「コロナ対策と称して戦争政治を進めるな」改憲・戦争阻止!大行進・関西「関西統一街宣」

改憲・戦争阻止!大行進・関西が主催する「関西統一街宣」が2020年12月20日、京橋駅前に16人の仲間が結集して「コロナ対策と称して戦争政治を進めるな。維新政治を即刻終わらせよう!」を掲げて、街頭宣伝活動を展開しました。

「大阪維新の会を打倒しよう」

関西労組交流センターの仲間は、「吉村知事は、コロナ重症センターの看護師不足を理由に、自衛隊に災害派遣を要請したとしているが、その狙いは、自らが生み出した医療崩壊の免罪と9条改憲にあり、戦争政治にほかならない」。
「大阪の重症者は全国的にも圧倒的に多数で、感染拡大が止まる気配はなく、医療体制は危機に瀕している。こうした事態をつくった責任を取るべき吉村知事が、現場の切実な思いを利用して、改憲と戦争政治に突き進んでいる。吉村知事を退陣に追い込み維新政治を終わらせよう」と訴えました。

「ボーナスの減額・不支給を許すな」

関西合同労働組合の仲間は、「コロナ禍で労働者の安全と暮らしが脅かされているなか、コロナ不況に便乗した経営側はボーナスを減額・不支給としている。特権階級は数百万円のボーナスが支給されている現状があり、医療従事者をはじめすべての労働者に犠牲を強いることを許してはいけない。今こそ、労働組合に結集して、経営側にボーナスの支払いを要求しよう」と呼びかけました。

「税金を軍事費に使わせない行動を」

関西地区生コン支部の仲間は「具体的実効性のあるコロナ対策を打てない菅政権は、来年の国家予算に、イージス・アショアの代替策をはじめとする防衛費、いわゆる軍事費に数千億円を計上すると決定した。私たちの税金を戦争のための軍事費に使わせてはならない。国民の安全と安定した暮らしの実現を目指して、菅政権を退陣に追い込む行動を展開しよう」と訴えました。

「1月24日、大阪市役所・女神像前集会&デモに結集を」

改憲・阻戦争止!大行進・関西の仲間は、「住民投票のために、コロナ対策を疎かにしていた松井市長、吉村知事は、住民投票で否決された直後に、広域行政の一元化を言いだし、総合区として8区に大阪市を分割する案を強行しようとしている。大阪市の利権政治を絶対に許してはいけない。1月24日、大阪市役所横の女神像前で集会とデモを行うので結集を。維新の会を追放するための行動を展開しよう」呼びかけました。

 

「用意したビラが1時間未満で完配」

約1時間の行動では、駅前を通行する人たちに、多いにアピールすることができました。用意したビラ250枚は、街宣開始から1時間未満で完配。署名は23筆を獲得するという成果をあげました。

「定期的な活動が成果を」

当日の活動では、ビラの受け取りが非常に良かったのが印象的でした。定期的なこの間の統一街宣の成果が現れているのではないでしょうか。
大企業優位政策で労働者や中小零細事業者に犠牲を強い、戦争への道を突き進む「菅政権」「維新の会」を打倒するために継続した行動を展開しましょう。

「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ PDF

関西生コン事件ニュースNo.48  ココをクリック

なぜ、いま戦後最大規模の刑事弾圧が労働組合に加えられているのか!?
641日勾留された武委員長が語る

「関西生コン事件」で逮捕された武建一委員長は今年5月29日、641日ぶりに保釈された。その1ヵ月後に収録されたロングインタビューをまとめた本が昨年12月10日発刊された。
・一連の事件は、なぜ起きたのか?
・関生支部とはどのような労働組合なのか?
・武建一という人物はいったい何者なのか?
そんな疑問に事実をもって答える1冊。ぜひ、お読みください。『武建一が語る 大資本はなぜ私たちを恐れるのか
発行・旬報社、四六判218ページ、定価1500円+税
*全日建(全日本建設運輸連帯労働組合)にお申し込みいただければ頒価1500円(送料込み)でお届けします。多部数の場合はお問い合わせください。
お問い合わせ03-5820-0868
【目 次】
第1章 刑事弾圧
641日にもおよんだ勾留生活/なぜ私は逮捕されたのか/協同組合の変質/労組破壊に参加したレイシスト
第2章 「タコ部屋」の過酷労働
私の生い立ち/「練り屋」と呼ばれて/労働運動に目覚める/関生支部の誕生/初めての解雇
第3章 闘いの軌跡
万博不況とオイルショック/ヤクザと生コン/経済界が恐れる産業別労働運動
第4章 大同団結
安値乱売で「がけっぷち」/大阪広域協組の誕生/シャブコン/2005年の弾圧事件/ゼネスト決行/目指すべき場所
解題・安田浩一(ジャーナリスト)
皆様には御元気で御活躍のことと存じます。
この間、全国の多くの皆様より私たち関生支部に対する国家権力と大阪広域生コンクリート協同組合、差別排外主義者集団が一体となった攻撃をはね返す闘いに、多大な御支援をいただきまして誠にありがとうございます。
このたび、著書『大資本はなぜ私たちを恐れるのか』を昨年12月10日に発行する運びとなりました。
今日まで、私は、会社の雇ったヤクザに5回以上殺されかけたり、刑事事件をでっち上げられ前科5犯にさせられています。
1980年代には日経連の大槻文平会長(当時)から「関生型運動は資本主義の根幹に触れる」と言われ、国家権力とマスコミからは「生コンのドン」「金を企業からむしり取る」などとして「反社会的勢力」とレッテルを貼られています。
それはなぜか。歴史と今日を振り返り、事実を元に書かせていただいています。
是非、一読下さい。
心より愛をこめて
武 建一

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