11.3全国労働者総決起集会
11.3全国労働者総決起集会・改憲阻止!1万人大行進(呼びかけ団体、動労千葉・港合同・関生支部)が11月3日、東京・日比谷野外音楽堂で開催され、3000人の闘う労働者が結集しました。
「戦争を止め、社会を変える力がここにある」
動労千葉・渡辺書記長、自治労横浜・岩崎さんの司会で集会はスタート。国鉄闘争全国運動よびかけ人の金元重さんが開会挨拶。金さんは「3労組の呼びかけによるこの集会は今年で27回目を数える。今や11月日比谷集会として広く認識され、日本の労働運動、反戦運動のなかにしっかりと根を下ろしている。今日の集会とデモのメインスローガンは、戦争を止め、社会を変える力がここにある」と訴えました。
「ストライキを組織し、階級的労働運動を再生させよう」
三里塚芝山連合空港反対同盟、希望の牧場、パレスチナ連帯の代表者の連帯挨拶のあと、動労千葉・関委員長の基調報告。関委員長は、冒頭、衆院選での自民党大敗は社会に対する積もりにつもった怒り、戦争への怒り、新自由主義への怒りだと述べました。そして、イスラエルに虐殺を行わせ続けるアメリカを厳しく非難し、核戦争を絶対に阻止しなければならないと訴えました。労働組合が反戦の砦であり、戦争阻止は労働組合の最も重要な任務だと提起。最後に「関生支部の戦後最大の労組弾圧、港合同の民事再生を利用した役員の選別解雇攻撃、JRの労組なき社会を、すべての仲間の力を結集しこの闘いに勝利しよう!戦争を阻止するために街頭で闘い、職場からストライキを組織し、階級的労働運動を再生させよう!」と行動を提起しました。
「闘争に勝利するまで全力で闘う」
特別報告では、港合同昌一金属支部・木下委員長が闘争報告と今後の闘争方針を示し「選別解雇を撤回させ、那須電機鉄工社の謝罪を勝ち取るまで全力で闘う!」と決意表明。
続いて、関生支部・武谷副委員長は3件11人の無罪判決を報告したあと「湯川委員長の京都3事件の求刑10年を粉砕し、実刑を阻止する」と弾圧粉砕の決意を表明しました。
「国際連帯の訴え」
国際連帯の訴えでは、民主労総ソウル地域本部主席本部長・キムへジョンさん、金属労組旭支会の代表者、在日ビルマ市民労働組合・マテンテンウさんが登壇し、それぞれの闘いを報告しました。司会からは、ドイツ、イタリア、ブラジルの仲間が本日の集会に駆けつけたことが紹介されました。
「国鉄闘争の現場報告」
国鉄闘争の当事者からは、動労千葉・中村仁副委員長、動労千葉幕張支部・北嶋支部長、久留里線と地域を守る会の三浦代表が、この間の闘争報告と今後の闘争方針を示しました。
「反戦・反核運動弾圧を粉砕し、5名仲間を取り戻そう」
泉揚会労働組合の新井さんからのカンパアピールに続いて、タナカアツシさんの音楽演奏を挟んで、反戦・反核闘争の訴え。改憲・戦争阻止!大行進よびかけ人の高山俊吉さん、ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会の清水さん、改憲・戦争阻止!大行進の赤嶺さんが反戦闘争の報告。続いて、8.6ヒロシマ大行進実行委員会の宮原さんから、8.6ヒロシマ暴処法弾圧を粉砕し5名の仲間を早期に奪還する決意表明のあと、被弾圧者の家族の発言がありました。
「労働現場で闘う仲間の決意表明」
現場で闘っている仲間の報告では、日教組奈良市、自治労越谷市職組合、JP労組東京銀座支部、舟橋二和病院労組、自交総連SKさくら交通労組、星野文昭さんを取り戻そう全国再審連絡会議、全学連の代表者が登壇し、闘争現場の報告と今後の闘争方針が示され、共に闘う決意が表明されました。
「集会決議は、満場一致で採択された」
集会決議の採択では、動労千葉・山田特別執行委員が「3労組をめぐる攻防、8.6ヒロシマ弾圧の重大局面にあたって訴える」を、動労総連合九州・羽廣さんが「パレスチナ連帯、武器見本市『DSEI JAPAN2025』阻止に向けた決議」を読み上げて提案し、満場一致で採択されました。
「3000人のデモ行進!」
国鉄闘争全国運動よびかけ人の浅川さんが閉会の挨拶。港合同昌一金属支部・西岡副委員長のリードで「団結ガンバロー!」を参加者全員が唱和しました。最後に、関生支部・赤川執行委員がリードする、インターナショナルの斉唱で本日の集会は幕を閉じ、デモ行進に挑みました。
デモは、日比谷野外音楽堂を出発し、東電本社前、銀座の繁華街、JR東京駅を通るコースです。旗や幟がはためき、太鼓や鉦などの鳴り物のデモ隊は、休日の沿道を行き交う市民らに注目を集めました。
日米の中国侵略戦争を阻止しよう!闘う労働組合を甦らそう!関生支部への弾圧粉砕!港合同潰しの不当解雇許すな!
