「ティーワイケイ高槻生コン闘争勝利!」9.30集会&デモ

「大阪広域生コン協組の関生支部つぶし粉砕!ティーワイケイ高槻生コン闘争勝利!」9.30集会&デモが9月30日、高槻市立総合市民交流センター・クロスパル高槻で開催され、170人を超える労働者・市民が結集しました。

「湯川委員長、『最後まで闘い、必ず勝利する!』」

武谷書記次長が開会宣言。関生支部・湯川委員長の主催者あいさつ。湯川委員長は、結集した仲間に、日頃の関生支部弾圧への支援と本日の集会参加にお礼を述べたあと、5.28なめたらあかんで労働運動!関生支部総決起集会以降の闘争を報告。続いて、大阪広域生コン協組が主導する新たな関生支部つぶし、ティーワイケイ高槻生コン闘争の背景と本質を話しました。最後に、湯川委員長は「大阪広域生コン協組の関生支部つぶし、ティーワイケイ高槻生コン闘争を最後まで闘い、必ず勝利する!」と決意を表明しました。

 

「傍若無人な工場解体攻撃の実態!」

平田執行委員から、ティーワイケイ高槻生コン闘争の現場報告。会場に、工場解体の記録映像を描写しながら、平田執行委員が解説。関生支部が解体・撤去工事禁止仮処分などの法的措置を取っているにもかかわらず、大阪広域生コン協組の副理事長・大山正芳をはじめとする大阪広域生コン協組の職員らや業者らが、強行にプラントの施設・機器などを次々と解体する傍若無人な破壊行為の実態が報告されました。工場解体の映像を見た支援者らからは、怒りと驚愕の声があがっていました。

 

「工場再開をめざして勝利するまで闘う!」

本集会のメイン、当該の高槻生コン分会からの決意表明。高槻生コン分会長は、集会に結集した仲間に感謝の意を表したあと「ティーワイケイ高槻生コンの代表取締役として登記されている社長は、労組から推薦された雇われ社長だ。関生支部が会社の経営状況をチェックしながら20数年運営してきた。昨年、10月から大阪広域生コン協組から出荷を止められてきた。そして、関生支部や高槻生コン分会には一切の報告もなく、工場を売却し、工場の解体を強行してきた。この大阪広域生コン協組の労働組合つぶしに、側面から加担している人物がいることも知った。話し合いもせずに、私たちの職場を奪い取るやり方を絶対に許さない。高槻生コン分会は今後も、工場再開をめざして分会は団結し、勝利するまで闘う決意だ」と闘争報告と勝利するまで闘う決意が表明されました。

「分会組合員からの決意表明」

そして、登壇した高槻生コン分会の分会組合員が、それぞれ発言。「高槻生コン闘争に勝利するまで闘う!」「何年かかっても闘い抜く!」「工場再開をめざして頑張る!」などの決意を表明し、引き続きの支援を要請しました。

「高槻生コン闘争に勝利するまで共に闘う!」

本集会に駆けつけてくれた仲間からの連帯あいさつ。全港湾大阪支部・小林勝彦委員長、全国金属機械労働組合港合同・木下浩平執行委員が「大阪広域生コン協組の関生支部つぶしを粉砕し、権力弾圧をはね返し、ティーワイケイ高槻生コン闘争に勝利するまで共に闘う!」と、関生支部、高槻生コン分会と共闘する決意が表明されました。

 

 

「労組つぶしの不当弾圧粉砕!」

春闘要求書を会社に持参し、社長に渡すように求めたことが「強要罪」として9月21日、大阪府警に不当逮捕されていた関西合同労働組合の書記長が本日、釈放され、その足で会場に駆けつけてくれました。紹介のみでしたが、釈放後の集会デモ参加に感謝します。

