日韓労働者交流集会
韓国建設労組訪日団来る!
日時:9月21日(土)18:30~ 
場所:田中機械ホール
日本では関生支部が「反社」として扱われて、延べ89名が逮捕される大弾圧が行われた。
韓国では、建設労組がユン・ソニョル大統領に「建暴」と名指しでレッテルを貼られ、弾圧の嵐が吹き荒れている。
韓国建設労組訪日団を迎え、共に声を上げよう。
日韓労働者は交流を深め、両国における大弾圧を跳ね返そう!
主催:日韓建設労働者共同闘争委員会
連絡先:全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部
    大阪市西区川口2-4-28
    06-6583-5546((担当:平田・松尾)

「人質司法」が続いている。日本の検察と裁判所は世界に通用するのか

2020年3月、軍事転用可能な機器を不正に輸出したという容疑で、大川原化工機社長の大川原正明さんが警視庁公安部に逮捕されました。大川原さんは、その時の体験をこう述べています。

「人質司法そのもの」

「聞いていた『人質司法』そのものでした。密室で延々と続く取り調べ、容疑を否認すると起訴後も何ヵ月も続く勾留、保釈をエサにした自白誘導。取調官には『認めればすぐに保釈される』『有罪でも執行猶予付だろう』『(公判で争えば)弁護士費用もかかりますよ』とほのめかされました」。

「マスコミに犯罪者扱いされた」

「早期に事態を収束させ会社経営に戻る方が得策では」と、誘惑に感じたとも話しています。しかし、大川原さんは気を取り直し、否認と黙秘を貫いたのです。
その理由を大川原さんは、こう話しました。「マスコミに犯罪者扱いで大きく報道されたからですよ。さらし者のように連行写真を撮られて。我々のような中小企業が無実の罪状を認めた途端、社員全員が悪者になり、会社は潰れ、技術も失われる」と、そして大川原さんは「闘わなければならない」と誓ったそうです。

「『被告人』として亡くなった元顧問」

保釈請求に検察が「罪証隠滅の恐れあり」などと反対し、東京地裁も却下し続け、6回目の請求でようやく保釈されました。大川原さんは、結局、11ヵ月も勾留されました。一緒に逮捕された元顧問の相嶋静夫さんは、ガンの進行がわかっても保釈が認められず、迅速な治療を受けられぬまま「被告人」として亡くなりました。

「検察は同じことを繰り返している」

今回の事件を振り返ると、村木厚子さんの事件を思い出します。村木さんの事件で検察の威厳が地に落ちたことを省みず、同じことを繰り返しています。先進国と言われている日本の司法の在り方は、国際的には通じないのではないでしょうか

「無罪でも国賠に勝訴しても」

大川原化工機事件では、国と東京都に損害賠償を求めた訴訟で東京地裁は2023年、逮捕と起訴の違法性を認めました。
刑事事件が無罪になっても、国賠で勝訴しても逮捕されてから無罪になるまでの間の被害は回復されません。「関西生コン事件」では、3件11人の無罪が確定しましたが、逮捕・起訴・勾留・公判などの長期間にわたった当事者の被害が回復されないという現実を検察や裁判所はどう考えているのでしょうか。

「メディアのチェックが重要」

刑事訴訟法によれば本来、長期勾留はやむを得ない場合のみ許され、保釈も被告人の権利として、例外を除き認めなければならないはずです。
裁判所が刑事司法の原則どおりの判断をしないのは大きな問題です。メディアがきちんとチェック機能を働かせなければならないのです。検察や司法の権力行使を監視するのは、ジャーナリズムの役割なのに。
メディアが裁判官の名を報道するのは、判決の時くらいです。不祥事以外で検察官の名が出ることもほとんどありません。起訴や勾留請求、令状発行、保釈の判断などを国民が検証するためには、検察官や裁判官の実名をメディアが報道し、緊張感をもって仕事するということを定着させていく必要があるのではないでしょうか。

