7.16「展示訓練」反対集会
「海上自衛隊『展示訓練』反対!労働者・市民の戦争協力を許すな!」を掲げた、7.16「軍事訓練」反対集会が7月16日、京都府舞鶴市の舞鶴港前島みなと公園で開催され、50人超の闘う労働者が結集しました。連帯ユニオンからは、関西地区生コン支部が参加しました。
「戦争を止め、改憲を阻止するために闘おう!」
司会から「海自『展示訓練』に反対し、中国侵略戦争を阻止し、改憲阻止し、岸田政権を倒そう!」と開会宣言。
連帯のアピールでは、改憲・戦争阻止!大行進・関西の赤田さんが「戦争の出撃地、舞鶴で戦争を止め、改憲を阻止するために闘おう!」とあいさつ。
続いて、関生支部の武谷書記次長は「労組つぶしは戦争への道。関生は、戦争・改憲阻止に先頭に立ち闘う決意だ。共に闘おう」とあいさつしました。
「国境を越えた労働者の団結で戦争を止めよう!」
改憲・戦争阻止!大行進・京滋の相川さんから基調報告。相川さんは「この間、岸田首相は日米首脳会談で世界戦争に参戦する意思を示した。基地がある舞鶴の地で戦争反対の大きなうねりを作る。国境を越えた労働者の団結で戦争を止めよう!」などと提起しました。
「舞鶴を戦争の出撃基地にするな!」
カンパアピールに続いて、京都府職労の長岡支部長から提起。長岡支部長は「自衛隊員が集まらないなか、自治体幹部や議員を招待する展示訓練が8年ぶりに催された。小規模な訓練とのことだが、艦船10隻、P3C哨戒機などが結集している。自衛隊の海外派兵は軍事的挑発だ。展示訓練反対の声を上げ、この舞鶴を戦争の出撃基地にしないためにデモを貫徹しよう」と行動を提起しました。
「世界には共に闘う仲間がいる」
全学連の代表者から「イギリスの労働者の闘い、スリランカの民衆の闘い、そういう闘いをつくろう」と、世界には共に闘う仲間がいることを訴えたあと、「団結がんばろう!」を参加者全員が唱和して集会はお開き。デモ行進に挑みました。
「自衛官や展示訓練に招待された市民らに注目を浴びたデモ行進」
舞鶴港前島みなと公園を出発し、海上自衛隊舞鶴地方総監部までのコースです。旗や幟がはためき、太鼓の軽快なリズムとコールのデモ隊は、沿道を行き交う市民やドライバーから注目を浴びました。
自衛隊桟橋前交差点では、訓練から帰港した艦船が着き、多くの自衛官や展示訓練に招待された市民らが、デモ隊のシュプレヒコールに双眼鏡を覗いたり、スマホかざすなど注目している姿が見られました。この絶妙なタイミングを想定して計画した京滋の仲間に感謝します。
労働組合の団結と行動で戦争を止め、改憲を阻止しよう!舞鶴を戦争の出撃基地にしないために、世界の闘う仲間と連帯して闘おう!
池田香代子の世界を変える100人の働き人60人目 労働運動を〈犯罪〉にする国
「連帯ユニオン関西地区生コン支部」事件
ゲスト:竹信三恵子さん(ジャーナリスト・和光大学名誉教授)
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賃金破壊――労働運動を「犯罪」にする国 竹信三恵子(著)– 2021/11/1 旬報社 1,650円(税込み) 1997年以降、賃金が下がり続けている先進国は日本だけ。 そんななか、連帯ユニオン関西地区生コン支部は、賃上げも、残業規制も、シングルマザーの経済的自立という「女性活躍」も実現した。 業界の組合つぶし、そこへヘイト集団も加わり、そして警察が弾圧に乗り出した。 なぜいま、憲法や労働組合法を無視した組合つぶしが行なわれているのか。 迫真のルポでその真実を明らかにする。
目次 :
プロローグ
第1章 「賃金が上がらない国」の底で
第2章 労働運動が「犯罪」になった日
第3章 ヘイトの次に警察が来た
第4章 労働分野の解釈改憲
第5章 経営側は何を恐れたのか
第6章 影の主役としてのメディア
第7章 労働者が国を訴えた日
エピローグ
【著者紹介】 竹信三恵子 : ジャーナリスト・和光大学名誉教授。東京生まれ。1976年東京大学文学部社会学科卒、朝日新聞社入社、経済部、シンガポール特派員、学芸部次長、編集委員兼論説委員(労働担当)、2011-2019年和光大学現代人間学部教授。著書に『ルポ雇用劣化不況』(岩波新書、日本労働ペンクラブ賞)など。貧困や雇用劣化、非正規労働者問題についての先駆的な報道活動に対し、2009年貧困ジャーナリズム大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
第 10 回「日隅一雄・情報流通促進賞」の特別賞を受賞 詳しくはコチラ
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