2024年港合同旗開き学習会

2024年港合同旗開き学習会が1月26日、田中機械ホールで開催され、多くの労働者・市民が結集しました。

「昌一金属支部の力を信じて共に闘おう!」

港合同・澤田執行委員の司会で旗開きは開会。澤田執行委員は、情勢を話したあと、港合同の昨年の闘いを振り返り、運動総括と新たな運動方針を提起しました。
旗開きに駆けつけた来賓、南大阪平和人権連帯会議、在日朝鮮総連、全港湾大阪支部、連帯ユニオン関生支部、関西労組交流センター、改憲・戦争阻止!大行進の代表者が紹介されました。

「民事再生法下での団結権確保に向けて」

そして、港合同・原田副委員長が講師の「民事再生法下での団結権確保に向けて」と題した講演がスタート。原田副委員長は、昨年12月末に突然、民事再生法の申請を行った昌一金属株式会社の経過を述べたあと「❶再建型の倒産手続きとしての民事再生法の施行。❷昌一金属(株)の再生手続き開始と予定。❸民事再生手続きの流れ。❹民事再生での労働組合の関与一覧。❺山田紡績事件、名古屋地裁判決。❻昌一金属の問題点と特徴」などを図柄入りのレジメをもとに詳細な分析と問題を提起しました。最後に、原田副委員長は「債権者会議に、木下委員長が参加し労働組合として発言したことで、一般債権者を黙らせた。この姿勢が大事であり、労働組合が関与することが重要だ。港合同の倒産闘争の歴史を教訓に、注意しながら、昌一金属支部の力を信じて共に闘おう」と行動を提起して講演を締めくくりました。

「労働組合死守!職場を確保して共に生きよう!」

港合同・昌一金属支部の木下委員長からの闘争報告。木下委員長は、昨年の昌一金属支部の秋闘ストライキの支援に感謝を述べ、昌一金属支部69年の歴史を振り返りました。直近の昌一金属の経過を話したあと、会社の民事再生申請に対しては、「❶労働組合として団結して闘うこと。❷労働者には一切責任はない。❸ストライキが暴き出した経営の本質。」などを報告。そして、「戦争が労働者の命も安全も奪っている。団結して闘う中に展望がある。労働組合死守!職場を確保して共に生きよう!」と行動を提起と闘争方針を示しました。

「最悪を想定して最善をつくす!」

港合同・原田副委員長の講演と昌一金属支部・木下委員長の闘争報告と闘争方針が示されたあと、交流会が始まりました。
交流会の準備の間、港合同・玉置事務局長がつなぎのお話し。玉置事務局長の「最悪を想定して最善をつくす」という言葉が印象的でした。交流会では、地ビールとお鍋が振る舞われて大いに盛り上がりました。
港合同・昌一金属支部の仲間と共に闘い、官民連帯して民事再生攻撃を粉砕しよう!

関生弾圧について家族の目から描いた『ここから~「関西生コン事件」と私たち』が5月10日、2023年日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞に選出されました。詳しくはコチラ ココをクリック

映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。10月下旬から各地で上映運動がはじまった。10 月 23日には「関西生コン労組つぶしの弾圧を許さな い東海の会」が名古屋で、11月6日には「労働組合つぶしの大弾圧を許さない京滋実行委員会」京都で上映会。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合つぶしに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(写真右は京都上映会 で挨拶する松尾聖子さん) 今後、11月13 日には護憲大会(愛媛県松山市)、同月25日は「労働組合つぶしを許さない兵庫の会」が第3回総会で、12月16日は「関西生コンを支援する会」が東京で、それぞれ上映会をひらく。
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関西生コン 作られた「反社」労組の虚像【竹信三恵子のホントの話】
デモクラシータイムスで組合員の苦悩、決意を竹信三恵子さんが詳しく紹介されています。
動画 動画閲覧できます ココをクリック

ー 公判予定 ー

 

2月22日  京都3事件          京都地裁

 

 

10:00~

関西生コン事件ニュース No.97 ココをクリック
関西生コン事件ニュース No.96 ココをクリック

関連動画 「関西生コン事件」報告集会 ココをクリック 

2021年12月9日「大阪市・契約管材局と労働組合の協議」
回答が大阪市のホームページに掲載 ココをクリック
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待望の新刊
検証•関西生コン事件❷
産業別労組の団体行動の正当性

A5判、 143ページ、 定価1000円+税、 旬報社刊
『検証•関西生コン事件』第2巻が発刊された。
巻頭には吉田美喜夫・立命館大学名誉教授の論稿「労使関係像と労働法理」。企業内労使関係に適合した従来の労働法理の限界を指摘しつつ、多様な働き方を基盤にした団結が求められていることをふまえた労使関係像と労働法理の必要性を検討する。
第1部には、大阪ストライキ事件の鑑定意見書と判例研究を収録。
第2部には、加茂生コン事件大阪高裁判決の判例研究を収録。
和歌山事件、大阪スト事件、加茂生コン事件。無罪と有罪の判断は、なぜ、どこで分かれたのか、この1冊で問題点がわかる。

[ 目次 ]
刊行にあたって—6年目の転機、 無罪判決2件 が確定 (小谷野毅)
序・労使関係像の転換と労働法理 (吉田美喜夫)
第1部 大阪ストライキ事件
・関西生コン大阪ストライキ2次事件・控訴審判決について (古川陽二)
・関西生コン大阪2次事件・鑑定意見書 (古川陽二)
・「直接労使関係に立つ者」論と団体行動の刑事免責 (榊原嘉明)
第2部加茂生コン事件
・労働法理を踏まえれば無罪 (吉田美喜夫)
・労働組合活動に対する強要末遂罪の適用の可否 (松宮孝明)

割引価格あり。

お問い合わせは sien.kansai@gmail.comまで