10.19反弾圧シンポジウムin東京開催決定!
日にち:2024年10月19日 土曜日
時 間:13:30受付 14:00~
場 所:国鉄労働会館
     (東京都港区新橋5丁目15-5)

 
 
 
 
 
 
主 催:連帯ユニオン関西地区生コン支部
共 催:連帯ユニオン関東支部
    労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会・大阪
    労働組合つぶしの大弾圧を許さない京滋実行委員会
    労働組合つぶしを許さない兵庫の会
お問合せ:連帯ユニオン関西地区生コン支部 06-6583-5546
PDFデータココをクリック
「健康への権利」が脅かされる
医師不足の日本、公的医療はどこへ行くのか
日本を外から学ぶ学習会
医療は社会権規約が定める「人権問題」です
日にち:9月21日(土)
日本時間:19:00~21:30
英国時間:11:00~13:00
 ⚫ZOOM開催
 ⚫参加できない方も後日録画の
  視聴が可能です

講師
 本田  宏 (NPO医療制度研究会 理事長)
 藤田 早苗 (エセックス大学 ヒューマンライツ
       センター フェロー)
お申し込み・詳細確認はココをクリック またはQRコードから
関西生コン事件 仰天の現場証言~無罪の被告人と兵糧攻めされる業者【竹信三恵子のホントの話】
デモクラシータイムスで、「関西生コン事件」の解説。刑事裁判で無罪になった二人の組合員と、組合員を雇った、組合員に仕事を出したことを背景にセメントの販売を拒絶され兵糧攻めにあっているセメント製造業者をインタビュー。また、「産業別労働組合」の歴史の経過を詳しく解説。
動画閲覧できます ココをクリック
連帯ユニオン人権部
第3回 人権問題シンポジウム開催決定!
講 師:上林 惠理子弁護士
テーマ:「在留資格なくしてひとにあらず ~ワタシタチハニンゲンダ~」
日 時:2024年9月20日(金) 18:30~20:00
場 所:エルおおさか南館10階101号室
資料代:500円
ヒューライツ大阪HP
国連ビジネスと人権作業部会による訪日調査報告書が示した課題(その3)-労働の権利
国連「ビジネスと人権」に関する作業部会(以下、作業部会)が5月28日に国連のウェブサイトに公表した訪日調査報告書の内容を紹介するシリーズ「その3」では、「テーマ別懸念事項」でとりあげられた「労働の権利」として3つの課題に関して焦点をあてます。詳しくはココをクリック
MBS(毎日放送)映像’24「労組と弾圧」がギャラクシー賞奨励賞を受賞しました。
5月31日、受賞式のようす ココをクリック
【MBSラジオがネットで聞けるようになりました】
ドキュメンタリー番組の前に放送されたMBSラジオ「関西生コン事件とは何か」がネットで聞けるようになりました。
以下のところから聞くことができます。
▼Spotify ココをクリック
▼Apple ココをクリック
▼Amazon ココをクリック

関生弾圧について家族の目から描いた『ここから~「関西生コン事件」と私たち』が5月10日、2023年日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞に選出されました。詳しくはコチラ ココをクリック

第26回ソウル人権映画祭で上映されました。 ココをクリック
6月13日から開催される、第26回ソウル人権映画祭(ソウルマロニエ公園一帯)。
14日(金)に『ここから「関西生コン事件」とわたしたち』が上映されます。英語・韓国語・字幕、韓国手話付き。全22作品を上映。

映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合潰しに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(左写真は松尾聖子さん)いまも各地で上映会がひらかれている。
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ー 公判予定 ー

9月12日   京都3事件     京都地裁  

10:00~ 

関西生コン事件ニュース 101(東京新聞「こちら情報部」) ココをクリック
東京新聞「こちら情報部」

保育園に入れるための就労証明が犯罪? 労組は反社? 逆転無罪が相次ぐ「関西生コン事件」が示す民主主義の危機 ココをクリック

関連動画 「関西生コン事件」報告集会 ココをクリック
関西生コン弾圧ニュース 102 中労委の現状に強い危機感 ココをクリック
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