関西地区生コン支部第56回定期大会

10月18日、学働館・関生で関西地区生コン支部第56回定期大会が開催された。

労働歌「インターナショナル」の合唱で始まった大会は、議長・大会初役員選出のあと、主催者を代表して関生支部・武委員長が挨拶した。
武委員長は、権力弾圧の狙いとして関生型産業別労働運動が全国化することを恐れた攻撃である。外交での失敗経済政策での内政失敗を国民により一層の犠牲を転嫁することで切り抜けようとするのが権力の本質である。
関生支部のこれまでの成果は、賃金、雇用、福祉を産業別協定化、中小企業との協力、集団交渉などによる大企業の収奪と闘う体制の確立や背景資本と闘いストライキをはじめ、大衆闘争の発展である。この運動の全国化を恐れていることを分析したうえで、国内外の情勢、生コン関連産業の現状と展望、関生支部の歴史などに触れた。また、国際社会は、弱肉強食の市場原理から社会的連帯経済、共生協働型に方向転換させる。現在、大阪広域協組は一部の執行部と宇部の支配下にある。これを民主化させる。日米安保を破棄させるなど、関生型運動を全国化させる。幹部の力量強化のため14項目の指針の深化をはかることなどで、自分たちと同じように権力弾圧やえん罪と闘う仲間との共闘を強化して反弾圧の戦線を一層拡大すること、モデル工場をつくり、それを中心として生コン関連業界の再建・健全化をはかることなど、関生支部がこの一年、重点的に取り組むべき課題について熱弁を振るった。
その後、議案審議に。
第1号・第2号議案(運動総括・運動方針案)についての質疑応答では、参加した代議員が次々に発言。ある代議員は、労働委員会での勝利命令を活かして職場復帰を勝ち取るために闘うと決意を表明。会場も大きな拍手で応えた。
議案審議後、年間ストライキ権の投票を行い、諸決議を採択。その後、大会宣言を採択した。
最後に、新役員体制を確立し、再任された武委員長の音頭で団結がんばろうを三唱。大会は成功裏に幕を閉じた。

「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ 

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内容紹介
戦後最大の「労組壊滅作戦」が進行。
警察・検察・裁判所による弾圧。
権力と一体となった業界あげての不当労働行為。
関西生コン事件の本質を明らかにする!
ストライキやコンプライアンス活動を「威力業務妨害」「恐喝未遂」として89人逮捕、71人を起訴。
委員長と副委員長の拘留期間は1年5か月超。
取り調べで「組合をやめろ」と迫る警察。
家族に「組合をやめるよう説得しろ」と電話をかける検察。
組合活動の禁止を「保釈許可条件」とする裁判所。
いったい誰が、なんのために仕掛けているのか「関西生コン事件」の真相。お問い合わせは、連帯ユニオンまで TEL:06(6583)5546 FAX:06(6582)6547
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