谷正充(たにまさみつ)と共に歩む会・報告会
谷正充と共に歩む会・報告会が9月10日、兵庫県川西市のキセラ川西プラザで開催され、100人を超える川西市民や支援者が結集しました。連帯ユニオンからは、関西地区生コン支部が参加しました。
「みなさんで一歩すすんで欲しい」
司会の女性が「本日は、議会活動や歩む会の報告と今後について、谷正充川西市議に話してもらう」と開会を宣言しました。
歩む会代表から開会挨拶。代表は「谷さんは4年間、1期、頑張った。コロナ禍により、活動を制限されてきたなか、歩む会は定期的にニュースを発行した。今年10月の選挙では、谷さんを当選させる。みなさんで一歩すすんで欲しい」と支援の要請がありました。
「10月選挙に全力で闘う」
続いて、応援メッセージ。美園町自治会・副会長、自治労兵庫県本部・副委員長、関西よつ葉連絡会・事務局長から、谷市議の活動の成果と課題などを話し、10月の選挙に全力で闘う決意が表明されました。
「憲法の理念を具体的に実践する」
北上あきひと県議の挨拶。北上県議は、自身の経歴と議員活動の成果と課題を話したあと「谷市議は、住民相談、議会活動、社会運動の3つを、しっかりと誠実におこなっていることに感動している。先人の教えにある『憲法の理念を具体的に実践する』ことを谷さんと北上が実践して、この社会を金儲けの道ではなく、一人ひとりの命を大切にしていく、新しい社会づくりをめざす。10月選挙にさいしては、2期目のジンクス、油断は大敵だ。北上もみなさんと共に頑張る」と話しました。
「一人ひとりが大切にされる川西へ」
本日のメイン、谷正充市議の報告。谷市議は、報告会に参加した市民や支援者に感謝を述べたあと、「がぜん、意欲が湧いてきた。北上さんの持ち上げに、決意を固めた。よつ葉の活動で社会を見る。長い間、北上さんと活動してきたこと。北上さんの住民に寄り添う活動を見て、川西市議を引き継ぐことを決意した。私はスーパーマンではないので、知らないことも多い。しかし困っている人の話を聞いて、なんとか寄り添うことができないか?と活動を続けてきた」と話しました。続いて、4年間の議会・議員活動を振り返り「学校給食アレルギー対策、化学物質過敏症」などの成果を報告。そして、「①持続可能な公共交通を。②より安全で質の高い学校給食を。③化学物質過敏症への理解促進。④農業・福祉の連携を進める。⑤脱原発。⑥守り、活かそう!平和憲法」の活動方針を提起しました。
最後に、谷市議は「平和への願いが重要だ。平和がなければ何も成立しない。平和憲法を活かすとともに、憲法を維持し守る。原発稼働年数の延長などを許してはいけない。4年間の活動で実践してきた『小さな声、労働者の声』をしっかり上げていくことを約束する。一人ひとりが大切にされる川西へ」と話して報告を終えました。
「『地べたからの民主主義』を実践しよう」
社民党党首・福島みずほさんの講演。福島党首は参院選の支援に感謝を述べたあと「お願いにきた。10月選挙では、谷さんを議会に送り返して欲しい」と訴えました。
続いて、安倍元首相の国葬問題について、法的根拠がない国葬、岸田首相の矛盾した説明、税金の使い途、森友・加計・桜を見る会などの安倍政治を問うこともないなどを話し、「みんなの力で国葬の撤回を!」と呼びかけ、旧統一協会問題では「旧統一協会の要請に政治が応えてきたことなど、政治・政策を歪めてきたのではないか?」と喝破しました。
最後に、福島党首は「政治活動をまともにしようとする、谷さんの政策を支持する。『地べたからの民主主義』を実践しよう。川西市で成果を上げ、住民と寄り添う谷さんの2期目を必ず、議会に送り返していただきたい」と訴えた講演を締めくくりました。
「『国葬反対!』スタンディングデモ」
歩む会・事務局長からのお願いと報告会のまとめで散会。そして、川西能勢口駅での福島みずほ社民党党首の街頭宣伝と「国葬反対!」のスタンディング行動に臨みました。市民・労働者の力で、「国葬」を中止・撤回に追い込みましょう!
池田香代子の世界を変える100人の働き人60人目 労働運動を〈犯罪〉にする国
「連帯ユニオン関西地区生コン支部」事件
ゲスト:竹信三恵子さん(ジャーナリスト・和光大学名誉教授)
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賃金破壊――労働運動を「犯罪」にする国 竹信三恵子(著)– 2021/11/1 旬報社 1,650円(税込み) 1997年以降、賃金が下がり続けている先進国は日本だけ。 そんななか、連帯ユニオン関西地区生コン支部は、賃上げも、残業規制も、シングルマザーの経済的自立という「女性活躍」も実現した。 業界の組合つぶし、そこへヘイト集団も加わり、そして警察が弾圧に乗り出した。 なぜいま、憲法や労働組合法を無視した組合つぶしが行なわれているのか。 迫真のルポでその真実を明らかにする。
目次 :
プロローグ
第1章 「賃金が上がらない国」の底で
第2章 労働運動が「犯罪」になった日
第3章 ヘイトの次に警察が来た
第4章 労働分野の解釈改憲
第5章 経営側は何を恐れたのか
第6章 影の主役としてのメディア
第7章 労働者が国を訴えた日
エピローグ
【著者紹介】 竹信三恵子 : ジャーナリスト・和光大学名誉教授。東京生まれ。1976年東京大学文学部社会学科卒、朝日新聞社入社、経済部、シンガポール特派員、学芸部次長、編集委員兼論説委員(労働担当)、2011-2019年和光大学現代人間学部教授。著書に『ルポ雇用劣化不況』(岩波新書、日本労働ペンクラブ賞)など。貧困や雇用劣化、非正規労働者問題についての先駆的な報道活動に対し、2009年貧困ジャーナリズム大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
第 10 回「日隅一雄・情報流通促進賞」の特別賞を受賞 詳しくはコチラ
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