「大阪にカジノはいらない!関生支部」「6.12関西青年労働者集会に参加を!北摂労働者集会」JR高槻駅での街宣活動

「大阪にカジノはいらない!」「IR事業・カジノ建設を中止、撤廃に追い込もう!」を掲げ、連帯ユニオン関西地区生コン支部・大阪Aブロックは6月11日、JR高槻駅前で、宣伝活動を展開しました。同日、北摂労働者集会が主催する街宣活動も展開され、20人の闘う仲間が結集しました。

「維新の会の大企業優位政策を許すな!」

JR高槻駅前の歩行者道路の広場では、赤川執行委員と武谷書記次長が交替でマイクを握り、左手には「カジノ反対!関生支部」の幟を掲げて、「当初、IR・カジノに税金は使わないと言っていた、松井大阪市長が発言をひるがえし、カジノ建設予定地の土壌整備に税金を投入することを決定した。これを許してはいけない」「コロナ感染が拡大しているなか、医療体制の充実や保育所の充実、医療従事者やエッセンシャルワーカーのために税金を使うべき」「維新の会は、自公政権と同様の大企業優位政策をやめて、中小零細事業者とそこで働く労働者、市役所や保健所で働く非正規労働者が生活できる政策を行え」「大阪府議会は、住民投票の実施を決議せよ!声を上げよう!」などを整然と訴えました。歩行者道路の広場では、赤川執行委員と武谷書記次長が駅前を通行する市民らにビラを配布しました。

「大阪都構想では、2度の住民投票を行ったんやから、今回も住民投票をやるのは当たり前や」

大阪・市民交流会が作成した「大阪IR・カジノのダメすぎる2つのポイント」のカラー刷りのビラは、JR高槻駅前を行き交う会社員や市民らが快く受け取ってくれました。
ビラを受け取った複数の女性から「住民投票請求の署名したよ。次は、府議会の決議やね」「大阪都構想では、2度の住民投票を行ったんやから、今回も住民投票をやるのは当たり前や」「お疲れさま、頑張ってくださいね!」などの激励がありました。ひとりの女性から「ビラもらうから、阪急百貨店に連れて行って」と頼まれたので、阪急百貨店前まで案内したのですが、「あー、あれやな。もうここでええわ、おおきに」と言い、ビラは渡せませんでした。高校生の女性や男性が笑顔でビラを受け取ってくれたのが印象的でした。

「5分くらい、眉間にしわを寄せて睨み付ける男性」

ビラ配布をしていた赤川執行委員と武谷書記次長の前で「ぺっ!」と唾を吐いたり、「じゃまや!そこどけ!」と怒鳴っていた男性がいました。維新の支持者でしょうか?また、武谷書記次長がマイクで訴えている目の前で、眉間にしわを寄せて睨み付けている30歳代から40歳代の男性の姿がありました。
午前9時30分から約1時間の行動でしたが、赤川執行委員と武谷書記次長の訴えに、JR高槻駅前を行き交う市民らに多いにアピールすることができました。ビラは95枚の配布でした。引き続き、駅頭での宣伝活動を展開します。

「北摂労働者集会が主催する街宣活動」

午前11時からの北摂労働者集会の仲間が主催する街宣活動に、連帯ユニオン関西地区生コン支部から大阪Bブロック組合員をはじめ6人が参加しました。
JR高槻駅前の歩行者道路(架橋)では、高槻医療福祉労組の冨山さん、関西地区生コン支部のナニワ生コン分会長、郵政の村山さん、星野文昭さんを取り戻す会の吾鄕さん、八尾北医療センター労組の副委員長が交代でマイクを握り、「労働組合の団結と行動で戦争を止めよう!」「労働組合弾圧は、戦争への道!関生弾圧を粉砕しよう!」「郵政の民営化、解雇攻撃を許してはいけない」「医療の拡充に税金を使え!」などを駅前を行き交う市民らに訴えました。

「第三次世界大戦を止めよう! NOWAR! 6.12関西青年労働者集会に集まろう!」

また、青年労働者からは、6月12日に開催される「第三次世界大戦を止めよう! NOWAR! 6.12関西青年労働者集会」への参加が呼びかけられました。
約1時間の街宣活動でしたが、ビラは200枚(4セット)超の配布、署名が10筆の成果がありました。
労働組合が先頭に立って戦争を止める行動を展開しましょう!戦争政策を推進する岸田政権を打倒しましょう!核共有、憲法改悪、大企業優位政策の維新の会を打倒しましょう!

「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ PDF
デモクラシータイムス 〈 2022.01.11 〉
池田香代子の世界を変える100人の働き人60人目 労働運動を〈犯罪〉にする国
「連帯ユニオン関西地区生コン支部」事件
ゲスト:竹信三恵子さん(ジャーナリスト・和光大学名誉教授)
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関西生コン事件ニュース No.73 ココをクリック
関西生コン事件ニュース No.74 ココをクリック
2021年12月9日「大阪市・契約管材局と労働組合の協議」
回答が大阪市のホームページに掲載 
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賃金破壊――労働運動を「犯罪」にする国 竹信三恵子(著)– 2021/11/1 旬報社 1,650円(税込み) 1997年以降、賃金が下がり続けている先進国は日本だけ。 そんななか、連帯ユニオン関西地区生コン支部は、賃上げも、残業規制も、シングルマザーの経済的自立という「女性活躍」も実現した。 業界の組合つぶし、そこへヘイト集団も加わり、そして警察が弾圧に乗り出した。 なぜいま、憲法や労働組合法を無視した組合つぶしが行なわれているのか。 迫真のルポでその真実を明らかにする。

目次 :
プロローグ
第1章 「賃金が上がらない国」の底で
第2章 労働運動が「犯罪」になった日
第3章 ヘイトの次に警察が来た
第4章 労働分野の解釈改憲
第5章 経営側は何を恐れたのか
第6章 影の主役としてのメディア
第7章 労働者が国を訴えた日
エピローグ

【著者紹介】 竹信三恵子 : ジャーナリスト・和光大学名誉教授。東京生まれ。1976年東京大学文学部社会学科卒、朝日新聞社入社、経済部、シンガポール特派員、学芸部次長、編集委員兼論説委員(労働担当)、2011-2019年和光大学現代人間学部教授。著書に『ルポ雇用劣化不況』(岩波新書、日本労働ペンクラブ賞)など。貧困や雇用劣化、非正規労働者問題についての先駆的な報道活動に対し、2009年貧困ジャーナリズム大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

第 10 回「日隅一雄・情報流通促進賞」の特別賞を受賞 詳しくはコチラ

(「BOOK」データベースより)

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