「労働組合つぶしの権力弾圧糾弾!」和歌山県庁・和歌山県警前での宣伝活動
連帯ユニオン関西地区生コン支部・和歌山ブロックと大阪Aブロックは7月15日、「労働組合つぶしの権力弾圧糾弾!」「生コン組合の組合つぶしを許さない!」を掲げて、和歌山県庁前・和歌山県警前で情宣活動を展開。加えて、「検察官が不当逮捕された関西地区生コン支部の組合員に、組合脱退勧奨を働きかけていた事実」を暴露する宣伝活動を展開しました。
「和歌山県庁・和歌山県警前」
和歌山県庁・和歌山県警前の歩行者道路では、武谷書記次長が右手にマイクを握り、左手に組合旗を掲げて、関西地区生コン支部と生コン業者が協力した産業政策運動、協同組合運動の前進として適正な生コン価格が実現したこと、生コン協同組合の一部執行部による労働組合排除攻撃とそれに便乗した警察・検察の権力弾圧、労働組合活動を刑事事件にでっち上げたことが大阪高裁で無罪判決が出たこと、大津地検の検察官による組合脱退勧奨が法廷で明らかにされた国家的不当労働行為の実態などを整然と訴えました。和歌山県庁前・和歌山県警前の歩行者道路では、大阪Aブロック組合員が通行中の職員や会社員、市民らに関生支部・機関紙「くさり」を配布しました。
「複数のミキサードライバーから激励があった」
県庁の玄関前で、武谷書記次長の訴えを数分間聴き入っている複数の男性の姿や職員がビラを受け取り庁舎に入っていく姿が見られました。
関西地区生コン支部・機関紙部が作成した「くさり」は、和歌山県庁前・和歌山県警前を行き交う職員や会社員、市民らが快く受け取ってくれました。
信号待ちをしていたドライバーが、「それ、ちょうだい」と大阪Aブロック組合員に声をかけて、「くさり」を受け取っていました。
若い男性(学生?)は、「この前も、もらいましたが、これは新しいものですか」と言って、「くさり」を受け取りました。
庁舎の駐車場に入っていく自動車の助手席の男性が、私たちを睨み付けていましたが、和歌山県警の警察官なのでしょうか?
県庁前の幹線道路を通行する複数のミキサー車のドライバーが、クラクションを鳴らしたり、大きく手を振る激励があったのが印象的でした。
午前10時30分ころから約1時間の行動でしたが、武谷書記次長の訴えに、和歌山県庁・和歌山県警前を行き交う職員や会社員、市民らに多いにアピールすることができました。「くさり」は、20枚の配布でした。引き続き、和歌山県庁・和歌山県警前での宣伝活動を展開します。
池田香代子の世界を変える100人の働き人60人目 労働運動を〈犯罪〉にする国
「連帯ユニオン関西地区生コン支部」事件
ゲスト:竹信三恵子さん(ジャーナリスト・和光大学名誉教授)
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賃金破壊――労働運動を「犯罪」にする国 竹信三恵子(著)– 2021/11/1 旬報社 1,650円(税込み) 1997年以降、賃金が下がり続けている先進国は日本だけ。 そんななか、連帯ユニオン関西地区生コン支部は、賃上げも、残業規制も、シングルマザーの経済的自立という「女性活躍」も実現した。 業界の組合つぶし、そこへヘイト集団も加わり、そして警察が弾圧に乗り出した。 なぜいま、憲法や労働組合法を無視した組合つぶしが行なわれているのか。 迫真のルポでその真実を明らかにする。
目次 :
プロローグ
第1章 「賃金が上がらない国」の底で
第2章 労働運動が「犯罪」になった日
第3章 ヘイトの次に警察が来た
第4章 労働分野の解釈改憲
第5章 経営側は何を恐れたのか
第6章 影の主役としてのメディア
第7章 労働者が国を訴えた日
エピローグ
【著者紹介】 竹信三恵子 : ジャーナリスト・和光大学名誉教授。東京生まれ。1976年東京大学文学部社会学科卒、朝日新聞社入社、経済部、シンガポール特派員、学芸部次長、編集委員兼論説委員(労働担当)、2011-2019年和光大学現代人間学部教授。著書に『ルポ雇用劣化不況』(岩波新書、日本労働ペンクラブ賞)など。貧困や雇用劣化、非正規労働者問題についての先駆的な報道活動に対し、2009年貧困ジャーナリズム大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
第 10 回「日隅一雄・情報流通促進賞」の特別賞を受賞 詳しくはコチラ
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