いま業界で、大阪広域生コンクリート協同組合の内情を訴える告発文が話題に
連帯広報委員会の編集部へ「大阪広域○○」(○部分は読み取れない)という表題の書面の情報提供がありました。
同書面は、大阪広域生コンクリート協同組合(大阪広域協組)の内情を書いているものだと思われます。同書面には、大阪広域協組の執行部と暴力団との関係性や、また、差別排外主義者の瀬戸弘幸との関係などが書かれていました。
現在、大阪広域協組は、瀬戸弘幸なる人物と親密になり、瀬戸弘幸の動きと連動するかのように関西地区生コン支部(関生支部)に攻撃を加えています。瀬戸弘幸については、行政当局から極端な民族主義・排外主義的主張に基づき活動する右派系市民グループとの認定を受けている「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の創設者であり元会長の桜井誠が党首を務める「日本第一党」最高顧問に就任している人物です。
在特会関係者と一緒になって行動しているのが今の大阪広域協組の実態です。この大阪広域協組の行動については、協同組合の事業活動には関係ないもので、自身の事業目的に反する行為です。また、編集部へ提供された書面の内容については、在特会関係者・差別排外主義者集団への資金提供を批判していること示唆しているようにも見えます。
事実、大阪広域協組内部では、現状の瀬戸弘幸ら在特会関係者・差別排外主義集団との親密な関係に対し、多くの組合員企業から批判の声が出ていると聞きます。
崩れようとしている大阪広域協組の恐怖支配
大阪広域協組は、関生支部の労組員が働いている組合員企業に対し出荷割り当てなどで差別をしています。また、関生支部の労組員が働いている輸送会社との取引を控えるよう通知なども出しています。これは協同組合の事業活動の根幹をなす相互扶助の精神を踏みにじる行為です。不公正きわまりない差別取扱い、独占禁止法上の不公正な取引の典型だといえるのではないでしょうか。
そして現在、内部からは、出荷数量の割り当て率、いわゆるシェアの数値設定が一部の組合員企業だけ異常な大きさになっているという不満の声が日増しに大きくなっています。編集部へ提供された書面は、そういった大阪広域協組の恐怖支配の中の不平不満から出てきたものだったのでしょう。
現在、組合員企業のTYK高槻生コン社が大阪広域協組の不法な差別的行為について裁判を提起しています。いま、大阪広協組の恐怖支配に対する反旗の声が、内外から高鳴ってきているのです。
業界民主化、大阪広域協組の正常化へ向けての闘い。必ず成功させる「3・11トラックパレード」
関生支部は、大阪広域協組の団交権、団結権の侵害行為に対して毅然と闘い抜く姿勢を貫いています。
現在、大阪広域協組は、関生支部と生コン製造企業との労使関係に介入し、本年3月11日に予定しているトラックパレードを妨害しようとしています。また、瀬戸弘幸など在特会関係者・差別排外主義集団などもトラックパレードの妨害を予告しています。
関生支部は、大阪広域協組と瀬戸弘幸など在特会関係者などによる妨害があったとしても、それをものともせずトラックパレードを成功理に終わらすための準備を着々とすすめています。
編集部へ提供された書面の結びには、「協同組合を潰してはならない」「異常な状態を理解して欲しい」という趣旨の言葉が書かれていました。同書面の記載内容についての真偽は不明です。最終的な評価、判断については、本サイトサイトに訪問してくださった皆様に委ねたいと思います。
関西地区生コン支部は、今後も大企業の収奪政策と闘い、生コン業界の民主化、正常化のための「6項目提言」の実現をめざしていきます。
※「6項目提言」(本サイト「広域協組+差別排外主義者による“関生支部つぶし”の策動。その背景と真因。」参照)
編集部へ提供された大阪広域協組の内情と思われる内容が書かれた書面