大津第2次事件「ビラまき事件」7名が無罪判決  大津地裁

関生支部の産業別労働組合活動であるコンプライアンス活動やビラ配布が、強要未遂罪・威力業務妨害罪とされた事件の判決公判が2月6日、大津地裁で開かれた。大津地裁(畑山靖裁判長)は、関生支部組合員と元組合員7名に無罪を言い渡した。他方、関生組合員と元組合員の2名を有罪とした反動判決が出された。

「正当な組合活動が無罪なのは当たり前!」

関生支部・松村副委員長、西山執行委員、大原執行委員と組合員3名と元組合員の7名が無罪判決。関生支部・組合員と元組合員の2名は、懲役2年6月(執行猶予3年)、懲役1年6月(執行委員3年)の有罪判決だった。
7名の無罪は当たり前の判決だった。そもそも正当な組合活動であるビラまきが刑事事件とされることが異常なのだ。

「控訴審で無罪を勝ち取る!」

他方で、2名の有罪は反動判決だ。関生支部の産別労組活動であるコンプライアンス活動を有罪とした大津地裁・畑山靖裁判長を厳しく糾弾する。
関生支部は今後、滋賀第1次事件(昨年3月、湯川委員長実刑判決)の控訴審と京都事件、加茂生コン事件高裁差し戻し、滋賀第2次事件控訴審の無罪判決を勝ち取るために全力をつくす。

 

「大津地裁に結集した多くの仲間に感謝します!」

早朝から、判決公判に結集した反弾圧実行委員会・滋賀の仲間をはじめ多くの仲間に感謝します。関生支部は労働組合潰しの弾圧を粉砕するまで闘いますので、引き続きのご支援をお願いします。

関生弾圧について家族の目から描いた『ここから~「関西生コン事件」と私たち』が5月10日、2023年日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞に選出されました。詳しくはコチラ ココをクリック

映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。10月下旬から各地で上映運動がはじまった。10 月 23日には「関西生コン労組つぶしの弾圧を許さな い東海の会」が名古屋で、11月6日には「労働組合つぶしの大弾圧を許さない京滋実行委員会」京都で上映会。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合つぶしに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(写真右は京都上映会 で挨拶する松尾聖子さん) 今後、11月13 日には護憲大会(愛媛県松山市)、同月25日は「労働組合つぶしを許さない兵庫の会」が第3回総会で、12月16日は「関西生コンを支援する会」が東京で、それぞれ上映会をひらく。
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関西生コン 作られた「反社」労組の虚像【竹信三恵子のホントの話】
デモクラシータイムスで組合員の苦悩、決意を竹信三恵子さんが詳しく紹介されています。
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ー 公判予定 ー

 

2月22日  京都3事件          京都地裁

 

 

10:00~

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