関西労働組合交流センター第34回総会
関西労働組合交流センター第34回総会が2月18日、港合同・田中機械ホールで開催され、多くの闘う労働者が結集しました。
「昌一金属民事再生闘争、闘う城を残すことだ」
関西労組交流センター事務局の冨山さんが開会宣言。来賓挨拶では、港合同中村委員長が「港合同昌一金属民事再生闘争では、職場を残すだけではなく、闘う城を残すことが重要だ」。全港湾大阪支部小林委員長は「平和なくして労働運動なし、戦争反対の行動に立とう!」と行動を提起しました。
全国水平同盟の久原委員長は「解放運動つぶしを粉砕し、狭山闘争の勝利をめざす!」、泉州住民の会の中川代表は「関空を軍事利用させない闘いの先頭に立つ」、婦人民主クラブ全国協議会関西ブロックの山本代表は「3.8国際婦人デーの闘いに結集を!」と挨拶と行動を提起しました。
「労組交流センターを時代の前面に」
議案提案では、関西労組交流センター木下代表が「総括=❶11.19労働者集会に2800人!画期的な反戦闘争を勝ち取った。❷反戦運動を軸に、激しい実践を闘い抜いた23年。❸拠点が切り開いた大きな前進。❹組織建設の闘い」を提起。冨山事務局が「情勢=❶改憲・戦争攻撃との正念場となった24年。❷第三次世界大戦と中国侵略戦争。❸24反戦春闘で帝国主義を打ち倒そう!」を提起し、「今こそ階級的労働運動をよみがえらそう。労組交流センターを時代の前面に!」と訴えました。そして関西労組交流センター深町代表が「方針=❶中国侵略戦争との大決戦に入った!実力で阻止しよう!❷24春闘を反戦春闘として闘い抜き、階級的労働運動をよみがえらそう!❸3.11フクシマ行動、5.15沖縄決戦、8.6ヒロシマ大行動に大結集しよう!❹差別・排外主義と対決して、国際連帯闘争を発展させよう!❺労組交流センターの組織拡大を実現しよう!」を提起しました。
「湯川委員長の実刑攻撃を粉砕する行動に立つ」
会計報告と予算案提案、会計監査報告のあと休憩を挟んで、特別報告では、関生支部武谷副委員長がこの間の関生弾圧への物心両面にわたる支援に感謝を述べたあと「労組交流センターの仲間の支援行動により、昨年3月の和歌山事件無罪判決に続いて、大津地裁で7名の無罪を勝ち取った。湯川委員長の実刑判決を控訴審で粉砕する行動に立つ。そして、全ての事件の無罪を勝ち取るために全力をつくす」と闘争報告と闘争方針を示し、引き続きの支援を要請しました。
「活発な討論が展開された」
質疑応答・討論では、日教組奈良市、高槻医療福祉労組、関西合同労組、八尾北医療センター労組、大阪北部ユニオン、京滋労組交流センター、労組交流センター女性部、動労西日本の代表者が発言に立ち、活発な討論が展開されました。
争議支援カンパ贈呈のあと、議案採択が満場一致で採択。続いて、特別決議が提案され満場一致で決議されました。冨山事務局がまとめを提起し、冨山事務局のリードで「団結ガンバロー!」を参加者全員が唱和して総会はお開きとなりました。
24春闘をストライキで闘おう!反戦春闘を現場の行動で勝利しよう!労組交流センターの組織拡大を実現しよう!
関生弾圧について家族の目から描いた『ここから~「関西生コン事件」と私たち』が5月10日、2023年日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞に選出されました。詳しくはコチラ ココをクリック
映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。10月下旬から各地で上映運動がはじまった。10 月 23日には「関西生コン労組つぶしの弾圧を許さな い東海の会」が名古屋で、11月6日には「労働組合つぶしの大弾圧を許さない京滋実行委員会」京都で上映会。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合つぶしに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(写真右は京都上映会 で挨拶する松尾聖子さん) 今後、11月13 日には護憲大会(愛媛県松山市)、同月25日は「労働組合つぶしを許さない兵庫の会」が第3回総会で、12月16日は「関西生コンを支援する会」が東京で、それぞれ上映会をひらく。
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ー 公判予定 ー
3月11日 京都3事件 京都地裁 21日 京都3事件 京都地裁 26日 京都3事件 京都地裁
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