「多くの活動家が参加した」

また、本集会には、労働者・市民に寄り添う活動をされている、社民党の大椿ゆうこ副党首、山下けいき茨木市議、木村真豊中市議をはじめ、多くの活動家が参加。代表して、大椿ゆうこ社民党副党首から発言してもらいました。

「激布とカンパの贈呈」

改憲・戦争阻止!大行進・関西から高槻生コン分会に、激布とカンパの贈呈。代表者の高槻医療福祉労働組合・村山委員長と冨山さんからは、各地域の大行進や労組交流センターの名称が紹介されたあと、「改憲・戦争阻止!大行進・関西は、高槻生コン闘争に勝利するまで共に闘う」と決意が表明されました。

「近畿2府4県から、多くの仲間の皆さんの結集に感謝します」

集会終盤に西山執行委員が本集会のまとめと行動提起。「10月に開催する第2弾、高槻生コン闘争集会デモ」への結集を呼びかけたあと、西山執行委員のリードで「団結がんばろう!」を集会参加者全員が唱和して閉会、デモ行進に挑みました。
デモ行進は、会場前を出発し、松坂屋を回って、高槻市役所前までのコース。旗や幟がはためき、関西労組交流センターの仲間による太鼓の軽快なリズムと、元気あるシュプレヒコールのデモ隊に、沿道を行き交う市民らから注目を浴びました。
解散地点の高槻市役所前で、七牟禮副委員長が集会デモに参加した仲間にお礼を述べて、本日の集会デモは散会しました。
近畿2府4県から、多くの仲間の皆さんの集会デモ参加に感謝します。関生支部は、大阪広域生コン協組の労働組合つぶしを粉砕し、警察・検察の権力弾圧をはね返し、ティーワイケイ高槻生コン闘争に勝利するまで闘います。引き続きのご支援をお願いします。

「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ PDF
デモクラシータイムス 〈 2022.01.11 〉
池田香代子の世界を変える100人の働き人60人目 労働運動を〈犯罪〉にする国
「連帯ユニオン関西地区生コン支部」事件
ゲスト:竹信三恵子さん(ジャーナリスト・和光大学名誉教授)
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関西生コン事件ニュース No.79  ココをクリック   
関西生コン事件ニュース No.78  ココをクリック    
2021年12月9日「大阪市・契約管材局と労働組合の協議」
回答が大阪市のホームページに掲載 
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賃金破壊――労働運動を「犯罪」にする国 竹信三恵子(著)– 2021/11/1 旬報社 1,650円(税込み) 1997年以降、賃金が下がり続けている先進国は日本だけ。 そんななか、連帯ユニオン関西地区生コン支部は、賃上げも、残業規制も、シングルマザーの経済的自立という「女性活躍」も実現した。 業界の組合つぶし、そこへヘイト集団も加わり、そして警察が弾圧に乗り出した。 なぜいま、憲法や労働組合法を無視した組合つぶしが行なわれているのか。 迫真のルポでその真実を明らかにする。

目次 :
プロローグ
第1章 「賃金が上がらない国」の底で
第2章 労働運動が「犯罪」になった日
第3章 ヘイトの次に警察が来た
第4章 労働分野の解釈改憲
第5章 経営側は何を恐れたのか
第6章 影の主役としてのメディア
第7章 労働者が国を訴えた日
エピローグ

【著者紹介】 竹信三恵子 : ジャーナリスト・和光大学名誉教授。東京生まれ。1976年東京大学文学部社会学科卒、朝日新聞社入社、経済部、シンガポール特派員、学芸部次長、編集委員兼論説委員(労働担当)、2011-2019年和光大学現代人間学部教授。著書に『ルポ雇用劣化不況』(岩波新書、日本労働ペンクラブ賞)など。貧困や雇用劣化、非正規労働者問題についての先駆的な報道活動に対し、2009年貧困ジャーナリズム大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

第 10 回「日隅一雄・情報流通促進賞」の特別賞を受賞 詳しくはコチラ

(「BOOK」データベースより)

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