港合同・昌一金属支部「2023年春闘勝利!」職場決起集会

港合同・昌一金属支部が「2023年春闘勝利!大幅賃上げを勝ち取ろう!」とスローガンを掲げた職場決起集会が3月14日、昌一金属本社内の広場で開催されました。連帯ユニオンからは、関生支部が参加しました。

「組合員の団結で今春闘を共に闘おう!」

春闘勝利決起集会は、昌一金属支部尾崎さんの司会でスタート。尾崎さんは「今春闘は、会社に示した要求額を勝ち取ろう!」と開会宣言。
昌一金属支部木下委員長からは「本日、経営側に春闘回答促進行動を展開したうえでの職場決起集会。スト権を確立した支部は、満額回答を経営側に求めて、3月16日の交渉に挑む。支部組合員は団結を固めて準備しており、執行部にかかっている。支部組合員の団結で今春闘を共に闘おう」と行動提起がありました。

「港合同の結集の力で春闘を共に闘おう!」

集会に駆けつけた仲間からの連帯あいさつ。港合同中村委員長は「本日の10時から回答促進行動に各職場を回ってきた。経営側には踏み込んだ回答を求めた。労働者の要求に経営側が応えるような、みなさんの奮闘を願う。港合同の結集の力で春闘を共に闘おう」。
関生支部武谷書記次長は「みなさんの支援のおかげで、無罪判決を勝ち取ったことに感謝する。正当な労働組合活動は、暴力を伴わない限り、違法とはならないという当たり前の判断が出た。今春闘で、経営側が不誠実な回答をすれば、ストライキで闘おう。関生支部は、昌一金属支部と共に闘う」。
大阪市職員組合・赤田さんは「春闘に向けた組合員全員での集会開催は、すばらしいことだ。物価が4%も上昇しており、労働者が生きられる賃金をよこせ!ということが重要だ。労働組合への攻撃が相次いでいるのは、労働組合の運動の広がりを資本側が恐れているからだ。春闘勝利をめざして共に闘おう」と、それぞれが発言しました。

「生活できる賃上げを!」

尾崎さんのリードでシュプレヒコール。参加者全員の「23春闘勝利!」「大幅賃上げを勝ち取るぞ!」「官民連帯で闘おう!」「改憲・戦争阻止!」などのコールが響き渡りました。
2人の女性組合員から「生活できる賃上げを!」などの春闘に勝利するまで闘う決意が表明されました。
最後に「団結ガンバロー!」を参加者全員が唱和して、決起集会はお開きとなりました。
2023年春闘勝利をめざして闘おう!労働組合の団結と行動で大幅賃上げを勝ち取ろう!

速報 3月6日行われた和歌山事件大阪高裁公判で出された無罪判決について、検察は上告を断念。無罪が確定しました

3月15日 関西生コン事件ニュース87号 更新しています

映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち

この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。10月下旬から各地で上映運動がはじまった。10 月 23日には「関西生コン労組つぶしの弾圧を許さな い東海の会」が名古屋で、11月6日には「労働組合つぶしの大弾圧を許さない京滋実行委員会」京都で上映会。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合つぶしに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(写真右は京都上映会 で挨拶する松尾聖子さん) 今後、11月13 日には護憲大会(愛媛県松山市)、同月25日は「労働組合つぶしを許さない兵庫の会」が第3回総会で、12月16日は「関西生コンを支援する会」が東京で、それぞれ上映会をひらく。

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ー 公判予定 ー

4月19日  コンプライアンス二次事件 大津地裁 10:00~
5月11日     京都3事件                    京都地裁 10:00~
関西生コン事件ニュース No.87  ココをクリック 3月15日発行
関西生コン事件ニュース No.86  ココをクリック   
関西生コン事件ニュース No.85  ココをクリック
関西生コン事件ニュース No.84  ココをクリック
2021年12月9日「大阪市・契約管材局と労働組合の協議」
回答が大阪市のホームページに掲載 
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賃金破壊――労働運動を「犯罪」にする国 竹信三恵子(著)– 2021/11/1 旬報社 1,650円(税込み) 1997年以降、賃金が下がり続けている先進国は日本だけ。 そんななか、連帯ユニオン関西地区生コン支部は、賃上げも、残業規制も、シングルマザーの経済的自立という「女性活躍」も実現した。 業界の組合つぶし、そこへヘイト集団も加わり、そして警察が弾圧に乗り出した。 なぜいま、憲法や労働組合法を無視した組合つぶしが行なわれているのか。 迫真のルポでその真実を明らかにする。

目次 :
プロローグ
第1章 「賃金が上がらない国」の底で
第2章 労働運動が「犯罪」になった日
第3章 ヘイトの次に警察が来た
第4章 労働分野の解釈改憲
第5章 経営側は何を恐れたのか
第6章 影の主役としてのメディア
第7章 労働者が国を訴えた日
エピローグ

【著者紹介】 竹信三恵子 : ジャーナリスト・和光大学名誉教授。東京生まれ。1976年東京大学文学部社会学科卒、朝日新聞社入社、経済部、シンガポール特派員、学芸部次長、編集委員兼論説委員(労働担当)、2011-2019年和光大学現代人間学部教授。著書に『ルポ雇用劣化不況』(岩波新書、日本労働ペンクラブ賞)など。貧困や雇用劣化、非正規労働者問題についての先駆的な報道活動に対し、2009年貧困ジャーナリズム大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

第 10 回「日隅一雄・情報流通促進賞」の特別賞を受賞 詳しくはコチラ

(「BOOK」データベースより)

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