第4回 人権問題シンポジウム 開催!
日 時:2024年12月7日 15:00~17:00
場 所:エルおおさか南館7階 南734
講 師:秋田 真志弁護士 テーマ:プレサンス元社長冤罪事件における
権力犯罪と人質司法
~取り調べ可視化が浮かび上がらせた
日本の刑事司法の闇~
資料代:500円
お問合せ:連帯ユニオン人権部 担当:武谷 新吾
TEL:06-6583-5546
労働組合活動を犯罪扱いさせてはなりません
「京都事件」は、ベスト・ライナー、近畿生コン、加茂生コンの3つの事件(労働争議)を併合審理する刑事裁判です。労働争議の解決金を受領したことが「恐喝」とされています。
争議解決にあたって、会社側に解雇期間中の未払い賃金、雇用保障、組合の闘争費用などを解決金として支払わせることは、裁判所や労働委員会でも当然の実務として定着しています。ところが、警察・検察は、関生支部は労働組合を名乗る反社会勢力で、金銭目当てで活動してきたそんなストーリーで前代未聞の事件を仕組んだのです。
企業の団結権侵害に対する抗議行動や団体行動を犯罪扱いする警察・検察の暴挙を許せば、憲法28条が保障した労働基本権がなかった時代への逆戻りです。裁判所は毅然たる姿勢で無罪判決を出すべきです。すべての労働組合のみなさまに署名活動へのご協力をよびかけます。
署名活動の実施要領
提 出 先:京都地方裁判所第2刑事部
署名の種類:団体署名を実施します(個人署名ではありません)
署名用紙は、 ココをクリック
集約と提出:第1次集約 9月末日(10月中旬提出)
第2次集役 10月末日(11月中旬提出)
最終週役 11月末日(12月中旬提出)
送 り 先:〒101ー0062
東京都千代田区神田駿河台3ー2ー11 連合会館
フォーラム平和・人権・環境気付
関西生コンを支援する会 ホームページ ココをクリック
TEL:03ー5289ー8222
デモクラシータイムスで、「関西生コン事件」の解説。刑事裁判で無罪になった二人の組合員と、組合員を雇った、組合員に仕事を出したことを背景にセメントの販売を拒絶され兵糧攻めにあっているセメント製造業者をインタビュー。また、「産業別労働組合」の歴史の経過を詳しく解説。
動画閲覧できます ココをクリック
ドキュメンタリー番組の前に放送されたMBSラジオ「関西生コン事件とは何か」がネットで聞けるようになりました。
以下のところから聞くことができます。
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▼Amazon ココをクリック
関生弾圧について家族の目から描いた『ここから~「関西生コン事件」と私たち』が5月10日、2023年日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞に選出されました。詳しくはコチラ ココをクリック
第26回ソウル人権映画祭で上映されました。 ココをクリック
6月13日から開催される、第26回ソウル人権映画祭(ソウルマロニエ公園一帯)。
14日(金)に『ここから「関西生コン事件」とわたしたち』が上映されます。英語・韓国語・字幕、韓国手話付き。全22作品を上映。
映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合潰しに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(左写真は松尾聖子さん)いまも各地で上映会がひらかれている。
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ー 公判予定 ー
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