解雇撤回!戦争反対!平野デモ

戦争に反対したら解雇?絶対に許さない!「解雇撤回・戦争反対」平野デモ(主催、改憲・戦争阻止大行進・大阪市、関西合同労働組合)が12月23日、大阪市平野区の平野西公園で開催され、60人の労働者・市民が結集しました。

「平野で戦争反対の声をあげ、仲間の解雇撤回闘争に勝利する行動だ!」

改憲・戦争阻止大行進・大阪市の沼田さんの司会で集会はスタート。沼田さんは「世界各地でパレスチナ連帯の声があがり、世界の労働組合が決起している。本日は、平野で戦争反対の声をあげ、ミカタ社の青年労働者の解雇撤回闘争に勝利する行動だ」と開会宣言。

「デモに集まり、一緒に声をあげよう!」

改憲・戦争阻止大行進・大阪市の赤田代表の基調報告。赤田代表は「❶ガザ大虐殺を止めるために立ち上がろう。❷岸田政権による戦争国家化を許さない。❸戦争に反対したら解雇?ミカタ資本による解雇を撤回させよう。❹世界戦争を止める力は私たちにある」などを詳細にわたり提起。最後に赤田代表は「私たちはこの平野区でも、労働組合が旗を振り、地域で戦争反対の闘いをつくり出すことで、社会を変え、戦争を止めたいと考え、この集会・デモを呼びかける。ぜひ、デモに集まり、一緒に声をあげよう!」と行動を提起しました。

「実力闘争で反撃する!」

当事者の青年労働者からの特別報告。青年労働者は「戦争反対を同僚に呼びかけたら、解雇された。戦争反対の労働組合をつくろうとしたことが、就業規則違反との理由だ。これは不当労働行為であり、絶対に許すことはできない。解雇撤回と劣悪な労働条件の改善をめざして全力で闘う。実力闘争で反撃する!」と勝利するまで闘う決意を表明しました。

「ミカタ解雇撤回闘争に勝利するまで共に闘う!」

本集会・デモに駆けつけた仲間からの連帯アピール。関生支部・武谷副委員長は「裁判や労働委員会闘争も大事だが、現場闘争が一番重要だ。取引先や背景資本に行動を展開しよう」。
大阪市教組の川原さんは「パレスチナと連帯してガザ虐殺を直ちにやめさせよう!教育労働者は戦争協力を拒否する。校長のパワハラをはね返す闘いに立っている」。
港合同・昌一金属支部の大塚さんは、11月20日のストライキを振り返り、ストライキに結集した仲間に感謝を述べたあと「全国の闘う労働組合と連帯して闘い、戦争を止める。昌一金属支部は半世紀ぶりのストライキで、組合員が一人も欠けることなく、組合員の団結が固まった。24春闘もストライキで闘う」など、それぞれが発言。そして、ミカタ解雇撤回闘争に勝利するまで共に闘う決意が表明されました。

「飛び入り参加のデモ行進!」

沼田さんから集会まとめが提起されたあと、参加者全員のシュプレヒコールと「団結ガンバロー!」を唱和。そしてデモ行進に挑みました。
デモは、平野西公園を出発し、区役所前、ミカタ社前を通るコースです。旗や幟がはためき、太鼓と鉦のリズムと青年労働者の元気いいシュプレヒコールのデモ隊は、平野区の市民らに注目を浴びました。
平野区民の女性と男性が集会からデモまで飛び入り参加していたのが印象的でした。
解散地点で、赤田代表の「団結ガンバロー!」を参加者全員が唱和してデモはお開きとなりました。
戦争反対!岸田政権打倒!ミカタ解雇撤回闘争勝利!

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関西生コン 作られた「反社」労組の虚像【竹信三恵子のホントの話】
デモクラシータイムスで組合員の苦悩、決意を竹信三恵子さんが詳しく紹介されています。
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ー 公判予定 ー

1月16日   京都3事件     京都地裁  

10:00~

 

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検証•関西生コン事件❷
産業別労組の団体行動の正当性

A5判、 143ページ、 定価1000円+税、 旬報社刊
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第1部には、大阪ストライキ事件の鑑定意見書と判例研究を収録。
第2部には、加茂生コン事件大阪高裁判決の判例研究を収録。
和歌山事件、大阪スト事件、加茂生コン事件。無罪と有罪の判断は、なぜ、どこで分かれたのか、この1冊で問題点がわかる。

[ 目次 ]
刊行にあたって—6年目の転機、 無罪判決2件 が確定 (小谷野毅)
序・労使関係像の転換と労働法理 (吉田美喜夫)
第1部 大阪ストライキ事件
・関西生コン大阪ストライキ2次事件・控訴審判決について (古川陽二)
・関西生コン大阪2次事件・鑑定意見書 (古川陽二)
・「直接労使関係に立つ者」論と団体行動の刑事免責 (榊原嘉明)
第2部加茂生コン事件
・労働法理を踏まえれば無罪 (吉田美喜夫)
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