「京都府警・滋賀県警による組合員の不当逮捕に強く抗議する」

京都府警は2019年7月17日、連帯ユニオン関西地区生コン支部の武委員長とY副委員長2人を恐喝と事件をでっち上げ不当に逮捕し、関生支部役員の自宅をはじめ4ヵ所の家宅捜索を強行した。
また同日、滋賀県警は、正当な組合活動を威力業務妨害と刑事事件に仕立て上げ、組合員4人を不当逮捕した。
京都府警・滋賀県警による「労働組合つぶしの権力弾圧」に対して、連帯ユニオン関生支部は、満腔の怒りをもって抗議する。
武委員長、Y副委員長はともに5回目の逮捕であり、長期勾留を強いて、社会に悪いイメージを植えつけるキャンペーンが狙いだ。

滋賀県警は警察官が就業時間中の組合員に「逮捕状が出ているからすぐに自宅に戻れ」と電話をし、すぐに戻れないことがわかっている警察官が組合員の職場に赴き、他の組合員や従業員が見ている前で逮捕するという卑劣な行為。
このような警察の行為は、憲法や労働組合法で保証されている組合活動を刑事事件にして組合員を萎縮させ、組合を脱退させることが目的であり、関生支部の産別運動をつぶすための権力弾圧は明らかだ。
不当な権力弾圧を容認している京都地裁・大津地裁に対して強く抗議するとともに、労働組合つぶしの弾圧を京都府警・滋賀県警に即やめさせ、不当逮捕した仲間の釈放を強く求める。
労働組合つぶしに警察・検察が動き、裁判所は弾圧をチェックする機能を果たしていないことに対して、連帯ユニオン関生支部は弾劾・糾弾する。

「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ 
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内容紹介
レイシスト(差別主義者)を使って組合破壊をしかける協同組合、ストライキを「威力業務妨害」、職場のコンプライアンス違反の告発を「恐喝」、抗議を「強要」、組合活動を「組織犯罪」、労働組合を「組織犯罪集団」と言い換えて不当逮捕する警察。
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