「懲役10年、許しがたい求刑!」京都3事件公判・論告求刑
連帯ユニオン関生支部への権力弾圧をめぐる公判が6月17日、京都地裁で開かれました。本日の公判は「論告求刑」です。公判前の京都地裁前では抗議集会が開かれ、60人超の仲間や支援者が結集しました。
「労働者の権利が奪われる危機に、一緒に声をあげよう!」
関生支部・平田執行委員が「京都地検による『えん罪』『人権侵害』を許すな!京都地裁は労働組合員の『人権』を守れ!偏見で労働組合を見る京都地裁に抗議する!」と開会宣言。続いて、平田執行委員は、関生支部の産業別労働運動の正当性と当たり前の労働組合活動に対して事件をでっち上げて弾圧した「関生支部弾圧」の経過と本質を話しました。また、警察と検察による人権侵害・人質司法を非難。そして、労働争議の解決金を京都事件では「恐喝」や「恐喝未遂」、「強要未遂」とした3つの事件のデタラメさを詳しく解説しました。また、昨年3月(和歌山広域協組事件)と今年2月(大津ビラまき事件)の無罪判決を根拠に、警察や検察は正当な組合活動を刑事事件に作り上げていることを厳しく糾弾しました。最後に、平田執行委員は「警察・検察は憲法で保障された基本的人権を侵害するな。労働者の権利が奪われる危機だ!私たちと一緒に声をあげて欲しい」と訴えました。
「正当な組合活動を刑事事件にする警察・検察を糾弾する!」
関生支部・七牟禮副委員長が、挨拶に立ち、日頃の関生支部弾圧に対して物心両面にわたる支援に感謝を述べました。そして「正当な組合活動を刑事事件とすることを許さない!厳しく糾弾する!弾圧粉砕するまで全力で闘う!」と決意を表明しました。
「関生支部と共に闘う!」
抗議集会と傍聴支援に駆けつけた仲間からのアピール。労働組合つぶしの大弾圧を許さない!大阪実行委員会の小林代表、国策による労組つぶしは 許さない勝手連・滋賀の稲村さん、港合同昌一金属支部の副委員長、若狭の原発を考える会の橋田さん、関西合同労組の代表者から、「弾圧を粉砕するまで、関生支部と共に闘う!」と決意が表明されました。
最後に、労働組合つぶしの大弾圧を許さない!京滋実行委員会の服部代表がリードするシュプレヒコールを参加者全員が唱和して抗議集会はお開きとなりました。
「大阪広域生コン協組の異常な動員!」
傍聴抽選券が配布される時間前から、大阪広域生コン協組の経営者ら200人超が京都地裁前に集まっており、異様な光景でした。
「懲役10年、許しがたい求刑!」
公判では、検察側が、湯川委員長と前委員長に対して「懲役10年」を求刑しました。許しがたい検察の論告求刑に、京都地裁に駆けつけた仲間や支援者は怒りを隠せない表情と憤りを示していました。
「湯川委員長の実刑判決を阻止する闘いに挑む!」
関生支部は、京都事件の真の姿と論告求刑の不当性を全国に広めることに全力をあげます。そして、湯川委員長の実刑判決を阻止する闘いに挑みます。支援者のみなさんには、引き続きのご支援をお願いします。
日 時:2024年6月28日(金) 18:30~20:00
場 所:エルおおさか本館9階9012
テーマ:インターネット上の部落差別~
鳥取ループ事件からみた人権課題
講 師:高橋 定さん
(部落解放同盟大阪府連合会書記長)
中井雅人弁護士
(大阪労働者弁護団)
資料代:500円
主 催:関西地区生コン支部 人権部
問い合わせ:連帯ユニオン関西地区名生コン支部
ドキュメンタリー番組の前に放送されたMBSラジオ「関西生コン事件とは何か」がネットで聞けるようになりました。
以下のところから聞くことができます。
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関生弾圧について家族の目から描いた『ここから~「関西生コン事件」と私たち』が5月10日、2023年日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞に選出されました。詳しくはコチラ ココをクリック
第26回ソウル人権映画祭で上映されました。 ココをクリック
6月13日から開催される、第26回ソウル人権映画祭(ソウルマロニエ公園一帯)。
14日(金)に『ここから「関西生コン事件」とわたしたち』が上映されます。英語・韓国語・字幕、韓国手話付き。全22作品を上映。
映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合潰しに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(左写真は松尾聖子さん)いまも各地で上映会がひらかれている。
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ー 公判予定 ー
6月はありません |
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