「12.5 第2回争議分会決起集会」 / 関西ゼネラル支部

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10/31 国家賠償請求訴訟 不当判決に対する抗議声明を発表  ココをクリック
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12/12 第8回 人権問題シンポジウム開催! ココをクリック
12/21 山政生コン闘争勝利総決起集会開催! ココをクリック

12.5 第2回争議分会決起集会(主催、関西ゼネラル支部)が12月5日、大阪市北区民センターで開催され、59人の仲間が集まりました。

「現場闘争の総括と新たな方針を確立し、実践するための集会に」

小見書記次長の司会で集会はスタート。小見書記次長は「本集会は、この間の、現場闘争を総括し、新たな方針を確立して実践するための集会にしたい」と提起しました。
武谷委員長の主催者挨拶では「労働委員会や裁判は活用するものであり、現場闘争で決着をつけることが重要だ。それぞれの争議現場の成功例に学び、失敗例を教訓にしよう」と発言しました。

「連帯挨拶、激励と行動提起」

本日の集会に駆けつけてくれた共闘の仲間からの連帯挨拶。コミュニティーユニオン関西ネットワーク・きょうとユニオンの笠井委員長、おおさかユニオンネットワークの西山代表、港合同昌一金属支部の西岡副委員長、関西地区生コン支部の松村副委員長から激励と行動提起の発言がありました。

「ワールドリンク闘争勝利解決報告」

ワールドリンク分会のK分会長から闘争勝利報告。「闘争が10月27日、勝利解決した。毎週火曜日のデモ行進や取引先への宣伝行動などの現場行動に、ご支援をいただいた仲間に心から感謝する。仲間から受けた恩を運動で返していく」。続いて、大橋副委員長からワールドリンク闘争の総括が提起されました。

 

 

「争議分会からの闘争報告と決意表明」

争議分会からの闘争報告と決意表明では、シバタ工業分会が勝利解決報告をはじめ、優雅会・有馬外科整形外科分会、奏パートナーズ分会、コスモス分会、日正運輸分会、小寺林業分会から闘争報告と今後の方針、決意表明がされました。※シバタ工業分会、コスモス分会、小寺林業分会は担当役員が発言。

「関西万博関連ユニオンは、決着をつけるために全力をつくす」

特別報告では、関西万博関連ユニオンの南書記長から、10月9日の時限ストライキ決行では、関西ゼネラル支部や関西地区生コン支部の支援に感謝を述べました。そして、「関西万博は閉会したが、万博会場で働くスタッフの未払い賃金やハラスメントの未解決や会社側の不当労働行為に決着をつけるために全力をつくす」と闘争勝利に向けた決意が表明されました。

「団結と行動によって闘い続ける」

権利侵害を一掃する闘争宣言を兼清書記長が提起。今年の6月以降の闘争総括と新たな闘争方針が示され、「団結と行動によって闘い続ける」と宣言しました。
カンパアピールを大原執行委員が提起したあと、福嶋副委員長が本集会のまとめ。福嶋副委員長は「あきらめないこと、そこに闘争がある。すべての争議解決を目指して共に闘おう」と行動提起しました。

「不当労働行為、人権侵害を許さない闘いに勝利しよう」

西島執行委員から、12月12日に開催する「人権問題シンポジウム」への参加の呼びかけのあと、西島執行委員がリードする「団結ガンバロー!」を参加者全員が三唱して、集会はお開きになりました。
本集会に駆けつけてくれた関西ネット、おおさかユニオンネット、大阪全労協、港合同の仲間のみなさんありがとうございました。そして、関西ゼネラル支部と関西地区生コン支部の組合員のみなさんお疲れさまでした。不当労働行為を許さない、人権侵害を許さない闘いに勝利しましょう。

真相はこれだ!関生事件 無罪判決!【竹信三恵子の信じられないホントの話】20250411【デモクラシータイムス】

ご存じですか、「関西生コン」事件。3月には、組合の委員長に対して懲役10年の求刑がされていた事件で京都地裁で完全無罪判決が出ました。無罪判決を獲得した湯川委員長と弁護人をお呼びして、竹信三恵子が事件の真相と2018年からの一連の組合弾圧事件の背景を深堀します。 今でも、「関西生コン事件」は、先鋭な、あるいは乱暴な労働組合が強面の不法な交渉をして逮捕された事件、と思っておられる方も多いようです。しかしそうではありません。企業横断的な「産別組合」が憲法上の労働基本権を行使しただけで、正当な交渉や職場環境の改善運動だったから、強要や恐喝など刑事事件には当たらないものでした。裁判所の判断もこの点を明確にしています。では、なぜ暴力的組合の非行であるかのように喧伝され、関西全域の警察と検察が組織的に刑事事件化することになったのか、その大きな背景にも興味は尽きません。 tansaのサイトに組合員お一人お一人のインタビューも連載されています。ぜひ、どんな顔をもった、どんな人生を歩んできた人たちが、濡れ衣を着せられ逮捕勾留されて裁判の法廷に引き出されたのかも知っていただきたいと思います。
動画閲覧できます ココをクリック

増補版 賃金破壊――労働運動を「犯罪」にする国

竹信三恵子 (著) 旬報社 – 2025/1/30

勝利判決が続く一方で新たな弾圧も――
朝⽇新聞、東京新聞に書評が載り話題となった書籍の増補版!関生事件のその後について「補章」を加筆。
1997年以降、賃金が下がり続けている先進国は日本だけだ。そんな中、関西生コン労組は、労組の活動を通じて、賃上げも、残業規制も、シングルマザーの経済的自立という「女性活躍」も、実現した。そこへヘイト集団が妨害を加え、そして警察が弾圧に乗り出した。
なぜいま、憲法や労働組合法を無視した組合潰しが行なわれているのか。迫真のルポでその真実を明らかにする。初版は2021年。本書はその後を加筆した増補版である。
◆主な目次
  はじめに――増補にあたって
  プロローグ
  第1章 「賃金が上がらない国」の底で
  第2章 労働運動が「犯罪」になった日
  第3章 ヘイトの次に警察が来た
  第4章 労働分野の解釈改憲
  第5章 経営側は何を恐れたのか
  第6章 影の主役としてのメディア
  第7章 労働者が国を訴えた日
  エピローグ
  補章 反攻の始まり
  増補版おわりに

映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合潰しに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(左写真は松尾聖子さん)いまも各地で上映会がひらかれている。
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