「許さない！セクハラ・パワハラがまかり通る職場支配」10.12関西労組交流センター学習討論会

「許さない！セクハラ・パワハラがまかり通る職場支配」10.12関西労組交流センター学習討論会
関西労組交流センター、婦人民主クラブ・関西が共催する「許さない！セクハラ・パワハラがまかり通る職場支配10.12学習討論会」が10月12日、エル大阪で開催されました。

「組合員間でのパワハラ、セクハラに組合はどうするのか」

第1部は、「奈良市役所パワハラ・セクハラ事件報告」です。富崎弁護士は、一審と控訴審の成果と課題を詳しく話されたあと、「労働組合の現場闘争が重要だ」と提起しました。
最後に富崎弁護士は、「組合員間でパワハラ、セクハラがあったとき、組合はどうするのか」と問題を提起して報告を終えました。

「資本主義の打倒に女性解放の道がある」

第2部は、「許さない！セクハラ・パワハラがまかり通る職場支配」と題した講義が山本さんの講師で開かれました。
山本さんは「セクシャルハラスメント＝パワーハラスメントとは何か？職場におけるセクハラ・パワハラの実態、支配の発生の根源は私有財産制の発生と家父長制。資本による分断。戦場における女性への暴力、女性たちのたたかい、労働組合とセクハラ、奈良非正規セクハラ解雇への決起と切り開いた地平」など、職場のセクハラ・パワハラの実態や根本的な原因とその本質、女性たちの闘いの成果、労働現場での闘いを詳細に話されました。
講義のなかで特に印象的だったのは、マルクスやエンゲルスを参考にした「資本主義の打倒に女性解放の道がある」との階級闘争の重要性を具体的に話されたことです。

「社会を変えることで支配の実態が解決する」

質疑・討論では、セクハラ・パワハラの職場の実態や現場闘争の報告、富崎弁護士と山本さんからの問題提起への意見など多くの参加者が議論を展開しました。
本日のまとめを深町さんがおこない、深町さんは「社会を変えることで支配の実態が解決する」と提起して学習討論会はお開きとなりました。

「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ　

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労働組合やめろって警察にいわれたんだけどそれってどうなの（憲法28条があるのに…） 単行本 – 2020/3/6
連帯ユニオン、葛西 映子、北　建一、小谷野 毅、宮里 邦雄、熊沢　誠、海渡 雄一、鎌田　慧、竹信 三恵子(著)
内容紹介
戦後最大の「労組壊滅作戦」が進行。
警察・検察・裁判所による弾圧。
権力と一体となった業界あげての不当労働行為。
関西生コン事件の本質を明らかにする!
ストライキやコンプライアンス活動を「威力業務妨害」「恐喝未遂」として89人逮捕、71人を起訴。
委員長と副委員長の拘留期間は1年5か月超。
取り調べで「組合をやめろ」と迫る警察。
家族に「組合をやめるよう説得しろ」と電話をかける検察。
組合活動の禁止を「保釈許可条件」とする裁判所。
いったい誰が、なんのために仕掛けているのか「関西生コン事件」の真相。お問い合わせは、連帯ユニオンまで TEL:06(6583)5546 FAX:06(6582)6547
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