「経営者会の新組織として『飛鳥会』を結成」
1995年8月1日、業界の危機打開をめざした構造改善事業の推進と近代的労使関係の確立へ経営者の新組織として「飛鳥会」が発足。同日の夜、ホテル阪神で各界代表が集い発足パーティーが開かれました。
飛鳥会会長には松本光宣・大阪広域生コン協組理事長が兼任で就任し、あいさつで決意を披露しました。業界再建にむけて、共販体制の再構築と構造改善事業の推進が最重点課題であること。共販体制の再構築への課題は、すでにスタートした①大阪広域生コン協組の機能強化であり、②構造改善事業を推進するためには、労働組合の理解と協力が不可欠であることから、飛鳥会の設立に至ったこと。この二つの取り組みを成功させなければ業界の未来はないとして、早急に組織固めを行い充実した運営にする決意を表明しました。
また、来賓を代表してあいさつした岡本晃・住友大阪セメント大阪支店長は、生コン業界の構造改善事業を現実的なものとするには、近代的な労使関係の実行が求められることを強調。労使双方が政策議論を充分に交わし、構造改善事業の円滑な推進で品質の管理・適正利潤・従業員の福祉を最重点とした近代化の推進にむけてセメント業界も協力する所存であることを表明しました。そして、里敏治・大阪兵庫生コンクリート工業組合理事長は、21世紀にむけて工業組合と飛鳥会が手を携え、構造改善事業の成功へ共にレールの上を走る決意を表明し、セメントメーカーと労働組合の絶大な協力を呼びかけました。
「飛鳥会発足に至る経過」
1994年2月、大阪兵庫生コンクリート工業組合は抜本的な業界の再構築と経営の安定化をめざし、①広域な協組による協組・共販の再建、②新たな労使関係のあり方を検討。3月2日、広域協組設立準備委員会を設置。11月4日に設立総会を開催し、大阪広域生コンクリート協同組合が発足。
1995年5月18日、大阪兵庫生コンクリート工業組合は理事会で第三次構造改善事業に取り組む方針を決定。通産省の生コン製造業「近代化計画」に基づき、①新商品・新技術の開発、②集約化、③取引関係の改善、④従業員の福祉の向上などに関する事業計画をもとに「構造改善事業に係わる承認申請書」を作成。
5月24日に通産大臣の承認を経て、構造改善事業実施の段階を迎えました。
工業組合の構造改善事業の推進機関である構造改善推進委員会は、構造改善事業の推進にあたっては、労働組合の理解と協力が不可欠であるとして労働組合との政策協議を進めてきました。しかし、工業組合には労働組合との交渉権がないことから、近代的な労使関係をはかるため、新たな経営者会の結成へ構造改善事業の推進によって経営者会(仮称)設立準備委員会が設置され、その名称を飛鳥会と決定したのです。
「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ
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6.19 強要未遂・恐喝未遂事件(京都府警)
場所:京都地裁
7月8日 10:40~ 205号法廷 Y執行委員ほか組合員1名
※裁判傍聴は抽選となっています。整理券交付は10:00~10:15です
抽選券(リストバンド)交付は京都地裁庁舎北側玄関入り口付近
抽選傍聴になっています多数の結集をお願いします。
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