大阪広域協組加盟企業:昭和産業株式会社の山本忠義工場長が関生支部組合員へ脱退の強要。社会的批判が

 本年2月28日、関西地区生コン支部(関生支部)組合員への悪質極まりない事件が起きました。大阪府泉佐野市にある生コン製造販売の昭和産業株式会社(大阪広域協組・矢倉副理事長が代表を務める)の山本忠義工場長が、関生支部の組合員に組合脱退を強要したのです。
 情報によると、昭和産業株式会社の山本忠義工場長は、関生支部の組合員に「連帯労組を辞めなければ、解雇通知がくる」「警察が家に来たりして困るやろ」など言動で関生支部の組合員を脅しあげ、そのうえで「今やったら、俺が会社(社名は非公開)と話をして今までどおり仕事できるように言うたる」と組合脱退を迫りました。
 本年3月2日にも同様の手口で他組合員へ組合脱退を迫っていたのです。
 山本忠義工場長の行為は、関生支部の団結権を侵害する不当労働行為(労働組合法違反)で社会的に許されるものではありません。

関生支部。徹底した責任追及を決意

 関生支部の組合員に組合脱退を持ちかけた山本忠義工場長が所属する昭和産業株式会社は、大阪広域生コンクリート協同組合(大阪広域協組)に加盟する企業です。代表取締役の矢倉完治は、大阪広域協組の副理事長に就任している人物で、批判の声が日増しに高まっている大阪広域協組4人組の一員です。
 矢倉完治は、大阪広域協組と、極端な差別排外主義者の桜井誠が党首の日本第一党最高顧問「瀬戸弘幸」ら差別排外主義集団との関係を認めたことを暴露された人物です。日本第一党北海道本部などは、朝鮮総連への発砲事件に支持表明を行っていました。YouTubeで「大阪広域」と検索すると大阪広域協組と差別排外主義者との関係是認の動画が視聴できます。
 この事件は、矢倉副理事長ら大阪広域協組4人組の利権のためには、どんな卑怯な手も厭わず襲いかかるという汚いやり方が綻びをみせるなかで行われました。
 関生支部は、この暴挙に徹底した責任追及を行っていきます。