全国労働組合交流センター第31回定期全国総会

全国労働組合交流センター第31回定期全国総会が2月3日と4日、千葉・DC会館で開催され、全国の闘う労働者が結集しました。

「35年の節目の総会を勝ち取ろう!」

桝渕さんの司会で総会はスタート。桝渕さんは「2024年の闘いに打って出る節分の日だ。35年の節目の労組交流センター総会を勝ち取ろう」と開会宣言。冒頭、労組交流センターを牽引してきた郵政闘争の先輩の逝去に参加者全員が哀悼の意を表し黙祷を。そして、代表者から郵政闘争を直近の報告と今後の闘争方針が示されました。

「今年の11月集会は昨年以上の成功を勝ち取ろう!」

武谷代表運営委員(関生支部)の開会挨拶。武谷代表は、全国の仲間の連闘に次ぐ連闘をたたえ、主に関東地方の具体的な反戦行動が組織化を実現していることが、昨年の11月集会を成功に導いたこと。11月集会後のさくら交通、二和病院、日本機械、昌一金属などのストライキが、全国の労働者に闘う労働組合の行動に希望を示したことなどを確認。続いて、関生弾圧への支援お礼とこの間の闘争報告と今後の闘いの方針を話しました。
最後に、「岸田打倒、維新打倒、改憲・戦争阻止の闘いに立とう。労組交流センターが牽引役となり、闘う労働組合をよみがえらせよう。今年の11月集会は昨年以上の成功を勝ち取ろう」と行動を提起しました。

「農地を守る命がけの闘いに立つ!JRの横暴と戦争阻止にストで闘う!」

資格審査委員が選出され、資格審査発表に続いて総会成立が宣言されました。議事運営委員、議長団、選挙管理委員会が選出されました。来賓挨拶では、三里塚芝山空港反対同盟の代表者、動労千葉の関委員長が、全国総会開催の祝辞を延べ、それぞれの現場の闘争報告と今後の闘争方針が示されました。

「2024年運動方針(案)の提起」

飯田事務局長から24年度運動方針案が提起されました。飯田事務局長は「❶2023年闘いの総括。❷とりまく情勢。❸2024年の闘いの基調。❹2024年の闘いの方針」を具体的、詳細に提起しました。そして、月間労働運動の2倍化と会員の組織拡大を訴えて、2024年運動方針案の提起を締めくくりました。

「代議員からの報告と問題提起、討論」

2023年度決算報告と2024年度予算案提起、会計監査報告のあと討論に入りました。
北陸、関西、三多摩、兵庫、女性部、茨城、北海道、広島、八尾北医療センター労組、一陽会労組、神奈川、静岡など、全国の仲間の代表者が、23年の闘いの成果と24年の闘いの方針など、元気いい確信を持った発言がなされました。活発な討論は、翌日の4日も継続されました。

「昌一金属の民事再生攻撃粉砕!」

2日目の討論では、木下代表運営委員(港合同・昌一金属支部委員長)から、昌一金属の民事再生攻撃の報告がされ、破産攻撃粉砕に闘う決意が表明されました。田中代表運営委員(動労千葉・前委員長)から「闘いの総括と新たな闘いの方針」の具体的な提起と総括答弁のあと山口副代表(日本機械労組・委員長)からまとめが提起されました。24運動方針案、24予算案が満場一致で採択されました。
決議案「全国金属機械労働組合港合同と関西生コン支部を支援・防衛する決議」、「星野国賠闘争に勝利し、大坂正明さんの無罪奪還を勝ち取る決議」が提案され、満場一致で決議されました。そして、「能登半島地震への被災地カンパ」が要請されました。
田中代表運営委員の閉会挨拶と参加者全員の「団結ガンバロー」の唱和で、全国総会はお開きとなりました。
全国から駆けつけた仲間のみなさん、お疲れさまでした。
全国労組交流センターが牽引役となって、闘う労働組合をよみがえらせ、階級的労働運動を復権させよう!24年11月3日の労働者決起集会に、1万人(最低3500人)の結集を勝ち取ろう!

関生弾圧について家族の目から描いた『ここから~「関西生コン事件」と私たち』が5月10日、2023年日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞に選出されました。詳しくはコチラ ココをクリック

映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。10月下旬から各地で上映運動がはじまった。10 月 23日には「関西生コン労組つぶしの弾圧を許さな い東海の会」が名古屋で、11月6日には「労働組合つぶしの大弾圧を許さない京滋実行委員会」京都で上映会。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合つぶしに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(写真右は京都上映会 で挨拶する松尾聖子さん) 今後、11月13 日には護憲大会(愛媛県松山市)、同月25日は「労働組合つぶしを許さない兵庫の会」が第3回総会で、12月16日は「関西生コンを支援する会」が東京で、それぞれ上映会をひらく。
お問い合わせはコチラ ココをクリック

関西生コン 作られた「反社」労組の虚像【竹信三恵子のホントの話】
デモクラシータイムスで組合員の苦悩、決意を竹信三恵子さんが詳しく紹介されています。
動画 動画閲覧できます ココをクリック

ー 公判予定 ー

 

2月22日  京都3事件          京都地裁

 

 

10:00~

関西生コン事件ニュース No.98ココをクリック
関西生コン事件ニュース No.97ココをクリック

関連動画 「関西生コン事件」報告集会 ココをクリック