高槻医療福祉労働組合第35回定期大会

高槻医療福祉労働組合第35回定期大会

高槻医療福祉労働組合第35回定期大会が9月2日、高槻市・登町住民センターで解されました。連帯ユニオンからは、関生支部が参加しました。

「今期の前進を確認して、さらなる闘いへ団結を固めよう！」

冨山書記長の開会宣言に続いて、村山委員長の主催者挨拶。村山委員長は「医療・介護現場の労働者が立ち上がって闘った1年間だった。戦争情勢のなか、戦争を止めるために労働組合がどう闘うかが問われている。今期の前進を確認して、さらなる闘いへ団結を固めよう」と挨拶しました。

「世界では、ストライキの旋風が巻き起こっている！」

来賓の挨拶では、関生支部・武谷書記次長が、日頃の関生弾圧と高槻生コン闘争に対して物心両面の支援に感謝を延べたあと「労働組合の団結と行動で戦争を阻止しよう。階級艇労働運動と闘う労働組合の復権をめざして、11.19労働者集会に結集しよう」と呼びかけました。
関生支部・大阪Bブロック組合員は「高槻市議選では、村山ゆう子委員長を擁立し、1762票を獲得するという成果をあげた。労働者の代表を議会に送る活動を引き続きおこな、維新を打倒しよう。世界では、ストライキの旋風が巻き起こっている。日本でもそごう・西武のストに見られるように、労働組合が立ち上がっている。労働者の団結で、24春闘を勝ちきろう」と訴えました。

「新たな執行部体制が確立！」

議長団が選出され、資格審査報告を受けて大会成立が宣言されました。議案審議では、第1号議案「活動報告（総括）」、第2号議案「私たちをとりまく情勢」、第3号議案「活動・組織方針」が執行部から提案されました。
各議案の提案を受けての質疑では、活発な議論が展開されました。議案提起と新執行部提起が満場一致で採択され、新たな方針を確立し、明日から実践することが全員で確認されました。
地域の医療・介護労働者との団結と行動で、改憲と戦争を阻止しましょう！

待望の新刊
検証•関西生コン事件❷
産業別労組の団体行動の正当性
A5判、 143ページ、 定価1000円＋税、 旬報社刊
『検証•関西生コン事件』第2巻が発刊された。
巻頭には吉田美喜夫・立命館大学名誉教授の論稿「労使関係像と労働法理」。企業内労使関係に適合した従来の労働法理の限界を指摘しつつ、多様な働き方を基盤にした団結が求められていることをふまえた労使関係像と労働法理の必要性を検討する。
第1部には、大阪ストライキ事件の鑑定意見書と判例研究を収録。
第2部には、加茂生コン事件大阪高裁判決の判例研究を収録。
和歌山事件、大阪スト事件、加茂生コン事件。無罪と有罪の判断は、なぜ、どこで分かれたのか、この1冊で問題点がわかる。

[ 目次 ]
刊行にあたって—6年目の転機、 無罪判決2件 が確定 （小谷野毅）
序・労使関係像の転換と労働法理　（吉田美喜夫）
第1部 大阪ストライキ事件
・関西生コン大阪ストライキ2次事件・控訴審判決について　（古川陽二）
・関西生コン大阪2次事件・鑑定意見書　（古川陽二）
・「直接労使関係に立つ者」論と団体行動の刑事免責　（榊原嘉明）
第2部加茂生コン事件
・労働法理を踏まえれば無罪　（吉田美喜夫）
・労働組合活動に対する強要末遂罪の適用の可否　（松宮孝明）

割引価格あり。
お問い合わせは sien.kansai@gmail.comま