当労働行為企業」に認定され、救済命令が出されたのに、その命令を履行しない態度に終始していること、大阪広域生コン協組の関生支部潰しが背景にあることを訴えました。
関生支部の組合員が横断幕を掲げ、通行中の職員や会社員、市民らにビラを配布しました。

「関生支部弾圧事件を知って欲しい」

2018年から始まった大阪広域生コン協組の関生支部潰しと連携し、ストライキや抗議行動などの正当な労働組合活動を警察・検察が刑事事件にした「関西地区生コン支部弾圧事件」では、4件の無罪が出されたこと。MBS映像’24の「労組と弾圧・関西生コン事件を考える」という番組が放映されたこと。関東圏でもTBSが「労組と弾圧・関西生コン事件を考える」が放映されたこと。東京新聞のこちら特捜部に記事となったこと。You Tubeでは「デモクラシータイムス」で取り上げられたことなどを話し、「関生支部弾圧事件を知って欲しい」などを訴えました。
そして、京都3事件の検察による関生委員長らへの「求刑、懲役10年」を厳しく非難し、正当な組合活動を犯罪にすることを許すことはできない、無罪判決を勝ち取るために全力をつくす!市民のみなさんも声をあげて欲しいと訴えました。

「寒風が吹くなかでも激励の声が」

関生支部・機関紙部が作成した「山政生コン闘争ニュース」ビラは、堺市役所前を行き交う職員や会社員、市民らは快く受け取ってくれました。
ビラを受け取りにきた女性や男性市民から「寒い中、大変やねえ。頑張ってくださいね!」「応援してるよ!」などの激励があったのが印象的でした。
午前9時ころから約1時間の行動でしたが、関生支部の訴えに、堺市役所前を行き交う会社員や市民らに多いにアピールすることができました。ビラは、33枚の配布でした。引き続き、街頭での宣伝活動を展開します。

※コーシンコーポレーション山政生コン闘争とは
「大阪府労働委員会が山政生コン社の不当労働行為を認定した」
大阪府労働委員会は、2024年2月2日付けで、コーシンコーポレーション山政生コン社の不当労働行為(支配介入)を認定する命令書を出しました。
「大阪広域生コン協組が圧力をかけた組合脱退勧奨」
コーシンコーポレーション山政生コン社は2023年4月、関生組合員5名に「組合脱退勧奨」を行いました。山政生コン分会は、関生支部と連携して、会社の組合脱退勧奨をはね返すと同時に、大阪府労働委員会に不当労働行為救済申立を行ったのです。
関生支部の役員と弁護団の奮闘によって、会社の不当労働行為認定を勝ち取りました。また、会社側の「組合脱退勧奨」は、大阪広域生コン協組の指示・圧力があったことが労働委員会の命令書に記されています。

「大阪広域生コン協組の関生潰しを粉砕する」

関生支部の反転攻勢に脅威を抱いた大阪広域生コン協組が仕掛けた「組合脱退勧奨」が、大阪府労働委員会に不当労働行為と認定させた勝利命令。これを武器に、大阪広域生コン協組の関生潰しを粉砕する行動に立ちます。あわせて、大阪広域生コン協組の民主化を求める行動を展開します。

「TBSドキュメンタリー映画祭 2025」開催決定 
現代を取り巻く重要な社会問題を考える5作品と「戦後80年企画」の3作品が発表されました。関連記事:ココをクリック
『TBSドキュメンタリー映画祭2025』予告編一覧 ココをクリック
そのなかで、伊佐治整ディレクター『労組と弾圧』が上映されることが決定しました。
『労組と弾圧』
労働組合員が「ストライキして逮捕」。ミキサー運転手の労働組合「連帯労組関西地区生コン支部」、通称「関生(カンナマ)」を狙った事件。知られざる戦後最大規模の「労働事件」の真相に迫る。【予告編 『労組と弾圧』】 ココをクリック
『TBSドキュメンタリー映画祭2025』開催概要
大 阪:テアトル梅田:3月28日(金)~4月10日(木)
京 都:アップリンク京都:3月28日(金)~4月10日(木)
名古屋:センチュリーシネマ:3月28日(金)~4月10日(木)
東 京:ヒューマントラストシネマ渋谷:3月14日(金)~4月3日(木)
福 岡:キノシネマ天神:3月28日(金)~4月10日(木)
札 幌:シアターキノ:4月開催
加茂生コン事件差し戻し審 無罪判決をを求める署名のよびかけ
加茂生コン事件差し戻し審完全無罪判決を獲得するべく、12月17日から新たに加茂生コン事件署名活動がスタートしました。
京都事件については団体署名でしたが、加茂生コン事件については各地の要望をふまえて個人と団体の2種類の署名活動に取り組むことになりました。
「関西生コンを支援する会」は、署名活動用に加茂生コン事件とはなにかを描いたニュース号外(漫画新聞)を発行しています。
提 出 先:大阪高等裁判所第3刑事部
署名の種類:団体署名と個人署名の2種類
署名用紙は、団体署名 ココをクリック  個人署名 ココをクリック
集約と提出:第1次集約  1月末日
      第2次集役    2月末日
      最終週役      3月末日

送 り 先:〒101ー0062
      東京都千代田区神田駿河台3ー2ー11 連合会館
      フォーラム平和・人権・環境気付
      関西生コンを支援する会 ホームページ ココをクリック
      TEL:03ー5289ー8222
関西生コン事件 仰天の現場証言~無罪の被告人と兵糧攻めされる業者
【竹信三恵子のホントの話】

デモクラシータイムスで、「関西生コン事件」の解説。刑事裁判で無罪になった二人の組合員と、組合員を雇った、組合員に仕事を出したことを背景にセメントの販売を拒絶され兵糧攻めにあっているセメント製造業者をインタビュー。また、「産業別労働組合」の歴史の経過を詳しく解説。
動画閲覧できます ココをクリック
【MBSラジオがネットで聞けるようになりました】
ドキュメンタリー番組の前に放送されたMBSラジオ「関西生コン事件とは何か」がネットで聞けるようになりました。
以下のところから聞くことができます。
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▼Apple ココをクリック
▼Amazon ココをクリック

映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合潰しに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(左写真は松尾聖子さん)いまも各地で上映会がひらかれている。
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ー 公判予定 ー

2025年1月はありません
関西生コン事件ニュース 109(加茂生コン事件、判決は来年4/17 12/19大阪高裁差し戻し審が即日結審) ココをクリック
関西生コン事件ニュース 101(東京新聞「こちら情報部」) ココをクリック
東京新聞「こちら情報部」

保育園に入れるための就労証明が犯罪? 労組は反社? 逆転無罪が相次ぐ「関西生コン事件」が示す民主主義の危機 ココをクリック