「大阪兵庫生コンクリート工業組合と『経営者会』設立への確認」

業界再建への政策闘争と自らの要求実現を結合した生コン産業政策協議会の95春闘は、新たな情勢を切り開きました。1995年5月21日の大阪兵庫生コンクリート工業組合と生コン産業政策協議会代表との交渉の結果、①構造改善事業の推進を目的として、労働側との交渉組織として「経営者会」をつくる、②その体制づくりに里・松本・中司・佐々木の各氏があたることを確認しました。
さらに6月5日の大阪兵庫生コンクリート工業組合と、全化同盟も加わった労働四団体との交渉で、労組法上の使用者団体として新たな組織をつくり、8月1日をメドに発足すること。その事務局長に井手氏が就任することを確認しました。こうして業界再建・正常化をめざす政策闘争は長年続いていた業界の混乱に終止符を打ち、新たな業界秩序の確立と集団的労使関係の確立へ大きく踏み出したのです。

「集団的労使関係の確立をめざして」

一方、6月20の集合交渉の席上で連帯ユニオン関生支部は、アウト・インを問わず、賃上げ15,000円以上、年間一時金200万円、福利厚生15万円のガイドラインを提示。6月9日に開かれた集合交渉で経営側は、統一交渉団を構成し代表として、中島・金本・池田の三氏があたることを表明。個別交渉についても、大阪兵庫生コン工業組合が新たに発足する「経営者団体」への加入と誠意ある回答を求めました。こうして集団的労使関係の確立と労働コストの平準化をめざす新たな闘いが始まりました。

関西生コン事件ニュース No.10 PDF

「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ
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勾留理由開示公判
6.19 強要未遂・恐喝未遂事件(京都府警)
場所:京都地裁

日程決定!
7月5日 13:50~ 205号法廷 委員長・Y副委員長
※裁判傍聴は抽選となっています。整理券交付は13:10~13:25です

7月8日 10:40~ 205号法廷 Y執行委員ほか組合員1名
※裁判傍聴は抽選となっています。整理券交付は10:00~10:15です
 抽選券(リストバンド)交付は京都地裁庁舎北側玄関入り口付近

抽選傍聴になっています多数の結集をお願いします。

7月5日(大阪地裁)裁判が中止になっています。
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ストライキしたら逮捕されまくったけどそれってどうなの?(労働組合なのに…) 単行本 – 2019/1/30
連帯ユニオン、小谷野 毅、葛西 映子、安田 浩一、里見 和夫、永嶋 靖久(著)
内容紹介
レイシスト(差別主義者)を使って組合破壊をしかける協同組合、ストライキを「威力業務妨害」、職場のコンプライアンス違反の告発を「恐喝」、抗議を「強要」、組合活動を「組織犯罪」、労働組合を「組織犯罪集団」と言い換えて不当逮捕する警察。
いま、まっとうな労働運動に加えられている資本による攻撃と「共謀罪のリハーサル」ともいえる国家権力による弾圧の本質を明らかにする!
お問い合わせは、連帯ユニオンまで TEL:06(6583)5546 FAX:06(6582)6547
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