「安倍国葬阻止!」9.23全国集会&デモ
「安倍国葬阻止!」「改憲・戦争の岸田を倒せ!」9.23全国集会&デモが9月23日、東京・芝公園で開催され、850人超の闘う労働組合・労働者が結集しました。
「国葬を阻止しよう!国葬の狙いを暴露し、つぶそう!」
集会開始前のバンド演奏を経て、司会の全学連の女性が開会宣言。在日ビルマ市民労働組合・ミンスイ会長とビルマの闘う仲間から連帯アピール。続いて、改憲・戦争阻止!大行進よびかけ人の森川文人弁護から基調報告が提起されました。森川弁護士は、安倍国葬の狙いを暴露しつぶそうと提起。そして自国政府打倒の国際連帯を訴えました。最後に、「戦争反対!国際連帯!」と集会参加者に訴えて基調報告を締めくくりました。
「国葬-戦争と対決する労働組合」
全学連・赤嶺知晃委員長の発言とカンパアピール。続いて、「国葬-戦争と対決する労働組合」と題し、呼びかけ3労組からは、動労千葉・中村仁副委員長、関西生コン支部・武谷新吾書記次長、港合同・木下浩平執行委員が、関生支部や関西合同労組の不当弾圧を糾弾し、労働組合つぶしは戦争への道、闘う労働組合の団結と行動で、安倍の国葬を中止に追い込み、改憲・戦争を阻止しよう!などを訴えました。そして、11月労働者決起集会の結集を呼びかけました。
「全国の改憲・戦争阻止!大行進運動の報告と行動提起」
改憲・戦争阻止!大行進・関西の増田さんからは、奈良の闘いをはじめ具体的な行動が報告されるなど、現場の行動が伝わる熱い発言がありました。続いて、改憲・戦争阻止!大行進よびかけ人の洞口朋子杉並区議会議員、改憲・戦争阻止!大行進・神奈川の川添望さん、8.6ヒロシマの宮原さんらから、各地の闘いの報告と今後の行動方針が示されました。
「市民やメディアから注目を浴びたデモ行進」
青年労働者からは、安倍国葬粉砕!改憲・戦争の岸田政権を倒すために、闘う労働組合と共に闘う決意が表明されました。改憲・戦争阻止!大行進よびかけ人の高山俊吉弁護士が本集会のまとめと行動を提起して、デモ行進に挑みました。
芝公園を出発し、日比谷公園までのデモコース。旗や幟がはためき、太鼓と鉦のリズムと女性を中心とした軽快なデモコールの850人超のデモ行進に、沿道を行き交う市民やドライバーからは、多くの注目を浴びました。歩道では、仲間が配布するビラを受け取りデモ隊に声援を送る姿が見られました。20歳代くらいの女性がスマホをかざしながらデモ隊の横についてきたり、買い物袋を持った女性が仲間のマイクでの訴えに頷いている姿が見られました。ドイツをはじめ複数の外国メディアが競うように、カメラを回していました。日本のメディア、フジテレビがアナウンサーと一緒にクルーが撮影していたのが印象的でした。
最終地点の日比谷公園で、デモ参加者全員で「団結がんばろう!」を唱和して、デモ行進は幕を閉じました。
労働者と労働組合の団結と行動で、安倍国葬を阻止しましょう!改憲・戦争の岸田政権を打倒しましょう!
池田香代子の世界を変える100人の働き人60人目 労働運動を〈犯罪〉にする国
「連帯ユニオン関西地区生コン支部」事件
ゲスト:竹信三恵子さん(ジャーナリスト・和光大学名誉教授)
ココをクリック
賃金破壊――労働運動を「犯罪」にする国 竹信三恵子(著)– 2021/11/1 旬報社 1,650円(税込み) 1997年以降、賃金が下がり続けている先進国は日本だけ。 そんななか、連帯ユニオン関西地区生コン支部は、賃上げも、残業規制も、シングルマザーの経済的自立という「女性活躍」も実現した。 業界の組合つぶし、そこへヘイト集団も加わり、そして警察が弾圧に乗り出した。 なぜいま、憲法や労働組合法を無視した組合つぶしが行なわれているのか。 迫真のルポでその真実を明らかにする。
目次 :
プロローグ
第1章 「賃金が上がらない国」の底で
第2章 労働運動が「犯罪」になった日
第3章 ヘイトの次に警察が来た
第4章 労働分野の解釈改憲
第5章 経営側は何を恐れたのか
第6章 影の主役としてのメディア
第7章 労働者が国を訴えた日
エピローグ
【著者紹介】 竹信三恵子 : ジャーナリスト・和光大学名誉教授。東京生まれ。1976年東京大学文学部社会学科卒、朝日新聞社入社、経済部、シンガポール特派員、学芸部次長、編集委員兼論説委員(労働担当)、2011-2019年和光大学現代人間学部教授。著書に『ルポ雇用劣化不況』(岩波新書、日本労働ペンクラブ賞)など。貧困や雇用劣化、非正規労働者問題についての先駆的な報道活動に対し、2009年貧困ジャーナリズム大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
第 10 回「日隅一雄・情報流通促進賞」の特別賞を受賞 詳しくはコチラ
amazonで購入できます。 ココをクリック