10.19反弾圧シンポジウムin東京 / 東京・国鉄労働会館
10.19反弾圧シンポジウム(主催、関生支部)が10月19日、東京・国鉄労働会館で開催され、160人を超える参加者が集まりました。
「産別運動潰しをはね返す」
全日建連帯労組・関東支部の玖島書記長の司会でシンポジウムはスタートしました。関生支部・湯川委員長が主催者挨拶。湯川委員長は、日頃の関生弾圧に対しての支援のお礼と、シンポジウムに駆けつけてくれた参加者に感謝を述べました。そして、関生の産業別労働運動を潰しをはね返し、京都3事件、滋賀の控訴審、加茂生コン差し戻し審などの刑事事件の無罪判決を勝ち取るために全力をつくすと決意を表明しました。
「多くの著名人がパネラーに」
本日のシンポジウムはパネラーに、吉田美喜夫さん(立命館大学名誉教授)、竹信三恵子さん(ジャーナリスト)、望月衣塑子さん(東京新聞記者)、片田真司弁護士、久堀文弁護士、中井雅人弁護士、木村真さん(大阪・豊中市議会議員)、小林勝彦さん(全港湾大阪支部委員長)を招いて進行しました。
「パネルディスカッション」
関生支部・細野書記長のコーディネーターで始まったパネルディスカッションでは、❶京都事件はどのような事件か?また、論告に対する批判・最終弁論、❷滋賀・大津1次事件について、❸和歌山広域協事件の無罪判決を京都事件にどう活かすか、などを事件担当した弁護士が概要や解説を話したあと、各パネラーから意見や見解を述べるなどの議論が展開されました。
最後に、「実刑判決阻止するための世論づくりとは」をテーマに、8人のパネラーがそれぞれらコメント。
「湯川委員長の実刑判決を阻止し無罪判決を勝ち取ろう!」
全日建中央本部の小谷野書記長がパネルディスカッションのまとめを提起したあと、服部恭子さん(労働組合つぶしの大弾圧を許さない京滋実行委員会)の閉会の挨拶で本日のシンポジウムは幕を閉じました。
関生弾圧=産業別労働組合潰しを許すな!関生支部・湯川委員長の実刑判決を阻止し無罪判決を勝ち取ろう!
第4回 人権問題シンポジウム 開催!
日 時:2024年12月7日 15:00~17:00
場 所:エルおおさか南館7階 南734
講 師:秋田 真志弁護士 テーマ:プレサンス元社長冤罪事件における
権力犯罪と人質司法
~取り調べ可視化が浮かび上がらせた
日本の刑事司法の闇~
資料代:500円
お問合せ:連帯ユニオン人権部 担当:武谷 新吾
TEL:06-6583-5546
労働組合活動を犯罪扱いさせてはなりません
「京都事件」は、ベスト・ライナー、近畿生コン、加茂生コンの3つの事件(労働争議)を併合審理する刑事裁判です。労働争議の解決金を受領したことが「恐喝」とされています。
争議解決にあたって、会社側に解雇期間中の未払い賃金、雇用保障、組合の闘争費用などを解決金として支払わせることは、裁判所や労働委員会でも当然の実務として定着しています。ところが、警察・検察は、関生支部は労働組合を名乗る反社会勢力で、金銭目当てで活動してきたそんなストーリーで前代未聞の事件を仕組んだのです。
企業の団結権侵害に対する抗議行動や団体行動を犯罪扱いする警察・検察の暴挙を許せば、憲法28条が保障した労働基本権がなかった時代への逆戻りです。裁判所は毅然たる姿勢で無罪判決を出すべきです。すべての労働組合のみなさまに署名活動へのご協力をよびかけます。
署名活動の実施要領
提 出 先:京都地方裁判所第2刑事部
署名の種類:団体署名を実施します(個人署名ではありません)
署名用紙は、 ココをクリック
集約と提出:第1次集約 9月末日(10月中旬提出)
第2次集役 10月末日(11月中旬提出)
最終週役 11月末日(12月中旬提出)
送 り 先:〒101ー0062
東京都千代田区神田駿河台3ー2ー11 連合会館
フォーラム平和・人権・環境気付
関西生コンを支援する会 ホームページ ココをクリック
TEL:03ー5289ー8222
デモクラシータイムスで、「関西生コン事件」の解説。刑事裁判で無罪になった二人の組合員と、組合員を雇った、組合員に仕事を出したことを背景にセメントの販売を拒絶され兵糧攻めにあっているセメント製造業者をインタビュー。また、「産業別労働組合」の歴史の経過を詳しく解説。
動画閲覧できます ココをクリック
ドキュメンタリー番組の前に放送されたMBSラジオ「関西生コン事件とは何か」がネットで聞けるようになりました。
以下のところから聞くことができます。
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▼Amazon ココをクリック
関生弾圧について家族の目から描いた『ここから~「関西生コン事件」と私たち』が5月10日、2023年日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞に選出されました。詳しくはコチラ ココをクリック
第26回ソウル人権映画祭で上映されました。 ココをクリック
6月13日から開催される、第26回ソウル人権映画祭(ソウルマロニエ公園一帯)。
14日(金)に『ここから「関西生コン事件」とわたしたち』が上映されます。英語・韓国語・字幕、韓国手話付き。全22作品を上映。
映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合潰しに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(左写真は松尾聖子さん)いまも各地で上映会がひらかれている。
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