3月13日、学働館で大阪兵庫生コン経営者会との19春闘集団交渉が開催された。
冒頭、労働側が今春闘に臨むにあたっての決意を表明し、要求趣旨を説明した。

交渉に参加しない経営者に対して厳しく責任を追及する

現在、関生支部は警察・検察・裁判所が一体となった激しい権力弾圧を受けている。こうした状況下においても、集団的労使関係を維持し、春闘交渉において経済要求・制度要求の実現をしっかりと求めていく。また、労使関係があり、労働組合が参加を求めているにもかかわらず一方的に集団交渉に参加しないことは不当労働行為に当たる。そうした違法行為を行う企業の経営者には厳しく責任を追及する。
春闘を原則的に闘うことこそ「未曾有の大弾圧」をはね返し、生コン関連業界の正常化を果たす道であると確信し、組合員一丸となって真剣に取り組む決意だ。

経営者会「交渉には誠実に対応する」

対する経営側も今春闘に臨む態度を表明。「労使関係は『車の両輪』と同じで適切な関係の構築が必要。春闘交渉については誠実に対応していきたい」と発言があった。
第2回交渉は3月20日に開催される。

「さらに、仲間を取り戻した(3月14日に保釈決定)」
関生支部への不当弾圧をめぐり、滋賀県警により、昨年11月27日に逮捕され、今年の2月5日にも再逮捕された仲間の一人が、3月14日に保釈が認められたことにより、取り戻すことができました。
この間、保釈請求に全力をあげて結果を出していただいた、弁護団に感謝します。
また、不当勾留されていた仲間を奪還するための運動を展開していただいた、支援共闘の仲間のみなさんに感謝します。ありがとうございました。
今後も、不当に長期勾留されている、武委員長をはじめ10名の仲間の奪還に向けて弁護団と連携した取り組みを強化します。支援共闘の仲間のみなさんには、これからもご支援ご協力のほどお願いします。
滋賀 恐喝未遂事件
第12回 公判
日時:2019年3月25日 10:00~17:00
第13回 公判
日時:2019年3月26日 13:10(変更)~17:00
第14回 公判
日時:2019年3月27日 13:10(変更)~17:00
第15回 公判
日時:2019年3月28日 13:10(変更)~17:00
場所:大津地方裁判所
大阪 威力業務妨害事件
第2回 公判
日時:2019年5月15日 10:00~
場所:大阪地方裁判所 大法廷 201
滋賀 大津生コン協組 威力業務妨害事件
第2回 公判

日時:2019年4月2日 11:00(変更)
場所:大津地方裁判所

「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ
PDF

好評販売中!
ストライキしたら逮捕されまくったけどそれってどうなの?(労働組合なのに…) 単行本 – 2019/1/30
連帯ユニオン、小谷野 毅、葛西 映子、安田 浩一、里見 和夫、永嶋 靖久(著)
内容紹介
レイシスト(差別主義者)を使って組合破壊をしかける協同組合、ストライキを「威力業務妨害」、職場のコンプライアンス違反の告発を「恐喝」、抗議を「強要」、組合活動を「組織犯罪」、労働組合を「組織犯罪集団」と言い換えて不当逮捕する警察。
いま、まっとうな労働運動に加えられている資本による攻撃と「共謀罪のリハーサル」ともいえる国家権力による弾圧の本質を明らかにする!
お問い合わせは、連帯ユニオンまで TEL:06(6583)5546 FAX:06(6582)6547
アマゾンでも購入することができます。
こちらから