「輸送の協業化・共同化へ協同組合を設立」
第三次構造改善事業推進のテーマとなっていた輸送の協業化・共同化の受皿事業として、近畿生コンクリート貨物輸送事業協同組合の設立が96年4月に申請され、同6月10日に近畿運輸局に承認された。この輸送事業協同組合の役割と目的は、❶中小企業の過当競争を抑制し、荷主や取引先との対等・適正な取引関係を確立する。❷輸送秩序を確立し、業界の社会的地位向上と社会に責任を果たし得る業界に発展させる。❸適正運賃の収受により事業経営の健全化をはかり、働く従業員の福利の増進、事故・災害の防止をはかる。❹車輌・燃料・タイヤ等の共同購入などを通じて取引先との信頼関係を高め、スケールメリットの追求と社会的信頼度の高い業界をめざす一ことを目的に設立されることとなった。
組織および事業の概要
【名称】近畿生コンクリート貨物輸送事業協同組合【地区】大阪府、兵庫県および奈良県の区域【事業計画】①組合員の事業に必嬰な資材などの共同購人及び斡旋、②貨物の運送およびこれに関する共同施設事業、③貨物運送取扱事業による共同受注、共同配車、④組合員に対する事業資金の貸付および組合員のために行う借入れ、⑤商工組合中央金庫、銀行に対する組合員の債務の保証、またはこれらの金融機関の委任をうけて行う組合員に対する債務の取り立て、⑥組合員の経済的地位の改善のために行う団体協約の締結、⑦組合員の事業に関する経営及び技術の改善向上、または組合事業に関する知識の普及をはかるための教育および情報の提供、⑧組合員の福利厚生に関する事業、⑨前各号の事業に付帯する事業。
なお、この輸送事業協同組合はその後、バラ輸送業界の省力化を背景とした個別取引の「タテ構造」から集団的取引関係と適正運賃の確立をめざす近畿バラセメン卜輸送協同組合の設立へと連動することとなった。
「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ
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9月24日 11:00~17:00
10月29日 11:00~17:00は。
進行協議なので傍聴できません
誤った発信でご迷惑をおかけしました。
ストライキしたら逮捕されまくったけどそれってどうなの?(労働組合なのに…) 単行本 – 2019/1/30
連帯ユニオン、小谷野 毅、葛西 映子、安田 浩一、里見 和夫、永嶋 靖久(著)
内容紹介
レイシスト(差別主義者)を使って組合破壊をしかける協同組合、ストライキを「威力業務妨害」、職場のコンプライアンス違反の告発を「恐喝」、抗議を「強要」、組合活動を「組織犯罪」、労働組合を「組織犯罪集団」と言い換えて不当逮捕する警察。
いま、まっとうな労働運動に加えられている資本による攻撃と「共謀罪のリハーサル」ともいえる国家権力による弾圧の本質を明らかにする!
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