2023年3.8国際婦人デー集会に参加して

3月5日(日)クロスパル高槻で行われました「2023年3.8国際婦人デー、戦争する国へ変えるな!女性が先頭で改憲・戦争を止めよう!」の集会に参加しました。

「自分の無知を実感」

私は女性でありながら、尚且つ、労働組合員でありながら「国際婦人デー」の歴史を全く知りませんでした。
集会では、「ロシア革命」のDVDが上映され、各団体から連帯の挨拶や基調報告など、とても力強い意見が飛び交っていました。

「強い信念に感動」

ウクライナを始めとする戦争の問題。我が国でも起きている軍事費問題や反基地・反原発、そして三里塚闘争など、数多くの問題に対し強い信念を持ち訴える参加の発言に共感を覚え感動しました。今まで私は、広い視野で物事を考えるようにしようと思いつつ、実際は目の前の問題にとらわれすぎていたと悟り、反省しました。自分の職場闘争や加入している関生支部への弾圧問題。もちろん、それらも重要ですが、日本全体・世界全体に目を向け、問題を共有し一人一人が訴えていく必要があると、参加者の発言を聞き、実感しました。一人の力は小さくても、声を上げ続けることの重要さを学べたと思います。

「場違いな発言内容に焦り」

集会の後半には各職場や地域からの報告がありました。
私は事前に、武谷書記次長から集会で発言するように言われてましたので、何を話そうかとずいぶん前から悩み、当日を迎えました。各職場や団体の代表者の話を聞くうちに、私は自分の考えてきた発言内容が他の人と比べて、あまりにも素人の作文みたいに思え焦りました。もっと、戦争や軍事費のことを学んでから参加するべきだったなと後悔しましたが、時すでに遅し。書き直す時間も知識もなく私の順番が来てしまいました。もう逃げられないと諦めて開き直り、用意した原稿を読み上げました。

「自分の経験をもとに」

私が発言させていただいたのは、自分の経験談です。結婚し、子供を授かり、のちに母子家庭になり、労働組合に加入するという流れを話させていただきました。個人的な内容だったのですが、女性として、母親として、自ら経験していく途中で矛盾を感じた事を話させていただきました。女性だからというだけで理不尽なことをいわれ、何かがおかしいと感じていたモヤモヤが、労働組合に加入することにより解消した喜びを素直に伝えしました。
今回、私がこのような話をさせていただいたのは、今後、同じような嫌な経験で泣き寝入りをする方が少しでも減り、共に考え闘っていける場があることを知ってほしかったからです。一人では不安だけれど、仲間がいれば闘えることを知ってほしかったのです。
ただ、あとから振り返れば、この集会に参加していた方々は、私よりもずっと前から、そういった問題に取り組んで来られていた方々なので、今更私が話すようなことではなかったのかもしれません。ですが、集会終了後、たくさんの方に共感したと言っていただけたので嬉しかったです。

「集会後の懇親会に参加」

集会後に打ち上げの懇親会があり、私も参加させていただきました。
何度かお会いしたことのある方もいらっしゃいましたが、お見かけしたことはあるもののお話しする事が初めての方が多く緊張しました。
話してみると、とても明るく気さくな方ばかりで、すぐに緊張もほぐれて楽しい懇親会となりました。
みなさん話題豊富な上に、お一人お一人が強い信念を持たれていることに改めて驚かされました。
今回、この集会に参加することにより、新しい仲間が増えて私にとって本当に有意義なものになりました。
今後も、少しずつ色々な集会に参加させていただき、知識を増やし勉強していきたいと思います。

(投稿、大阪Bブロック組合員)

映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち

この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。10月下旬から各地で上映運動がはじまった。10 月 23日には「関西生コン労組つぶしの弾圧を許さな い東海の会」が名古屋で、11月6日には「労働組合つぶしの大弾圧を許さない京滋実行委員会」京都で上映会。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合つぶしに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(写真右は京都上映会 で挨拶する松尾聖子さん) 今後、11月13 日には護憲大会(愛媛県松山市)、同月25日は「労働組合つぶしを許さない兵庫の会」が第3回総会で、12月16日は「関西生コンを支援する会」が東京で、それぞれ上映会をひらく。

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ー 公判予定 ー

4月19日  コンプライアンス二次事件 大津地裁 10:00~
5月11日     京都3事件                    京都地裁 10:00~

関西生コン事件ニュース No.88  ココをクリック3月29日発行 関連動画 「関西生コン事件」報告集会 ココをクリック 
関西生コン事件ニュース No.87  ココをクリック 
関西生コン事件ニュース No.86  ココをクリック   

2021年12月9日「大阪市・契約管材局と労働組合の協議」
回答が大阪市のホームページに掲載 
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賃金破壊――労働運動を「犯罪」にする国 竹信三恵子(著)– 2021/11/1 旬報社 1,650円(税込み) 1997年以降、賃金が下がり続けている先進国は日本だけ。 そんななか、連帯ユニオン関西地区生コン支部は、賃上げも、残業規制も、シングルマザーの経済的自立という「女性活躍」も実現した。 業界の組合つぶし、そこへヘイト集団も加わり、そして警察が弾圧に乗り出した。 なぜいま、憲法や労働組合法を無視した組合つぶしが行なわれているのか。 迫真のルポでその真実を明らかにする。

目次 :
プロローグ
第1章 「賃金が上がらない国」の底で
第2章 労働運動が「犯罪」になった日
第3章 ヘイトの次に警察が来た
第4章 労働分野の解釈改憲
第5章 経営側は何を恐れたのか
第6章 影の主役としてのメディア
第7章 労働者が国を訴えた日
エピローグ

【著者紹介】 竹信三恵子 : ジャーナリスト・和光大学名誉教授。東京生まれ。1976年東京大学文学部社会学科卒、朝日新聞社入社、経済部、シンガポール特派員、学芸部次長、編集委員兼論説委員(労働担当)、2011-2019年和光大学現代人間学部教授。著書に『ルポ雇用劣化不況』(岩波新書、日本労働ペンクラブ賞)など。貧困や雇用劣化、非正規労働者問題についての先駆的な報道活動に対し、2009年貧困ジャーナリズム大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

第 10 回「日隅一雄・情報流通促進賞」の特別賞を受賞 詳しくはコチラ

(「BOOK」データベースより)

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